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急流下りの遊覧船が転覆なんて聞いたことが無い [事件事故]

【川下り転覆】毎年救助訓練も、救命胴衣強制せず   (2011/08/17   産経新聞)

 「1歳のお子さんからお年寄りまで安心して、船酔いもせずに乗ってもらえるということでやってきたのに…」。天竜浜名湖鉄道(浜松市)の担当者はショックを隠さない。

 同鉄道によると、12歳未満の子供には救命胴衣を着用させていたが、大人用は船に積んでいなかった。代わりに、座席の下に人数分の座布団式の浮き具が備えてあり、乗船前に船頭が使用方法を説明。計17人いる船頭に対して毎年、浜松市消防局と合同で救助訓練を行い、事故の際の対処方法も指導していた。

 国土交通省中部運輸局によると、川下り用の船については救命胴衣の着用義務はなく、各社が自主的に規定を設けているという。

 天竜川の上流は「暴れ天竜」と呼ばれるほど過去に氾濫を繰り返したこともあったが、同鉄道が運航する水域は下流で、子供にもオールを持たせて川下りを体験させるイベントを開くほど流れは穏やかという。

 同鉄道は34人乗りの船を3隻、25人乗りの船を1艘所有。1日4回運航し、昨年は約1万人の観光客を集めた(料金大人2300円、子供1150円、1歳未満無料)。

 船頭は50代から80代と高齢化していたため、今年初めて船頭の養成講座を開き、今月、女性1人を含む40代から60代の6人がデビューしたばかりだった。

 天竜川の上流で川下りを運航する「天竜ライン遊舟(ゆうしゅう)」(長野県飯田市)でも、大人に救命胴衣着用はしておらず、救命用クッションを人数分装備。担当者は「これまで一度も転覆事故を聞いたことがなく、しかも下流で事故が起きたことは驚きだ」と話す。岐阜・木曽川の川下り運航業者は「水流によって見えない岩があり、船が乗り上げる危険性もある」と指摘している。

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このニュースを聞いたときは驚きましたね…急流下りで遊覧船が転覆事故なんて聞いたことが無かったので(><)ベテラン船頭さんの竿さばきを映像で見れば急流のどこになにがあるってアタマに叩き込んでいるんだなと!考えてしまいます。 映像でどこの急流下りを見ても一度乗船してみたいと思っていましたから…。

前々から気にはなっていたのですが、急流下りの遊覧船乗客には救命胴衣の着用義務付けがなかったんですね…。海釣りの人が救命胴衣着用しなかったばかりに水難事故に遭うのと同じように考えなくてはならないようで。夏場は救命胴衣着用すると暑苦しいかもしれないけどお守り と思えば暑苦しさを忘れるかも。


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