SSブログ

マッキンリー遭難、捜索活動中止 [事件事故]

専門家「山の性質、日本と違う。判断仕方ない」【マッキンリー遭難】     (2012/06/18     産経新聞)

登山家の指導などを行う「国立登山研修所」(富山県立山町)の専門職、東秀訓(ひでのり)さん(52)は捜索打ち切りについて、「日本の感覚だと(打ち切りが)早いと思う人もいるだろうが、日本の山とは性質が違う。マッキンリーはクレバスがあり雪も溶けないため、それだけ捜索が難しい。判断は仕方ない」と理解を示した。

    img20070730.jpg  マッキンリー山

 東さんによると、欧米の捜索活動は人命尊重が徹底しているといい、手がかりや可能性があれば必ず捜索活動を試みるという。しかし、マッキンリーについては、「クレバスや1年中積もり続ける雪に遭難者が隠れてしまうため、国内の山に比べて、発見の手がかりは少なくなる」と指摘。さらに「悪天候が続く中で地上から捜索隊を向かわせれば、二重遭難という危険もある。あらゆる側面を総合的に判断した結果だろう」と推測する。

 また、今回の登山について、「計画を聞く限り、『自分たちは優れた登山者ではない』ということをきちんと自覚して、余裕を持った日程を組んである」と評価。富士山での高山訓練や雪山訓練など順応に向けた準備も行っていることから、「問題はなかった」とみている。

--------------------------------

富士山で高山訓練や雪山訓練をしたにもかかわらずアラスカのマッキンリーで遭難してしまったのですね…日本の山とは勝手が違うのか? 捜索活動も中止、二重遭難の危険性を考えたら中止考えざるをえなかった(><) 

家族の方々は思いが積もるでしょうが米国アラスカ州の年がら年中降雪のあるところですからなおさら辛いでしょうね。 

登山家の方は大好きな山で死ねたら本望なんでしょうか。


nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。