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邪馬台国の所在地はどこ? [古代史に浸ってみる]

邪馬台国はどこに? 佐賀・吉野ヶ里で近畿説、九州説の学者が論戦  (2010/10/10  産経新聞)

邪馬台国(やまたいこく)は九州か近畿か-。吉野ヶ里(よしのがり)遺跡(佐賀県吉野ヶ里町)と、3世紀前半の国内最大規模の大型建物跡が見つかった纒向(まきむく)遺跡奈良県桜井市)の発掘関係者らが一堂に会して議論するフォーラムが10日、吉野ヶ里歴史公園で開かれた。両遺跡の発掘に携わった考古学者が、公開の場で議論を交わすのは初めて。

 「吉野ヶ里vs纒向」と題したパネルディスカッションには吉野ヶ里遺跡の発掘に携わった高島忠平・旭学園理事長、七田忠昭・佐賀県教委参事ら九州説の考古学者と、近畿説の石野博信・兵庫県立考古学博物館長、橋本輝彦・桜井市埋蔵文化財センター係長が参加した。

 七田氏は「吉野ヶ里の構造は、土塁の上に柵(さく)を設けた環壕があるなど、魏志倭人伝(ぎしわじんでん)の記述通りだ」と主張。これに対し橋本氏は「纒向は4つの大型建物が方位を軸にして建つなど、卑弥呼が女王となった倭連合国の首都であったと考えている倭人伝にある楼館跡も発掘が進めば出てくるだろう」と反論した。

 また、近畿説の根拠のひとつとなっている三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)について玉城一枝・奈良芸術短大講師は「魏の皇帝から卑弥呼(ひみこ)に贈られたとする人もいるが、鏡の文様などから中国の工房で作られたとは、とても思えない」と述べた。

 橋本氏は「“敵地”でやりにくかった」と苦笑しつつ「邪馬台国という夢のある話を伝えることができてよかった」と語った。

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九州もんとしては邪馬台国九州説にこだわりますねw 

大分県宇佐市の宇佐神宮で、今年の5月30日「第6回 全日本邪馬台国論争大会」が行われたそうですから…『邪馬台国の所在地はどこ?』学者・アマチュア古代史研究家にとって永遠のテーマのようです。今年は邪馬台国九州説・機内説という本格的な論争が始まって100年という節目の年だそうですw  

宇佐神宮にお祭されている比売大神様が卑弥呼じゃあないかという学者かアマチュア古代史研究家がいたような…。

 ★追記★ 10月12日、今日の地元紙朝刊のコラムに「発掘された日本列島2010」の展示が紹介されていましたw

「発掘された日本列島2010」展開催のお知らせ(文化庁)

 毎年,日本各地で約9000件の発掘調査が行われています。なかでも,近年,とくに注目されている20遺跡から約450点の出土品を集めて,速報展示「発掘された日本列島2010」展を下記のとおり開催いたします。
 また,文化庁が行っている特別史跡高松塚古墳・特別史跡キトラ古墳の発掘調査成果や壁画の保存修理の状況,整備事業の経過を紹介する展示も行っております。

大分県立歴史博物館

宇佐市大字高森字京塚 電話 0978-37-2100
平成22年10月22日(金曜日)~11月19日(金曜日)

http://www.bunka.go.jp/oshirase_event/2010/hakkutsu_2010.html

興味のある方は覗いてみたらどうでしょうか?


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