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大分県の海岸や海は希少種のウミガメに縁があるようだ

よく来たね、ウミガメ 別府で産卵初の確認      (2013/05/24      大分合同新聞)

別府市の関の江海岸の人工海浜部分で23日、絶滅の恐れがあるアカウミガメの上陸と産卵が確認された。ウミガメの生態に詳しいNPO法人おおいた環境保全フォーラムによると、別府市内でウミガメの足跡と卵を確認するのは初めてで、人工海浜への上陸は全国的にも珍しいという。アカウミガメは環境省と国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。

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卵を確認する内田代表理事=23日正午ごろ、別府市の関の江海岸


 足跡は2カ所あり、鮮明な方は22日ごろ、もう一方は10日以上前についたものと考えられるという。ウミガメは2~3週間の間隔で産卵することから、「同じ個体が2度上陸して産卵したのではないか」とみられる。卵も200個以上見つかり、8月初旬のふ化が見込まれる。
 23日午前8時半ごろ、海岸を散歩していた近所の男性が足跡を見つけ、おおいた環境保全フォーラムの内田桂代表理事に連絡。内田さんが現場に駆け付け、足跡と卵を確認した。卵は波の届かない場所に移設し、防護ネットを張った。
 ウミガメが上陸、産卵するには、海水がきれいで、明かりが少なく、静かな環境が整っていることが最低限必要とされる。毎年決まった自然海岸に上陸し、産卵するという習性があり、人工海浜のような“未知なる場所”に上陸することは珍しいという。内田さんは「別府市の海浜環境がそれだけきれいということ。市民みんなで温かく見守ってほしい」と呼び掛ける。
 県は人工海浜の拡張を計画しており、今月末から工事に取り掛かる予定だが、ウミガメの上陸、産卵を受けて、「工事の延期を含め、対応を協議している」(別府土木事務所)としている。

ビックリ1.3メートル オサガメ       (2013/05/24      大分合同新聞)

        2013_136936071843.jpg (上)佐伯市蒲江の元猿海岸沖の定置網に掛かり、船に引き揚げられた絶滅危惧種のオサガメ。生きた状態での発見は非常に珍しい=23日午後(下)佐伯市蒲江の元猿海岸沖の定置網に掛かったオサガメ=23日、うみたまご提供

 (上)佐伯市蒲江の元猿海岸沖の定置網に掛かり、船に引き揚げられた絶滅危惧種のオサガメ。生きた状態での発見は非常に珍しい=23日午後(下)佐伯市蒲江の元猿海岸沖の定置網に掛かったオサガメ=23日、うみたまご提供

 現存する最大のウミガメ類で絶滅危惧種の「オサガメ」が23日、佐伯市蒲江の元猿海岸沖の定置網に掛かった。大分マリーンパレス水族館「うみたまご」飼育部企画開発室の今井謙介さん(41)は「日本沿岸でも回遊しているとみられるが個体数は大変少なく、生きた状態の発見例は非常に珍しい。県内での捕獲は初めてでは」としている。
 オサガメは熱帯や亜熱帯の外洋に生息。甲羅が発達しておらず、黒く硬い皮で覆われている。産卵地の乱開発などが原因で個体数は激減している。捕まえたオサガメは雌で甲羅部分の長さは131センチ、幅71センチ。重さは推定150~200キロ。成体は約2メートル、重さ約1トンになるとされる。

 同日早朝、漁業平瀬和夫さん(51)=同市蒲江竹野浦河内=が約300メートル沖の定置網に掛かっているのを発見し、午後、漁船に引き揚げた。連絡を受けた今井さんが現場でオサガメであることを確認した。水産資源保護法で飼育が禁止されているため再び海に放した。
 現場一帯の定置網にはウミガメはよく掛かるという。平瀬さんは「一般的なウミガメとは体の色も明らかに違ったため驚いた。初めて見た」と話していた。

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地元紙今日の朝刊に大分県別府市の人工海浜でアカウミガメの産卵が確認されたのと佐伯市の定置網に絶滅危惧種オサガメが掛かった話には驚きましたねwww

大分の海岸と海には希少種のウミガメとよほどの縁があるのだと感じましたね!ウミガメにとって良い環境なんでしょうね。 絶滅危惧種オサガメが大分県の近海で生息していたとはウミガメ研究家もオドロイタのでは?


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