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酸性土壌にユーカリを植えると土壌改良できるようです [農林水産業]

ユーカリがアルミを無害化 強酸性土壌の改良に期待     (2012/11/13    47news)

独立行政法人森林総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームは12日までに、強酸性の土壌に含まれ植物の生育を妨げるアルミニウムを、ユーカリの根にある化合物が無害化することを突き止めた。

 アルミニウムを含んだ強酸性土壌は、永久凍土を除く地球の陸地の約3割を占め、国内では西日本の丘陵地などでみられるという。研究チームは「化合物を大量に作る方法を開発して土壌改良剤に使えば、強酸性の土地でも農業が可能になる」としている。

 研究チームによると、ユーカリの根にある化合物は、お茶やワインにも含まれるポリフェノールの一種。

ユーカリからアルミニウムを無害化する新しい物質を発見(PDF:697KB)

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 植物の力というものはスゴイもんですね! 酸性土壌にユーカリを植えると根っこの部分の成分がアルミニウムと反応して無毒化するなんてね…独立行政法人森林総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームはよくその効果を突き止めたもんです!酸性土壌を改良できたら今まで作付けできなかったものまで出来るということでしょうかねぇ…スゴイわ。

酸性土壌に育つというユーカリって、なにか使い道あるんだろうか? ユーカリといえばアロマセラピー用の精油しか知らないんですけど。


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食べ物を粗末にすると後でバチが当たりそう [農林水産業]

首相、新たに福島産コマツナ…、茨城産パセリなど出荷停止を指示 両知事に    (2011/03/23  産経新聞)

 菅直人首相(原子力災害対策本部長)は23日午前、東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質(放射能)が検出されたとして、福島県の佐藤雄平知事に対し同県産のコマツナ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、カブなどの出荷を当分の間、控えるよう指示した。

 茨城県の橋本昌知事に対しては、原乳とパセリについて同様の指示を出した。

 出荷制限は、原子力災害対策特別措置法に基づく措置。21日には福島、茨城、栃木、群馬の4県知事に各県産のホウレンソウとカキナ、福島県生産の原乳に対する指示が国内で初めて出された。今回が2回目。

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今時の露地物野菜は寒の影響で甘みが増して美味しい時期なんですょね…。

福島、茨城、栃木、群馬といえば首都圏向けの露地物野菜の産地じゃあないですか(><)露地物野菜不足になりますわ。

首相が出荷停止を指示したのならば国がしっかりと保証してくれるんでしょうね。

ネット徘徊していたら…ちょっとばかり気が晴れる記事を見つけましたので紹介します。この記事はニンテンドーDSの脳トレシリーズでおなじみの東北大加齢医学研究所 川島隆太教授のコラムです。

放射能の影響をどうとらえたらよいのか?http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t73060.htm

<喫煙の方が有害>という文章の中に
「個人的な話をすると、茨城や福島でホウレンソウ、牛乳から放射能が検出されたと報道されています。ここ仙台では生鮮食品がとても入手しにくく、捨てるのであればぜひわけていただきたいです。私は50歳をすぎましたが、これらのホウレンソウをばくばく食べ、牛乳をごくごく飲んでも、私の寿命に影響がないことを知っていますので。」

というのがありました、医学博士らしい見識なんでしょうか。


宮崎県川南町で牛豚の慰霊祭 [農林水産業]

【口蹄疫】牛豚17万頭を慰霊 宮崎・川南町  (2010/09/25  産経新聞)

口蹄疫被害が集中した宮崎県川南町で25日、町内で殺処分された牛や豚約17万頭の慰霊祭が開かれ、被害農家代表の江藤和利さん(66)が 「犠牲になった命に報いるためのわたしたちの使命は、畜産と地域の復興。全国で最も安全、安心な産地づくりを進めたい」 と追悼の言葉を述べた。

 慰霊祭には、東国原英夫知事や農家ら約450人が参加。町役場近くの広場に設置された慰霊碑に菊の花を供え、全員で黙とうした。

 口蹄疫問題で宮崎県は、ウイルスを無害化するために進めてきたふん尿の堆肥化処理がすべて終わったとして、8月27日に終息を宣言。川南町など被害が集中した県東部5町は、11月1日の経営再開を目指している。

                 bdy1009251049000-n1.jpg

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宮崎の畜産農家にとって今年の春夏は辛かったと思います。川南町の畜産農家の方々は今回の牛豚17万頭の慰霊祭で一区切りができたのではないでしょうか。                                川南町の畜産業再生への出発点ですね!早期の復興をお祈りいたします。


宮崎県 口蹄疫疑いの牛が出たが「陰性」だった [農林水産業]

【口蹄疫】「感染否定できない牛」は陰性 宮崎県で競り再開へ  (2010/09/02  産経新聞)

 宮崎県は2日、えびの市の農場で口蹄(こうてい)疫に感染した可能性が否定できない牛1頭が見つかり、同日から再開予定だった県内2カ所の家畜の競り市が中止されたと発表した。県はこの牛の検体を動物衛生研究所(東京都小平市)に送付、遺伝子検査を行った結果、陰性と判明した。競り市は再開される。

 口蹄疫問題では、東国原英夫知事が8月27日、「ウイルスを撲滅するための措置を完了した」として「終息宣言」を出したばかり。

 農林水産省や県などによると、この牛が見つかったのはえびの市内で5月に感染疑いが確認された農場から北東に約6キロ離れた農場。乳牛約400頭を飼育しており、7月26日に獣医師が全頭を目視検査した際は異常はなかった。

 今月1日に舌の裏の粘膜がはがれるなどの症状があり、通報を受けた県が立ち入り調査して経過観察とした。2日に再調査したところ粘膜のはがれが拡大し、専門家による写真判定でも感染疑いが判別できなかったため、「念のため遺伝子検査をすることにした」(県畜産課)という。

 中止された競り市は、2~5日の開催を予定していた小林市と2日の都城市の家畜市場。いずれも一連の口蹄疫の発生以来、約4カ月ぶりに競りが行われるはずだった。口蹄疫は4月20日に10年ぶりに1例目の感染疑いが確認され、県内11市町に感染が拡大。牛や豚など計約29万頭が殺処分された。感染疑い例は7月4日以降確認されていない。

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口蹄疫終息宣言が出された矢先の「疑いの牛」でしたから、畜産関係者もホッと胸をなで下ろしたんでしょうね。

 頑張れ!宮崎県の畜産農家


宮崎:口蹄疫 非常事態宣言を解除! [農林水産業]

口蹄疫 非常事態を解除 宮崎県 家畜移動制限も 知事会見 初確認から3ヶ月 (2010/07/27  西日本新聞)

 宮崎県でまん延してきた家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の問題で、同県は27日午前0時、唯一残っていた宮崎市の家畜移動・搬出制限区域を解除した。感染が集中した川南(かわみなみ)町や高鍋町を含む県東部は既に制限が解かれており、これで県内全域の制限がなくなった。4月20日に国内で10年ぶりに確認された口蹄疫は、県内で飼育されていた牛・豚の4分の1近い28万8649頭を殺処分するなど大きな犠牲を払い、ようやく終息に向かう。

 最後の制限区域解除に合わせて、東国原英夫知事は県庁前で記者会見。不要不急の外出や集会の自粛を求めた非常事態宣言(5月18日発表)も全面解除した。

 県は風評被害を抑えるため、県内で飼育される90万頭超の牛・豚すべてについて目視の安全性検査を継続中。ウイルスが残存する恐れのある、家畜ふん尿の処理が順調に終われば、8月27日にも「終息宣言」する方針。

 ただこの間も、畜産農家の消毒は徹底し、発生地域周辺の一部では車両消毒も続ける。東国原知事は会見で「特に畜産農家は、いつ口蹄疫などの家畜伝染病が発生するか分からないという危機感を持ってほしい」と引き続きの警戒を求めた。

 発生から3カ月間で防疫のため殺処分された家畜数は、最後に処分された高鍋町の民間種牛6頭を含め牛が6万8272頭。豚が22万34頭。水牛やヤギなどが343頭。川南、都農(つの)、高鍋、新富、木城の5町は牛、豚が全滅し、全国のブランド牛を支えてきた県有種牛も、特例で避難させた主力5頭だけとなった。

 被害は未集計だが、宮崎大教育文化学部の根岸裕孝准教授(地域経済論)の試算によると、失われた30万頭近い家畜の価値は、県畜産業の年産出額(養鶏を含む)の約15%に当たる283億円に相当。飼料・資材関係や流通などの影響を加えれば年426億円に上り、基幹産業である観光消費額(923億円=2008年)の半分程度の規模になるとみられる。

 宿泊キャンセルなどが相次いだ観光を含む地域経済全体の損失が、さらに膨らむのは確実。地域経済の復興は、防疫体制の確立に向けた感染ルート解明とともに今後の重要課題となる。

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東国原県知事のTwitterより転載 (2010/07/27 10:49)

非常事態宣言解除です。今、記者会見をさせて頂きました。畜産農家さん始め関係各位の方々、県民の皆様、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。まだ、終息宣言までは気を抜けません。今後、復興・再生に向け、県民一丸となって頑張りましょう。

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非常事態を解除、 宮崎県民総出で努力した甲斐がありました!お疲れさまでした!

頑張れ! 宮崎県!

雑感… 山田農水相が宮崎県の口蹄疫非常事態宣言解除に際して、新聞記事を読むだけで不快な発言をしましたね!宮崎県民を労うどころか不快にさせますわ。upする気になれない。

海外から輸入する家畜・粗飼料(家畜伝染病発生地域等)の病歴など徹底審査してもらいたい。それと、海外からの畜産地域での視察・研修は止めてほしいですわ。

疑いあるもの入れない持ち込ませないだと!

私的にはオーストラリアやニュージーランドの様な農畜産物持ち込みにウルサイ体制を取って欲しいもんです。

★追記★ 東国原県知事の「そのまんま日記」をご覧になって欲しいです。

http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-10594999317.html

東国原県知事の思いが綴られています。友人・知人にもこのブログを読んでもらってください。

     拡散希望♪


宮崎:口蹄疫  民間種牛殺処分される [農林水産業]

宮崎・口蹄疫  民間種牛 殺処分完了 県東部の移動制限を解除 (2010/07/18  西日本新聞)

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で宮崎県は17日、感染被害が集中した県東部地域で唯一残っていた畜産農家薦田(こもだ)長久さん(72)=高鍋町=の種牛6頭の殺処分と埋却を終えた。これを受けて県は18日午前0時、薦田さんの農場を中心とする家畜移動制限区域(半径10キロ圏内)を解除した。都農町で4月20日に1例目の発生が確認されて以来、県東部に設定されていた制限区域は解かれ、不要不急の外出自粛などを求めた同地域の非常事態宣言も解除される。

 これにより、同県で残る制限区域は今月4日に発生が確認された宮崎市だけ。16日から始まった清浄性確認検査で異常がなく、新たな発生もなければ27日午前0時に解除され、計28万9千頭が犠牲になった口蹄疫は終息を迎える。

 種牛6頭は、感染拡大防止のため殺処分前提のワクチン接種対象となったが、薦田さんが拒否していた。だが、殺処分を迫る国と助命を求める県の対立が深刻化、制限区域の解除が遅れる可能性が出てきたため、東国原英夫知事が方針転換して殺処分を要請、薦田さんはこれを受け入れた。

 6頭は、高鍋町内の共同埋却地に運ばれ、殺処分された。農場からの搬出作業を終え、薦田さんは「『ありがとう。おまえたちを誇りに思うよ』と言って送り出した。息子たち若い世代に再起を託したい」と話した。

 東国原知事は「断腸の思いで苦渋の選択をいただいた薦田さんに対して心から感謝申し上げます」とのコメントを出した。

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語弊があったらすみません…

薦田さん方の種牛が殺処分させることになって、ふと「三国志」の故事成語を思い出しました。

泣いて馬謖を斬る(><)です。

★追記★

大分合同新聞(夕刊)関連記事がありましたので貼ります。

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口蹄疫の発生が4月に確認されて約3ヶ月。昼夜を問わず、徹底した消毒で守り続けた種牛6頭が17日、殺処分となった所有者薦田長久さん(72)は肩を落とし、報道陣に「本当に残念だ」と語った。午前10時半。高鍋町の薦田さんの農場から、最初の牛を載せたトラックが出発。種牛は2頭ずつ、農場から約5キロ離れた埋却地に運ばれた。処分は注射による薬殺。埋却地には既に、約1万頭の牛や豚が眠るという。「県民に迷惑を掛けたくない」との思いで受け入れたものの、今も殺処分には納得していないという薦田さん。特別処置法に基づく殺処分を主張した国への釈然としない思いを胸に、処分を控えた種牛たちにこんな言葉をかけたという。 「正しく法律が使われる世の中にしたい。そのために犠牲となるおまえたちを誇りに思う」種牛がトラックで運び出される前、農場前で報道陣の取材に応じた薦田さんは目に涙を浮かべ、 「種牛の死が無駄じゃあなかったと言えるようにしたい」と語った。

大分合同新聞の記事は涙を誘ってくれます…


宮崎の宝:民間種牛を助けよう!5 [農林水産業]

元畜産農家としてはこういう話の結末はとても辛いです。

無念です(><)

宮崎・口蹄疫 種牛農家、処分応じる「迷惑かけたくない」 (2010/07/16  西日本新聞)

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の問題で、宮崎県の東国原英夫知事から所有する種牛6頭の殺処分に応じるよう求められた同県高鍋町の畜産農家薦田(こもだ)長久さん(72)は16日午前、県庁を訪ね、東国原知事に受け入れる意向を直接伝えた。これを受け、県は殺処分を行う方針。一方、家畜の移動・搬出制限が一部を除き解除された県東部の感染集中地域では、災害派遣中の陸上自衛隊の撤収など復興に向けた動きも始まった。

 薦田さんは東国原知事と面会後、記者団に「県民に迷惑をかけたくない」と語った。

 6頭の扱いをめぐっては、15日に東国原知事が薦田さん宅を訪れ、殺処分を要請。16日昼までの回答を求めていた。県によると、6頭が殺処分され、畜舎の消毒終了などが確認されれば、薦田さんの農場から半径10キロ圏に指定されている制限を解除する。

 感染被害が集中した県東部の移動制限区域(発生農場から半径10キロ圏)では5月、牛や豚が殺処分を前提としたワクチン接種の対象になった。

 薦田さんは牛約400頭の殺処分は応じたが、種牛6頭は「県の畜産の復興・繁栄に貢献できる」として拒否。当初は殺処分を勧告した県も、県有化して延命させる方針に転じ、国に特例を認めるよう要望した。

 国はこれを認めず、県に対し地方自治法に基づく「是正指示」を出す方針を伝えた。応じない場合は代執行に踏み切る姿勢もみせ、種牛の殺処分を行わなければ、感染集中地域の制限解除はできないとの見解も示した。

 県は、1日も早く制限を解除しなければ県民生活と地域経済に重大な影響を及ぼすと判断、殺処分の方針に転換した。

 これを受け、16日午前0時、1例目が発生した都農町や被害が最も深刻な川南町の一部などで制限が解除された。川南町役場前広場では午前中、殺処分された家畜の埋却や消毒に当たるため派遣されていた陸上自衛隊の撤収作業が行われた。

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東国原県知事のTwitterより引用    (2010/07/16  18:09)

薦田氏に大変重い決断を頂いた。国は、移動制限解除は殺処分が前提の一点張り。そんな中、さぞかし断腸の思い、苦渋の決断であったろう。心中察するに余りある。本当に申し訳無かった。そして、心から謝意を表したい。それにしても、この国はどうにかならんのか。

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宮崎の宝:民間種牛を助けよう!4 [農林水産業]

ネット徘徊中見つけたモノです。

東国原県知事、内心ぶち切れたんじゃあないかと思った。

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東国原知事、種牛めぐり農水相と対立 (2010/07/13  TBS NEWSi)

宮崎県の口蹄(てい)疫をめぐる問題です。殺処分の対象 「今となっている民間の種牛を生かすのか、殺すのか。東国原知事と山田農水大臣が激しく対立しています。

 「国の頭が固い。ホントに機動性・柔軟性というか、臨機応変に考えなければ」(宮崎県・東国原英夫知事)

 「危機意識がない」(山田正彦農水相)

 夕方の会見で激しく対立する宮崎県の東国原知事と山田農水大臣。2人は13日午後、会談を行いました。しかし、山田大臣の態度はそっけないものでした。

 「種雄牛(=種牛)を守って ほしいという嘆願書です」(東国原知事)
 「そこに置いておいて」(山田農水相)

 「きょうは、知事さんに国家的危機管理をしっかりわかってほしいと思って・・・」(山田農水相)

 事の発端は、宮崎県高鍋町の畜産農家・薦田長久さんが飼育する6頭の種牛です。口蹄疫の感染地域にあり、殺処分の対象になっているのですが・・・。

 「今後、復興するとき(種牛を)農家のために役立てたい。その思いが一番」(畜産農家・薦田長久さん)

 薦田さんは殺処分を拒否、東国原知事も「今後の畜産復興に役立つ」 との考えから、国に対し特例による救済求めています。

 こうした動きに対し、国は・・・。
 「宮崎県は口蹄疫の国家的危機管理に対する、危機意識があまりにもなさすぎる」(山田農水相)

 これまで殺処分に応じた農家との公平性などの観点から、一貫して「例外は認められない」と説明しました。地元の畜産関係者も13日、宮崎県に対して殺処分を求める申し入れを行いました。

 「特例を認めるということになりますと、今後の法定伝染病に禍根を残す」(JA尾鈴・江藤和利氏)

 そして13日午後開かれた知事と大臣の会談は、平行線のまま終わりました。

 「10年20年、種牛を作るのに時間がかかる。“また一から”。そういうことにならぬように畜産農家を守るために、 最低限の特例を認めてほしいというのが我々の主張。大臣からは『まかりならぬ』と」(東国原知事)

 「多くの人が泣きながら殺して処分したわけだから、そこは厳しくやっていただかないと」(山田農水相)

 山田大臣は種牛6頭を殺処分するよう知事に14日にも指示を出し、従わない場合は県に代わって国による処分を検討していることを明らかにしました。こうした例は過去にはなく、 国と県の対立は深刻な事態になります。

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東国原県知事のTwitterより(2010/07/14 10:34)

農水相との会談は終わった。話はもの分かれ。平行線のままだった。今後、国は地方自治法を適用し、県に勧告して来るらしい。どうして地方自治法を使うのか? 特措法の方が優先されるし、特措法で十分対応出来るのに。


宮崎の宝:民間種牛を助けよう!3 [農林水産業]

民間種牛「県有化で助命を」、国は殺処分再要請 (2010/07/13  読売新聞)

 口蹄疫(こうていえき)が猛威を振るった宮崎県東部の高鍋町で、牛農家1戸が種牛の殺処分を拒否し、その取り扱いを巡って国と県が対立している。

 県は「貴重な遺伝子資源である種牛を特例で残したい」としているが、国は「特例は認められない」と反発。山田農相は週内にも東国原英夫知事に対し、改めて殺処分するよう要請する考えだ。

 問題になっているのは、同町で畜産を営む男性(72)が所有する種牛6頭。5月に殺処分を前提としたワクチンの接種対象になった。男性は一緒に飼育している約200頭の一般の牛については殺処分に応じたが、種牛については、「(殺処分を免れた)県の主力級種牛5頭と同じように扱うべきだ」として拒否。殺処分の勧告にも従わなかった。この6頭は現時点では口蹄疫の症状は示していない。

 男性は殺処分勧告の取り消しを求める行政訴訟を起こすことも辞さないとしており、同時に、県に「種牛を無償で譲るので殺さないでほしい」と要請。県は今月8日、これを受け入れ、農水省に了承を求めた。

 しかし、同省は「1人に特例を認めたら、将来、口蹄疫が発生した際に、誰もワクチン接種に応じなくなる。原則を曲げれば、国際的信用にも影響を及ぼしかねない」と反対している。

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東国原県知事のTwitterから転載 (2010/07/13  11:21)

こちらから会って頂きたいと申し入れても、拒否され続けて来た。しかし、今度は、農水省に来いと言う。子供の喧嘩みたいな事はしたくない。県益のため、ここはぐっと堪えて、これから上京する。話はきちんと聞くが、こちらの主張を曲げるつもりは無い。


宮崎の宝:民間種牛を助けよう 2 [農林水産業]

東国原県知事のTwitter覗いて見た、先日の薦田さん方の種牛の件がきになったものですから…(2010/07/09 16:47)

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 県民や関係各位が必死で頑張っているから、一歩も県外へ出て無いのだと思います。RT @yokowake13: @higashitiji 山田農水相が「国家的な危機管理のいわゆる封じ込めというものに対する危機意識が、県に足りないのではないかという気がします」と国の無責任っぷりを露呈


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