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山中伸弥氏はボケとツッコミが上手そうだ! [ノーベル賞]

笑いに包まれた山中教授の講演      (2012/12/08     産経新聞)

【ストックホルム=内藤泰朗】ノーベル医学生理学賞を受賞する山中伸弥京都大教授(50)は7日臨んだ記念講演で得意のジョークを連発し、ストックホルム・カロリンスカ研究所の会場は笑いの渦に包まれた。ノーベル賞という世界的権威の重圧下、自ら公言する「へたな英語」をものともせずに大阪人の魅力を存分に発揮。観衆からは温かい拍手が送られた。

        scn12120811240000-p1.jpg ノーベル賞受賞の記念講演をする山中伸弥京都大教授=7日午後、ストックホルムのカロリンスカ研究所(代表撮影・共同)

 山中教授は、緊張した面持ちで演壇に立ち、関係者への感謝の言葉から講演を始めた。だが、10月の授賞発表直前、京都の国際会議に来ていたカロリンスカ研究所所長が「別れ際にウインクしてくれた気がする」とのエピソードを紹介。「いまはその深い意味がわかる」と語ると、会場は大きな笑いに包まれた。

 また、整形外科医から研究者への道を歩み出した自分を「挫折した外科医」と自虐的に呼び、若いころの失敗談でも度々笑いをとった。

 極めつけは、スライドを使って授賞理由となった人工多能性幹細胞(iPS細胞)発見に至るまでの経緯を説明していた際のこと。「インモータリティ(不死)」であるはずの図解説明が「インモラリティ(不道徳)」と間違って表記されていたのを受け、「わざとではありません」と言い訳し、聴衆は爆笑した。

 しかし、山中教授はそんな笑いの中にも、重要な発見が失敗の中に隠されているという真理を若い研究者たちに伝え、iPS細胞が臨床医療や再生医療に活用していける可能性があることを強調することを忘れなかった。

 最後には、研究を支えてくれた妻、知佳さんと、夫妻の亡父たちに感謝。知佳さんは目頭を押さえ、講演後、「いろんなことを思い出して胸が熱くなりました」と語った。

 講演を聴いていたスウェーデン人の女子医学生は、「本当に楽しく、素晴らしい内容でした」と興奮気味に話していた。

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山中伸弥氏の講演会があったならばぜひ聞いてみたいですね!自ら公言している「下手な英語」と言っているようですが欧州の視聴者を笑わせることが出来るなんて常人にはできませんわ。 不死Immortality と不道徳Immorality 確かにスペルが似ていますね、間に  があるかないかの違いですわ、それについて記載間違いを説明できるなんてやっぱりスゴイわ! 笑いのツボを押さえているのではないでしょうか。


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