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台湾で「別府の地獄蒸し料理」が紹介されるとは

日本で「地獄の料理」に遭遇!・・・温泉を使った「単純調理」が、驚きの美味しさ!=台湾メディア        (2015/05/06     サーチナ)

台湾メディアの風伝媒はこのほど、「地獄から来た料理、日本の古式グルメは美味しくて楽しい!」と題する記事を掲載した。筆者は女性で、夫とともに大分県別府市鉄輪(かんなわ)地区を訪れ、温泉の蒸気を利用した料理を「体験」した。

 台湾でも2014年ごろから、円安や日本側の免税措置拡大で、日本旅行への関心が高まった。台湾では戦前の日本統治時代のなごりもあり、日本事情が比較的知られているが、それでも「日本再発見」をテーマにした旅行記事が多く発表されている。

 風伝媒の記事はまず、鉄輪地区の人々は江戸時代から、温泉を入浴用としてだけでなく、食品の加熱に用いるようになったと紹介。

 筆者が利用したのは「地獄蒸し工房」という施設だ。設備は整っているが「自炊式」で、食材だけでなく「地獄蒸し釜」の利用チケットも券売機で買う。自炊といっても「放置」されるのではなく、係員が蒸し時間について説明してくれたり、釜の蓋を開ける時には「気をつけてください。蒸気が火山の爆発みたいに吹き出しますから」などと注意してくれたと紹介。

 文章からは、係員と交流できたという「旅の楽しみ」も伝わってくる。

 食べ方は、蒸し上がった食材を醤油や酢を使って食べるだけと紹介。「味には期待していなかった。まさか、こんな単純な料理方法で、豚肉や鶏肉がとてもおいしくなるとは。特に素晴らしかったのがトウモロコシやサツマイモ。こたえられないぐらい、甘かった」と驚きを示した。

 記事は最後の部分で読者に向け、「食べ終わっても、急いで立ち去ってはいけません」との注意書きを添えた。使い終わった食器はすべて自分で洗う規則だからだ。筆者は夫を「食器洗いの責任者」に“任命”した。

 しばらくして、流し場から夫の声が聞こえてきた。「あ~、あ~、あ~。家でいつも食器洗いをさせられる。日本に来ても、洗わなきゃいけないのか!?」との“泣き言”だったという。

◆解説◆ 台湾、さらに中国大陸や香港でも、日本旅行情報が雑誌やインターネットで紹介されることが増えた。特にネットの場合には、一般人の旅行体験記が次々に発表されている。観光スポット、飲食店、商店などで「よかった!」との書き込みがあると、読んだ人が自分でも訪れ「たしかによかった!」と発表することも珍しくない。

 そのため、日本ではそれほど有名ではない場所に、多くの旅行者が訪れる現象もあるようだ。

 なお、台湾では日本統治の関係もあり、「日本の味」に親しみがある。味付けは多少淡泊になったが、いなり寿司や味噌汁を出したり売ったりする店もある。かつお節を使う台湾料理もある。例えば、「麺線」と呼ばれる麺料理では、具としては牡蠣(かき)や豚の大腸の煮込みを使う。豚の大腸は伝統的日本料理の食材とは考えにくいが、濃厚なかつお風味なのでで、日本人にとって「初めてなのに懐かしい」味だ。

 日本ではこのところ、「グルメの島」としての台湾に注目が高まっている。台湾ではラーメンや牛丼を含め、さまざまな日本料理が人気だ。日台双方に共通する食材が多いことも、「味の相互理解」の一助になっていると考えられる。(編集担当:如月隼人)(写真は風伝媒の上記記事掲載頁のキャプチャー。ただし記事中の地獄蒸し料理の施設ではなく、温泉を利用して食材を煮る光景と思われる)

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隣の別府市にその様な施設があるのを知っていてもそこに訪れたこともないんですから。隣の別府市だから気が向けば行けると考えているからでしょうか。 外国の方がブログで穴場を紹介してくれるのは嬉しいのですが地元民や県外の旅行者が眉をひそめる事もあるのではないかという感がありますねぇ…台湾人とか韓国人グループは賑やかすぎるんですから(><)すぐに解りますょ。 


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