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北朝鮮のミサイル発射騒動ひとまず落ち着く [航空工学・航空産業]

北朝鮮、ミサイル発射失敗=上昇後分解、黄海へ落下-防衛相「日本への影響なし」    (2012/04/13   時事ドットコム)

北朝鮮は13日午前7時39分、長距離弾道ミサイルを発射した。田中直紀防衛相は防衛省で記者団に「私に来ている(情報の)内容からすると、失敗であったという認識が非常に高い」と述べた。

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 防衛省関係者は「ミサイルは高い高度まで上がったが、洋上に落ちた可能性がある」と指摘。上空約120キロまで上昇した後に分解、洋上9カ所に落下したとみている。韓国の金星煥外交通商相や米政府当局者も打ち上げの失敗を確認。田中防衛相は「(日本)領域への影響は一切ない」と述べた。
 北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射するのは2009年4月以来3年ぶり。韓国メディアによると、西部の東倉里の発射場から南方へ発射されたミサイルは1段目と2段目が分離しないまま、朝鮮半島西方の黄海に落下。ミサイルの残骸は韓国西部群山沖190~210キロに落ちたとみられる。
 日米韓はミサイル発射失敗とは関係なく、国連安全保障理事会決議違反として、安保理に提起する方針。北朝鮮が反発し、さらに強硬策に出る可能性もあり、朝鮮半島情勢は一段と緊迫した局面に入りそうだ。
 沖縄県の石垣島など先島諸島上空の通過が予想されたことから、日本政府は、日本領域内へのミサイル落下など不測の事態に備え、自衛隊のミサイル防衛(MD)システムによる迎撃態勢を取っていた。

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朝昼のワイドショーで北朝鮮のミサイル発射について└(´ー`┌)└(´ー`)┘(┐´ー`)┘ヤンヤヤンヤ♪ と報道していましたが北朝鮮のミサイル発射実験が失敗されたことでワイドショーのうざい特集から解放されますねwww今日の朝のワイドショーでは北朝鮮のミサイル発射時間と日本国政府が感知した時間にズレがあったことを指摘しているコメンテーターがいましたが お前が言うな!と思いましたね。

韓国の領海内で待機している韓国海軍のイージス艦と東シナ海で待機している海自のイージス艦では艦載レーダーが感知する範囲が違うだろうが!と、米国の軍事衛星も高高度からの観察ですから北朝鮮がミサイル発射時間を感知し的確な情報を周辺国に流すまで時間のズレが出てくるのは仕方ないと思いますわ、いつもながらワイドショーのコメンテーターの知ったかぶりには呆れてしまいます。 海自イージス艦の艦載レーダーの性能を馬鹿にしているのかと思ったわ、糞コメンテーターが。

まぁ…韓国にも日本国にも被害がなかったで良かったです。 韓国の領海内に落下したミサイルの残骸から猛毒燃料が流出していないか?気になりますね!漁業には影響ないのか?


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北朝鮮が打ち上げるという衛星のショボさに驚いた [航空工学・航空産業]

北朝鮮の衛星は「はりぼて」!?性能に疑問の声     (2012/04/10   スポーツ報知)

北朝鮮は8日、北西部東倉里(トンチャンリ)の朝鮮西海衛星発射場で「人工衛星」と長距離弾道ミサイルとみられる「衛星打ち上げロケット」を海外メディアと専門家に公開した。12~16日の間の発射を予告しているが、資源探査などを目的とした「衛星」の性能には、識者から疑問の声も上がっている。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏(62)は「はりぼて」と酷評した。

0409_kita_07_eisei.jpg北朝鮮の気象観測衛星だそうでw

 北朝鮮が米国のAP、CNN、英国のロイター、日本の共同通信など海外主要メディア関係者約60人を招待して「人工衛星」を公開した。幅1メートル、重さは100キロの箱形だ。ロケットの先端部分に搭載し、穀物予定収量の判定や気象予報などを目的としている。

 とはいえ、米国、ロシア、日本の人工衛星のように宇宙空間から情報収集が可能なのか。北朝鮮の軍備についての著書がある神浦氏は映像で見た「人工衛星」を「はりぼて」と評して解説した。

 「表面に貼りつけてある程度のソーラーパネルでは探査をできるだけのパワーは出ない。天気予報などのためには画像送信装置が必要だが、この装置だけで重量は100キロは超えてしまう。上部の(カメラのような)突起物はただの飾りでしょう」と指摘した。

 一方で、地球上の軌道に乗り、一定の目的を果たす可能性も指摘。「目的である金日成をたたえる歌を宇宙から流すぐらいはできるでしょう。今年、イランが人工衛星打ち上げに成功したが、技術者は北朝鮮の人で、イランの革命歌を流すことに成功している。中に入っているのはバッテリーと無線機でしょう。しかし、秋葉原で10万円ぐらいで売っているようなもので高度なものではないはず」と推測。

 宇宙からの金日成の歌が地球で傍受できれば、北朝鮮当局は「成功」と発表する可能性が高い。コリア・レポートの辺真一編集長は「米国や日本の宇宙開発と比較すれば初期段階だからチンケに見えるのは当然。しかし、あれだけ海外メディアを集めてトリックはやらないでしょう。(引田天功さんを呼んで)箱の中にハトを入れてマジックをやるのとはわけが違います」と話した。

 自国での人工衛星打ち上げに成功すればイランに続き10国目。元陸自幹部で拓殖大学名誉教授の茅原郁生氏(73)は「北朝鮮のものは200キロくらいの上空を周回する可能性があり、残骸が落下することも考えられる。衛星自体よりもこれが問題になるのではないか」と指摘した。

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北朝鮮国民は騙せても…欧米・日本など衛星を打ち上げた経験のある国は騙せないでしょうね!

衛星についてよく解らないドシロートでも羽を広げたような太陽光発電パネルが装備されていない気象観測衛星なんてねwww なんかヘンと考えてしまうのではないでしょうか? 箱の表面が太陽光発電パネルのようだと後で知りましたが方向転換するための推進器が付いていない、くるくる回転しながら地球に信号を送るのでしょうかねぇ? 衛星の専門家の話を聞けば聞くほど笑いが止まらなくなりそうです、あまりにも貧弱すぎて。

専門家の話だと「衛星」自体デリケートなものですから別室に置いたり、衛星をカバーで囲ったりするそうですがむき出しのまんまで、担当者が説明してる。 ロケット発射や衛星の軌道観測をする管制室の画像も紹介されていましたがニュース報道で見慣れたNASAやJAXAの管制室映像からほど遠いショボい北朝鮮の管制室には驚きましたね(笑)

b754fbf6-s.jpg北朝鮮の管制室

7a89a2ca-s.jpg韓国の管制室

f8872c0f-s.jpgNASAの管制室

bb8c7a6c.jpg日本・筑波の管制室

この違いですね…気象観測衛星と管制室は海外メディア向けの「はりぼて」なんでしょうね。

 

 

 

         

 


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ホンダ社製ビジネスジェット機飛行テスト成功 [航空工学・航空産業]

ホンダの小型ジェット機、米国で初飛行に成功 2012年量産へ  (2010/12/22  産経新聞)

ホンダは22日、7~8人乗りの小型ジェット機「ホンダジェット」の量産型1号機が米ノースカロライナ州で初飛行に成功したと発表した。米連邦航空局(FAA)に機体の認定を得るための試験の一環で、約50分間飛行した。

 初飛行の成功を受け、ホンダの航空機事業を担うホンダ・エアクラフト社(本社・米国)の藤野道格社長は「性能や飛行特性が非常に優れていることが確認し、技術力の高さを証明できた」とコメントした。

 ホンダは2006年にエアクラフト社を設立。同州に建設中の機体生産工場は11年前半に完成する予定で、12年中の量産開始を目指している。

 ビジネス用を中心に既に100機以上の注文を受けているという。

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以前、小型ジェット旅客機「三菱MRJ」のこと、ちょこっとブログで紹介しました。

今度はホンダ社製のビジネスジェット機の飛行テスト成功の記事を読んで、オドロキです…庶民に縁のないビジネスジェット機ですが、画像を見て思わず、かっこいい~~~~~~~~~~~~っ(ブルーインパルスっw)

ビジネス用を中心に100機以上の注文がきているとは…ホンダ社製という信頼性なんでしょうか?日本の空でも飛ぶことあるんだろうかHONDA JET 実物が見たいです。

ホンダ社製で庶民の手が届くもの言えば…車・バイク・耕耘機ですわ。

ホンダジェットを紹介しているHPです。http://www.honda.co.jp/jet/

 


金星探査機「あかつき」というのがあったんですね [航空工学・航空産業]

探査機「あかつき」金星上空へ “兄弟星”の謎に迫る  (2010/12/05  産経新聞)

 今年5月に鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げられた金星探査機「あかつき」は7日、金星の周回軌道に投入される。成功すれば、地球以外の惑星を回る日本初の人工衛星となる。金星の大気と気象の謎解明に向けた計画は正念場を迎える。(小野晋史)

 「あかつき」は7日午前9時ごろ金星に最接近し、周回軌道に入るためメーンエンジンを逆噴射する。噴射は12分間の予定で、最低でも9分20秒は噴射しなければならない。失敗すると次の投入機会は数年後となるため、チャンスは事実上、この1回だけ。最も緊張する瞬間だ。

 このとき、地球とあかつきの距離は約6400万キロ。電波の往復に約7分かかり、データや命令をやりとりすると間に合わないため、逆噴射などの軌道投入作業は事前に送信したプログラムに基づき、あかつきが自律的に判断して行う。

 日本は平成10(1998)年に火星探査機「のぞみ」を打ち上げたが、15年に挑戦した周回軌道への投入は機器のトラブルなどで失敗している。日本の宇宙開発にとって、惑星周回軌道への投入は“8年越しの宿題”ともいえる。

 あかつきの主目的は金星の気象観測だ。地球のすぐ内側で太陽を周り、大きさが同程度の「明星」は地球の兄弟星と呼ばれるが、大気や地表の環境は著しく異なる。

 硫酸の厚い雲に覆われた金星は、地表の平均気圧が地球の約90倍。大気組成の約96%が二酸化炭素で、温室効果により地表の平均気温は約460度に達する。さらに、上空を秒速約100メートルの暴風「スーパーローテーション(超回転)」が吹き荒れる過酷な世界だ。

 あかつきは5台の観測カメラを使い、赤外線から紫外線までの異なる波長で雲の中や地表付近を“透視”。カメラごとに観測する高度が違い、連続撮影と組み合わせて大気の流れを立体的に把握し、兄弟星の素顔に迫る。

 あかつき計画をまとめる中村正人・宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授は「惑星探査は総合力。私たちのチームは『今後こそは投入するぞ』と意気込んでいる。百パーセントの自信がある」と話す。

 あかつきと同時に打ち上げられた、日光の微弱な圧力で進む宇宙ヨット「イカロス」は予定の実証実験を成功させ、6月に帰還した探査機「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰るなど、最近、太陽系での研究成果が顕著だ。あかつきの本格稼働で、太陽系が舞台の「大航海時代」は新たな段階に入る

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「はやぶさ」のような感動をもう一度!と願っていたのですが…

失敗の金星探査機「あかつき」6年後に再チャレンジ  (2010/12/08  産経新聞)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、通信トラブルが発生していた日本初の金星探査機あかつき」の金星周回軌道への投入に失敗したと発表した。JAXAは検討チームを設置し、詳しい原因を調べる。軌道を修正すれば6年後に再チャレンジできるため、それまで機体を休眠状態にして備えるという。

 日本の宇宙開発にとって悲願だった地球以外の惑星周回軌道への探査機投入は、平成15年の火星探査機「のぞみ」に続き、再び失敗した。会見した計画責任者の中村正人JAXA教授は「重力のある惑星に(探査機を)投入するのは難しかった」と話した。

 JAXAによると、あかつきは7日、減速のために12分間の予定で逆噴射を開始。しかし、地球から見て金星の裏側に回っている間に、何らかの原因で緊急時モードに入り、2~3分ほどで逆噴射を中断したと推測される。

 軌道データを分析した結果、現状ではすべての燃料を使っても周回軌道に入れることは不可能と判明し、8日午前3時すぎに投入を断念したという。

 機体に損傷は見られないといい、今後軌道を修正すれば平成28(2016)年12月~同29年1月の間に2回、再投入の機会が訪れる。中村教授は「途中で科学観測も行い、(機体に搭載された)皆さんのメッセージを送り届けたい」と話した。

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惑星「いとかわ」のようにピンチがチャンスにというわけにはならないのか? 「重力のある惑星に探査機を投入するのは難しい」…はぁ~5年後かぁと思うと残念ですね(><)

「あかつき」が無事帰還するのを見届けなければ!


国産ジェット旅客機が製造段階に入ったようです [航空工学・航空産業]

国産ジェット旅客機「MRJ」製造段階に移行  (2010/09/15  産経新聞)

 三菱重工業の子会社、三菱航空機(名古屋市港区)は15日、開発中の国産初のジェット旅客機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」が詳細設計の段階から製造段階に移行したと発表した。今後、部品メーカー各社の製造作業が本格化する。最終的な組み立ては愛知県飛島村にある三菱重工の工場で行う。 MRJは中・近距離用を想定した70~90席の小型機。全日空に納入される第1号機の試験飛行は2012年4~6月、納入が2014年初めに予定されている。MRJについて三菱航空機は現在、全日空から25機、米トランス・ステイツ航空から100機の受注を得ている。

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国産旅客機YS-11というのがありましたね!日本の空から引退して久しいです。

数年後国産ジェット旅客機MRJが日本の空に登場すれば…旅客機ファンを熱くしそうですw楽しみですね!


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