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昨晩の三陸沖地震 [自然現象・自然災害]

阪神大震災と同規模のエネルギー 震源の距離や揺れの周期から影響軽微      (2012/12/07     産経新聞)

 7日起きた地震はマグニチュード(M)7.3と、6434人の犠牲が出た阪神大震災(平成7年)と同じ規模のエネルギーを持っていた。専門家は、震源が牡鹿(おしか)半島の東約240キロの海底と離れていたことに加え、揺れの周期が短かったことから被害が軽微だった可能性があるとしている。

        dst12120722520037-p1.jpg 東北地方の地震を受け、記者会見する気象庁の担当官=7日夜、気象庁

 防災システム研究所の山村武彦所長によると、今回の地震は、東日本大震災で壊れ残った「正断層」タイプのプレートのずれによる余震とみられる。宮城県などの住民は「大きな横揺れが1分ほど続いた」と証言しているが、これは「震源地が遠く、陸地に届くまでにエネルギーが減衰したため」と説明する。

 直下地震だった阪神大震災は今回の地震とは対照的に、揺れた時間は13~14秒と短かったが、縦揺れが激しく、被害を決定づける重要な要素の「揺れの周期」が1~2秒と長かった。

 こうした長い周期は「キラーパルス」と呼ばれ、共振現象から建物の倒壊を起こしやすい。阪神大震災では死者の87.8%が家屋の倒壊による圧死だったが、周期が0.3~1秒と短かった東日本大震災では、逆に建物の下敷きになった例は少なく、92.4%が津波による水死だった。

 山村氏は「地震は同じマグニチュードや震度であっても、その被害規模は断層の壊れ方や、揺れの伝わり方によって全く違う」と説明。今回の地震も周期が短かった可能性があり、「家屋への被害が少なかったのでは」と述べた。

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昨日の地震は午後5時18分頃だったと、東日本はかなり揺れたようですね。 NHKと民放は一斉に津波予報をTV画面に表示していましたが津波の高いところで1mだったようで、被害が出なくて良かったと思いますね。三陸沖地震からかなり離れた九州の佐賀県と長崎県で震度1が記録されるのには驚きましたが…どこでどうつながっているのやら考えさせられましたわ。

昨日のニュースで地震解説の方が「アウターライズ地震」のことを口にしておりましたが「アウターライズ」は初聞きですね、(´-`).。oOなにそれ?

アウターライズ地震とは http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%A6%A5%BF%A1%BC%A5%E9%A5%A4%A5%BA%C3%CF%BF%CC

今後の余震注意のようですね!


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