民主党に分裂後遺症だってwww [政治・政治家]
民主に分裂後遺症!空白選挙区が71も (2012/07/29 産経新聞ZAKZAK)
民主党が党分裂の後遺症に悩んでいる。次期衆院選に向け、離党者の選挙区に対抗馬を立てきれないでいるのだ。全国300選挙区のうち、いわゆる「空白区」は71選挙区。背景にあるのは、「党内融和」という幻想にいまなおこだわる党執行部の現状認識の甘さだ。
「3人とも違う政党です」
29日昼、仙台市内で開かれた政治資金パーティー。あいさつに立った民主党の鳩山由紀夫元首相は、こう言って会場の笑いを誘った。
パーティーを開いたのは昨年末に民主党を離党し、新党きづなに参加した斎藤恭(やす)紀(のり)衆院議員。そして、鳩山氏の後にマイクを握ったのは、新党「国民の生活が第一」を結成した小沢一郎代表。1年前には同じ民主党にいた3人だが、現在は別々の政党に所属しつつ、現政権批判でしっかりとタッグを組む。
鳩山氏の後を受けた小沢氏は、「破壊王」として知られたプロレスラー、故橋本真也さんのテーマ曲に乗って、さっそうと登場した。そして、「民主党は自民党と増税のための談合をした。何をか言わんやだ。遅くとも半年以内に衆院選だ」と述べ、次なる戦いへのボルテージを上げた。
小沢氏に限らず民主党を離党した議員のほとんどが今、激しい民主党批判を繰り広げている。このうち39人が衆院小選挙区に選挙地盤を有する。政権政党としては当然、次の選挙で「刺客」を立てて議席を奪還しなければならない。
高木義明選対委員長も13日の全国幹事長会議で「原則として空白区は埋める」との方針を示している。
しかし、現状は掛け声倒れに終わっている。斎藤氏の地盤である衆院宮城2区では、宮城県連が6月に今野東参院議員を擁立することを決めているが、執行部はいまだに今野氏の公認を内定していない。
どうして、党執行部はこんな“弱腰”の対応に終始するのか。もともと民主党は「反自民」を旗印に党勢拡大に努めてきた。小沢氏率いる旧自由党と合併したのも、その一環だった。そこには政策的な理念はない。こうした“寄せ集め体質”が、執行部の融和路線の根幹にある。
地方組織の多くも似たり寄ったりだ。高木氏は18日から、離党者が出た17都府県連を対象に聞き取りを実施したが、「自民党を利するだけだ」などと「刺客」擁立に慎重論が続出した。
5選挙区が空白区となった首相の「おひざ元」の千葉県連にいたっては、「大量の離党者を出した執行部が責任を持って候補を立てるべきだ」とげたを預けてしまった。
民主党への怨念を募らせる選挙巧者の小沢氏への恐怖心も、「刺客」擁立をためらわせる一因だ。
小沢氏とたもとを分かった政務三役の一人は、小沢氏側近からこう脅されたという。
「刺客を放つからな」
今の民主党に、この恫(どう)喝(かつ)にあらがうすべはない。(山本雄史)
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自民党から政権を奪取したときは理想に燃えていたんだろうけど…時が経てば個々の欲がでてしまうんでしょうね、利権という誘惑になびいてしまってるようで。
「国民の生活が第一」とお題目唱えていた民主党の変わり身に国民も期待はずれが解ったことでしょうね。 こんなハズじゃあ無かったのが小沢一郎氏なんだろうwww
鳩山由紀夫氏は不可解な行動・言動するからどうなることやら。