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日々の天気予報はきになるが太陽活動の変化って気にもとめていなかった [自然現象・自然災害]

太陽活動の異変確認、低下傾向…地球の影響は?    (2012/06/01    読売新聞)

国立天文台などは31日、過去20年間の太陽活動を電波望遠鏡などで観測した結果、現在は太陽の北半球と南半球で活動周期がずれた状態にあると発表した。

20年間を通してみると、太陽活動全体が低下傾向にあるという。太陽活動の異変を裏付ける新たなデータで、地球の気候にどう影響するか継続的な監視が必要だ。

 太陽の北極域と南極域は通常、同期しながら約11年周期で電波が増減している。研究チームは、同天文台野辺山太陽電波観測所(長野県南牧村)の電波望遠鏡を使って太陽表面を観測した。

 その結果、今年3月現在、北極域の電波は弱まり、前回弱まった時期から11年の周期が保たれているが、南極域の電波には変化が見られないことが判明。また、最新の11年周期は、その前の周期に比べて、全体的に太陽活動が弱かった。

太陽の活動、過去20年で低下 地球寒冷化への影響は不明      (2012/06/01     産経新聞)

 太陽の活動が過去20年間で次第に低下していることが分かったと国立天文台と米航空宇宙局(NASA)の研究チームが31日、発表した。今後10~20年は低下傾向が続くとみられる。地球の寒冷化や温暖化抑制への影響は不明としている。

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NASAの衛星が1996~2006年に観測した太陽を重ね合わせた画像(NASA提供)

 太陽は黒点が増えて活動が活発化する極大期と、黒点が減り静穏になる極小期を約11年周期で繰り返す。

 研究チームは国立天文台の電波望遠鏡(長野県)で観測した平成4~24年のデータを解析。12年4月の極大期の前後について北極・南極周辺の活動を比較した結果、最近の約10年間はそれ以前と比べて活動の強さが約3割低下したことを突き止めた。

 太陽活動が低下すると、地球を包む太陽の磁場が弱まり、地球に届く宇宙線が増加。大気中の水蒸気と反応して雲ができやすくなり、日射量の減少などで地球が寒冷化するとの説がある。現在の太陽は17~18世紀の寒冷期と同じ磁場の異変が起きているとの研究も先月発表された。

 今回の解析結果について同天文台の柴崎清登(きよと)教授は「気温との因果関係はまだ不明。地球の気象は複雑で、寒冷化の根拠になるとはいえない」としている。

国立天文台の関連記事野辺山電波ヘリオグラフが明らかにした太陽のグローバルな活動状http://www.nao.ac.jp/news/science/2012/20120531-helio.html

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日々の天気予報は気に留めますが太陽活動のの変化というものは研究者の研究結果を見るまでは興味ないもんですねw 太陽の活動周期は11年だということは雑誌・新聞の科学欄等で読んだりします。

この国立天文台とNASAの共同研究記事読んでみて、太陽の活動が低下気味だと地球が寒冷化するのではないかという話もあるようですが…地球は二酸化炭素が増えすぎて温暖化だという、夏は暑く冬は寒いのがあたりまえなんですが何かが違うような気がしてならないここ数年です。 


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