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無念というか…(政府の宮崎県「口蹄疫」対応が歯痒い 9) [農林水産業]

宮崎・口蹄疫 種牛49頭処分作業着手 埋却地探しには手間取る(2010/05/30 西日本新聞)

 宮崎県の「口蹄疫(こうていえき)」問題で、県は29日、県家畜改良事業団(高鍋町)で管理する種牛49頭の殺処分作業に着手した。県は同日中にも終える予定だったが、埋却地探しに手間取り、殺処分は30日以降にずれ込んだ。

 49頭は、14日に同じ敷地内で感染の疑いがある肥育牛が見つかったため、家畜伝染病予防法に基づき殺処分対象になっていた。

 東国原英夫知事は「種牛は畜産業の財産」として政府に特例での延命を要請。しかし、28日にうち1頭に発熱など感染が疑われる症状が現れ、県も全頭処分を最終決断した。

 一方、移動制限区域(半径10キロ圏内)でワクチン接種後に殺処分する牛、豚の補償額を決める評価基準について、東国原知事は「今日、明日中にはやらないといけない」と述べ、早急に固める意向を示した。

惜しい… 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

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口蹄疫 首相「万全を期す」 初の宮崎入り、知事と会談(2010/06/01 西日本新聞)

 鳩山由紀夫首相は1日、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の感染拡大が続く宮崎県を訪問した。県庁で東国原英夫知事や畜産農家と意見交換し、「農家の再建に政府として万全を期す」と強調、感染拡大防止や被害農家支援に全力で取り組む姿勢を示した。感染疑いが初めて確認された4月20日以降、首相の宮崎入りは初めて。

 意見交換には東国原知事のほか、最大の感染集中地域である川南(かわみなみ)町の畜産農家2人も出席。鳩山首相は「わが子のように育てた牛や豚を殺処分しなければならない農家の気持ちはよく分かります」と語る一方、「厳しい措置だが、口蹄疫を撲滅させなければならない」と、ワクチン接種後の殺処分への理解を求めた。

 東国原知事は「国、地方自治体、地域住民と一丸になり、終息に向けて全力を尽くしたい」と応じた。

 意見交換後、鳩山首相は記者団に対し「精いっぱい努力したが、結果として感染を拡大させたことには責任がある」と国の責任を認めた。その上で、ワクチン接種費用や、接種後に殺処分する家畜の補償負担には「法的に(殺処分を)義務付けることになるのだから、国がしっかり面倒を見るべきだ」と前向きな考えを表明した。

 東国原知事は午後の記者会見で、鳩山首相にワクチン接種費用の全額国費負担のほか、農家の経営再建対策の拡充や感染経路の早期解明などを要望したことを明らかにした上で、「総理の『万全を期す』との言葉は重たい。国が全面的に責任を持って補償していただくと理解した」と述べた。

その言葉信じて良いのか?

口蹄疫が蔓延した代償は大きいんだょ!

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東国原県知事のTwitterより       http://twitter.com/higashitiji

  1. 県と致しましては、地元農家さんは勿論、国・関係自治体・農業関係団体・農業関係各位・地域住民・県民の皆様等と連携し、一日も早い終息に向け防疫対策を強化し、再建・再生等に全力で取り組んで行く所存であります。今後とも、尚一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
  2. 総理におかれては、大変多忙な中、ご来県賜ったことに、重ね重ね衷心より、感謝申し上げる次第である。
  3. 鳩山首相との協議終了。総理におかれては、我々自治体や農業関係団体の意見・要望のみならず、地元農家さんの悲痛・切実な訴えにも、真摯に耳を傾けて頂き感謝申し上げたい。今後は、家伝法と特措法に基づいて、防疫対策・生活支援・経営再建・地域再生等に格別のご配慮をお願い申し上げたい。
  4. 今日は、雨である。殺処分・埋設の作業がいつもより大変である。どうしてもスピードが落ちる。
  5. おはようございます。今日も一日、頑張りましょう。


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