鑑定に7年費やしたバイオリン～タイタニック号専属楽団のバイオリニスト持ち物

タイタニック号と沈んだバイオリン、英国で発見　　　　　（2013/03/16　　　　AFPBBNews）

【3月16日 AFP】沈み行く豪華客船タイタニック（Titanic）号の上で演奏されたバイオリンが、英国のある民家の屋根裏で発見されていたことが明らかになった。同国の競売会社ヘンリー・オルドリッジ・アンド・サン（Henry Aldridge and Son）が15日に発表した。

　このバイオリンは1910年、所有者のウォレス・ハートレー（Wallace Hartley）氏に婚約者のマリア・ロビンソン（Maria Robinson）さんが記念の品として贈ったもの。バイオリンには、「ウォレスへ、婚約を記念して　マリアより」と刻まれた銀製の飾り板が取り付けられていた。

　ハートレー氏の遺体はタイタニック号の沈没から10日後に収容された。バイオリンは同氏の所持品として記録されていなかったが、遺体に結びつけられていた皮製のバッグに入っていたとみられている。

　その後、バイオリンを引き取った婚約者のマリアさんは生涯独身を貫き、1939年に死去。マリアさんの家族が地元の救世軍（Salvation Army）の楽団に寄付した後、バイオリンはある音楽教師の手に渡ったという。そして最終的に、現在の所有者である匿名の人物の手に委ねられた。バイオリンの鑑定は7年前に始まり、とうとう本物であることが確定したという。

　バイオリンはすぐに競売にかけられるわけではないというが、競売会社は少なくとも数十万ドルで落札されるだろうと予想している。

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レオナルド・ディカプリオ主演のTitanic（1997）という映画が良かったものですからタイタニック号ゆかりの物が見つかったりすると世界的に報道されますねぇｗ　

この記事は地元紙でも紹介されていたので目にとまりましたわ。　タイタニック号専属の楽団の一員であったバイオリニスト持ち物が世に出てくるとはオドロキました。バイオリンは皮のバックに収められていたとはいえ海水に浸かっていたものですょね…使い物になるのか？と考えてしまいましたわ。　教会系楽団から音楽教師へ音楽教師から匿名の人にわたっているところを読みますとバイオリンは奏でることできたんですね。　つぎにこのバイオリンを手にされる方はぜひバイオリンを奏でて欲しいもんですね！