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中国の漁師は資源保護感覚がまったくない [事件事故]

?衆院選:サンゴ密漁船は姿消したが…「俺たちの将来は?」        (2014/12/08     毎日新聞)

 ◇小笠原諸島の漁師「島民の生活を守るのは誰か…」

 小笠原諸島(東京都)の漁師が将来への不安を募らせている。一時210隻を超えた中国のサンゴ密漁船は姿を消したが、漁場である海底の被害は明らかになっていない。「島民の生活を本当に守ってくれるのは誰か」。それを見極める大切な選挙になった。【佐藤賢二郎】

 「(島民は)政治家の駒ではない」。先月26日、都内で開かれた緊急集会で、小笠原村父島の漁師、関伴夫さん(48)は怒りを込めて訴え、政府の対応の遅れを批判した。別の漁師は「海底の映像を見ると、まるで砂漠のようで涙が出た」と嘆いた。

 小笠原近海で中国のサンゴ漁船が増え始めたのは9月半ば。10月に入ると堂々と領海内で操業するようになった。しかし、海上保安庁が当初派遣した巡視船はわずか2隻。複数の巡視船を追加派遣し、取り締まり強化に乗り出したのは先月20日だった。島民の生活を最優先した対応とは、どうしても思えない。

 「収束まで2カ月以上。あまりに遅い。この間に生態系が壊滅的なダメージを受けた恐れがある」と関さんは悔やむ。密漁の罰金を増やす改正法は解散直前の国会で成立した。選挙では密漁船対策が「成果」として強調されているように聞こえるが、「選挙に利用されただけではないのか」との思いが消えない。

 都内で設計士として働いていた関さんが小笠原に移住したのは18年前。30歳の時だった。海が好きで趣味はダイビング。結婚を決めていた女性と翌年に結婚した。長女(15)と長男(12)に恵まれ、漁師として生計を立ててきた。

 「小笠原には海と山しかない。でも、それが最大の魅力で、子供に残すべき財産」。サンゴが自生する周辺の領海は、高級魚「ハマダイ」などが産卵、生育する場所でもある。漁師たちは禁漁区を設置して乱獲を防ぎ、貴重な海洋資源を管理してきた。

鳥島周辺で漁をする多くの中国漁船とみられる外国船。中には中国国旗をたなびかせる船もあった=伊豆諸島の鳥島周辺で2014年10月31日午後2時3分、本社機「希望」から小川昌宏撮影 毎日新聞
鳥島周辺で漁をする多くの中国漁船とみられる外国船。中には中国国旗をたなびかせる船もあった=伊豆諸島の鳥島周辺で2014年10月31日午後2時3分、本社機「希望」から小川昌宏撮影">[コピーライト] 毎日新聞 鳥島周辺で漁をする多くの中国漁船とみられる外国船。中には中国国旗をたなびかせる船もあった=伊豆諸島…

 だが、中国のサンゴ漁船の網で海底は根こそぎさらわれた。今後、漁獲高が減ってしまうのではないか。島では「見えない不安」が広がっている。30年ほど前にも台湾のサンゴ密漁船に漁場を荒らされ、魚が減った苦い経験がある。「今回が2度目。3度目はないようにしてほしい」

 小選挙区は東京3区。選挙期間中に候補者が島を訪れることはまずない。過去の選挙は「流れで投票してきた」と関さんは振り返る。だが、今回は違う。「実行力のある候補、政党を選びたい」と強く思う。「密漁船がいなくなって終わりではない。島民にとっては、これからが再スタートなんです」

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中国の漁師には資源保護という観念はまったくもっていない ということが解りましたね! ただ金になれば良いという考えなんでしょうね…その海域に住む魚介類・希少珊瑚は自然に湧いてくる物と考えているんだろうね(><)中国の漁師が持ち帰ったという赤珊瑚は成長するのに何十年何百年もかかるという、日本人はそれが解っているから保護しているし採取するのにも規制があるそうで。

以前読んだ情報誌では、中国漁船が遠洋漁業に行った先の海域は魚が捕れなくなると。地引き網で根こそき取れば海底は砂漠のようになり魚介類が住めなくなる、その海域で魚を捕って暮らす住民が困窮するという話。 余所まで行って漁をするぐらいだったらその海域に中国政府の手で人工漁礁を沈めるべきではないでしょうかねぇ? 迷惑かけっぱなしだね!

?今回の衆院選で勝利した政党には、小笠原近海に資源回復政策をしてもらうべきですね! 中国漁船が荒らした海域に人工魚礁を沈めてもらうんです。海中の回復力に期待を込めて。


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