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【トルコ地震】 余震が100回以上続いているという、救助活動に支障 [自然現象・自然災害]

【トルコ地震】余震は100回以上 死者200人超、負傷者も1000人に   (2011/10/24   産経新聞)

 トルコ東部で23日起きたマグニチュード(M)7.2の地震で、シャヒン内相は24日、被災した都市ワンで100人、エルジシュで117人の計217人の死亡を確認、けが人も1090人に上ることを明らかにした。ロイター通信が伝えた。救助隊は24日未明も倒壊した建物からの救出作業を徹夜態勢で続行、エルドアン首相は現地を視察した。

 多数の人が依然、生き埋めになっており、死傷者は増える見通し。エルジシュの病院の外に多数の遺体が置かれているとの情報もある。気象当局は推定500人から千人が死亡したとの見方を示している。

 被災地には約1300の救助チームが展開し、重機などを使って救助活動を実施。しかし、M6.0を含む100回以上の余震があり、作業はたびたび中断した。余震で屋内にいるのが危険なため、夜間は多くの住民が戸外でたき火をして過ごした。

Scores killed as quake rocks eastern Turkey (2011/10/24   Aljazeera)http://english.aljazeera.net/news/europe/2011/10/20111023231510888827.html

アルジャジーラのトルコ地震のもようを伝えたニュースです、英語版なので翻訳ソフトを使って読んでみてください。

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トルコでは数年おきに大きな地震が発生しているようですね。

地震発生国としては日本国に似ているところがあるようですね(><)陸地なので津波の心配は無いようですが建物が煉瓦造りなのか?生き埋めになっている方々が多数いるようです、余震回数が多くて救助活動の妨げになっているようで助けようにも助けられない、現地の救助隊も歯がゆい思いをしているのではないでしょうか…。 トルコ東部といえばイラン・イラク・アルメニアに接しているので隣接の街にも被害が出ているのではないかという話があるようです。

トルコには長さ約1200kmの北アナトリア断層がはしっているそうですが今回の地震との関連は考えにくいそうです。

トルコ地震:1200キロ断層の東で 76年にもM7.3 (2011/10/24  毎日新聞)

トルコの地下では、ユーラシア大陸を乗せたユーラシアプレート(岩板)と、アラビア半島を乗せたアラビアプレートが衝突しており、地震が多く発生してきた。また、両プレートの衝突などで生じた長さ約1200キロの「北アナトリア断層」が、トルコ国内を東西に横断している。

 同断層付近では1939年以降、マグニチュード(M)7以上の大地震が、東から西へ移動するように連続して起きた。断層の西端に当たるイズミトで99年8月に発生したM7・4の地震では1万7000人以上が死亡した。

 今回の地震の震源に近いワンは、同断層の東端の延長上に位置するが、99年のイズミト地震を現地調査した遠田晋次・京都大防災研究所准教授(地震地質学)は「北アナトリア断層が直接の原因とは考えにくい」という。

 米地質調査所(USGS)によると、今回の地震は南北方向に力が加わり、地殻が上下にずれる「逆断層型」。これに対し、北アナトリア断層が起こす地震は、断層の南側と北側が横にずれる「横ずれ断層型」が特徴で、メカニズムが異なる。遠田准教授は「両プレートが衝突する地帯の地殻の中にある別の活断層が引き起こした地震ではないか」とみる。ワン付近では76年にもM7.3の地震が起きている。

 遠田准教授によると、トルコ東部は政情不安定で研究者が立ち入れないため、西部に比べて過去の地震の研究が遅れているという。建物の耐震構造も、同じ地震国の日本に比べると脆弱(ぜいじゃく)で、今回のように震源の深さが約20キロと比較的浅い「直下型地震」の場合は、とりわけ被害が大きくなりやすい。

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トルコの東部は政情不安定地域だとは…イラン・イラク・アルメニア隣接地域は危険地帯なのか?いがみ合うことはあっても人命救助が第一だと思いますわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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