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毒親を殺害してしまった少女に温情を [事件事故]

虐待指摘、少女に同情の声 北海道、母・祖母殺害事件        (2014/12/25      朝日新聞デジタル)

北海道南幌町で10月、自宅で母親(当時47)と祖母(同71)を殺害したとして高校2年の三女(17)が逮捕された事件で、札幌地検は25日、殺人の非行内容で札幌家裁に送致する。同地検は24日まで三女を鑑定留置し、犯行の経緯や家庭環境などを調べた結果、刑事責任能力に問題がないと判断したとみられる。

 三女は10月1日、9月30日深夜から10月1日未明ごろにかけ、2人を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いで逮捕された。

 「厳しいしつけから逃れたかった」。逮捕直後、三女は動機をそう供述した。ある捜査幹部は「しつけというレベルを通り越し、虐待だった」と話す。

同級生らが札幌地検に提出した嘆願書=札幌市中央区[コピーライト] 朝日新聞   同級生らが札幌地検に提出した嘆願書=札幌市中央区

 「冬に祖母が庭に立たせ、ホースで水をかけていた」「食事は小麦粉に青汁の粉末を混ぜて焼き、マヨネーズをかけたもの。台所の隅で一人で食べさせられていた」

 事件後、一家の親族は三女の自宅での様子を関係者にそう打ち明けた。三女の腕には、火の付いたたばこを押しつけられたあともあったという。近所の住人は、祖母が「この役立たず」などときつく叱る声を頻繁に聞いた。

 三女が幼稚園児だった2004年、「虐待を受けている」との通報が道岩見沢児童相談所にあった。三女の弁護人も虐待を受けていた可能性を認める。

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この事件は衝撃的でしたね…毒母と毒祖母を殺害してしまった事件です。 同情の声が解る気がしますね、勉学に遊びたい盛りの少女に何もかも押しつける実母と祖母の日頃の態度を新聞やTVワイドショーで見聞きしますと、堪忍袋の緒が切れてもおかしくないな!と考えずにはいられませんね。 しつけではなく虐待だったと。

札幌家裁の温情判決を期待したいです、早期の社会復帰を祈ります。


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