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日向灘で大地震が起こったときの津波高を想定したようです [自然現象・自然災害]

津波最大15メートル M9想定で県防災会議    (2012/03/22    宮崎日日新聞)

県防災会議地震専門部会(座長・原田隆典宮崎大教授、11人)は21日、宮崎市の県電ホールで第3回会議を開き、日向灘地震・津波のシミュレーション(暫定版)が示された。

最大級として想定したマグニチュード(M)9の地震では、沿岸部で震度7から6強の強烈な揺れに見舞われ、津波の高さは県北部で最大15メートル、一ツ瀬川を10キロ上流までさかのぼるとの試算結果が出た。

 専門部会は1662年の外所(とんどころ)地震など、日向灘でこれまで繰り返し起こった震源域が連動するM8クラスの地震と、日向灘・南西諸島海溝域に南海トラフの海溝に近い部分が連動するM9クラスの二つの規模でシミュレーションした。

日向灘地震津波最大12メートル     (2012/03/22    読売新聞)

 日向灘地震の減災計画を見直している県は21日、専門家らによる防災会議地震専門部会で、地震の規模がマグニチュード(M)9の際の津波の高さなどの試算結果(暫定)を報告した。予測した日向灘沿岸の43地点全てで、県が2006年に試算したM8・6の東南海・南海地震の2~3倍以上となった。最も高かったのは延岡市の長浜海岸の最大12メートルだった。

 東日本大震災を受けて、震源域の南限を西南諸島海溝のトカラ海谷まで拡大、南北約400キロとし、さらに東側のプレート境界までを加えた約8万5000平方キロ・メートルとした。「最悪」を想定するため、満潮時を条件にM9で試算した。

 津波の最大の高さは沿岸43地点で4・5~12メートルとなった。長浜海岸のほか、直海(のうみ)港(延岡市)や小内海(宮崎市)、風田川(日南市)などの5地点で10メートルを超えた。県の東南海・南海地震の試算で長浜海岸の津波の高さは3・5メートルだった。

 宮崎市などを流れる一ツ瀬川では、河口から約10キロまで波が遡上(そじょう)。震度は県内の大部分で5弱以上の揺れとなり、平野部の軟弱な地盤で6強、河川沿いで7との試算が出た。

 会合後、部会長の原田隆典・宮崎大教授(地震工学)は「想定外をなくそうとしてきたが、津波は東日本大震災のような20メートルを超えるものはなかった」と話した。

 県は想定の暫定結果を確定した後、人や建物などの被害をまとめる被害想定に反映させる予定。

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日向灘で大地震が起こった場合津波の高さは15mぐらいになるのではと、地元紙(大分合同新聞朝刊)で紹介されていましたね! 大分合同新聞Webには無かったような…、日向灘といえば宮崎県ですから宮崎日日新聞Webでは紹介されていましたわ、読売新聞Onlineでも関連記事をみつけることできました。

宮崎県や大分県の沿岸部や河川沿いにお住まいの方々は日向灘で大地震が起こったらどうする? この記事を読みながらコワイなと感じたもんです。 今年になって日向灘が震源の地震が夜中にあったのですが私はぜんぜん気がつかなくて寝ていましたwww

日向灘が動いたら豊後水道に連動しないか?と考えたりしました。

 


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