ボストンマラソンで爆発事故 [事件事故]
サイレン鳴り騒然 「テロ?」声ふるわせる日本人参加者 (2013/04/16 産経新聞)
米東部ボストンで15日、伝統あるボストン・マラソンのゴール付近で起きた爆発は、参加者や住民に大きな衝撃を与えた。世界中からランナーが集まる大イベントが一転して惨劇となり、多くの米国市民や現地の日本人には、2001年の米同時多発テロを想起させた。
ゴール近くでけがをして倒れるランナーら=MetroWest Daily News, Ken McGagh(AP)
「テロか?」。在住するニューヨークからマラソンに参加した日本人ランナー、河本健一さん(46)は、こう声を震わせた。
爆発が起きたのは午後3時ごろ。河本さんは、2時間ほど前に完走し、近くのレストランで食事をしていた最中だった。爆発音は聞こえなかったが、サイレンが鳴り響き、店外が急にバタバタとし始めた。
爆発を知ったのは、ゴールが遅れた友人の日本人ランナーからあった「爆発があったようだ」との連絡だった。
15日は、独立戦争が始まった日を記念した「ペイトリオッツ・デイ(愛国者の日)」で、ボストンのあるマサチューセッツ州では祝日とされている。マラソン応援などで多くの人出があったが、現場には一転悪夢が広がった。
周辺の店舗は慌ただしく閉店し、救急車や警察車両などが急行。空気がピリピリと高まるのを感じた。
「もしテロだったら許し難いですね。本当に物騒だ」
ボストンマラソンへの参加が2回目だった河本さん。幸いにも爆発には遭遇しなかったが、「ニューヨークも大都会なので…」と、自らが生活する場にも不安を募らせた。
地元メディアによると、ケネディ米大統領を記念した「ジョン・F・ケネディ図書館」でも爆発のようなものがあり、地下鉄などが封鎖されている。地元警察は、外出を控えるよう呼びかけている。
ボストンの日本人社会にも動揺が広がっている。中学生の娘を持つ主婦(44)は「日本人の被害者が出ていないか心配です。普段はとても治安の良いところだけに、ショックです」と顔を曇らせた。
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米国・ボストン在住の日本人の話によると、とても治安の良いところだそうで。
そんな治安の良いところで爆発事故が起こるなんて信じられませんね…ボストンマラソンを標的にした愉快犯なのか?今のところ解らないようですが犯人はつかまって欲しいもんです。