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小沢新党発足、煮詰まってきたようですが [政治・政治家]

“小沢新党”落選者続出で消滅の恐れも!     (2012/07/06    産経新聞ZAKZAK)

小沢グループがついに離党届を出した。衆院38人、参院12人の計50人だ。世論調査では、「小沢新党」への期待度は低い数字となっている。当初は衆議院議員40人と伝えられていたが、離党届には日付がないとされ、党側は書類不備なのであらためて一人一人から事情を聞くとした。階(しな)猛氏と辻恵氏、水野智彦氏は党に残る意向を示したため、3人は離党者から除かれ、除名の処分を下した。その後、加藤学氏が離党届を出した。

 大阪維新の会など第3極との連携を模索しているといわれているが、維新側は積極的とはいえず、また石原慎太郎東京都知事は小沢一郎氏を嫌っているとも伝えられている。

 衆議院38人の離党だが、民主党を少数与党に落とすために必要な54人には16人も足りない。また、参議院12人も、民主党を第一会派から引きずり下ろす19人には足りない。これらの数字について、棄権・欠席したある民主党議員は「中途半端だ」と吐き捨てていた。

 こうした状況下で、小沢氏が再び政権で力を発揮することが可能なのか、それとも力を失ってしまうのか。

 消費増税法案の衆議院採決では、民主党は57人の反対、15人の棄権・欠席だった。小沢系は57人のうち46人、15人のうち10人で、小沢系の造反は56人となった。そのうち今回、離党届の提出に踏み切ったのが38人ということで、だいぶ取りこぼしている。

 しかも38人のうち1年生議員が25人もいる。はっきり言って、この25人は次の総選挙でほとんど当選しないだろう。となると、次の総選挙後、小沢新党は半減する可能性もある。参議院の離党者12人のうち1年生は9人だ。そのうち谷亮子氏を除く8人は、2007年参院選で初当選。改選時期は来年夏で再選は難しい。となると、来年夏以降、小沢新党はなくなっているかもしれない。

 小沢新党への期待が低いのは、マスコミによる小沢イメージが大きく影響している面があるのも事実だろう。ただ、政策論としても、小沢氏には消費税増税に賛成していたという過去がある。1994年の新生党時代の国民福祉税や99年の自由党時代での消費税の社会保障財源への固定化、そして2007年の民主党時代の自民党との大連立構想だ。いずれも今回の消費税増税とは真逆の政策主張だった。

 このため、今回の新党結成が単なる政局的な仕掛けになっているとの批判がある。小沢氏には政治手法に賛成できないという理由以外にも、政策の一貫性がないという批判もあり、なかなか新党ブームを起こせないのが実情だ。

 もっとも、新党で50人という数字は民主、自民に次ぐ大きさである。しかもこれまで小沢氏は既存政党を「ぶち壊してきた」というのも事実だ。

 民主党にとって国会開催中に党が分裂して、いいはずない。これから民主党にとって思わぬボロがでないとも限らない。民主党が消滅していく一過程なのかもしれない。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
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毎朝、朝のワイドショーでは小沢氏の新党話題が賑わせておりますねw これってTV局の持ち上げなのか? それとも下げを狙っているのか? 

TVに輿石幹事長へのインタビュー時、どこか寂しい背面www そう民主党のキャッチフレーズ国民の生活が第一 が外されているんですょね! 今の民主党議員には国民の生活が第一という考えは無さそうで我が身第一のようですから。小沢氏に、キャッチフレーズ持って行かれましたからねぇw 新しいキャッチフレーズも思いつかないんでしょうね、というか3年前まで消費税増税はありませんとほざいていたのが今じゃあ消費税増税指向になってしまいましたから…背面にキャッチフレーズ書き換えることなんて出来る事情じゃあないと思うわ。

民主党から離党した面々の写真を見ながら…こんな人いらっしゃったのか?と、大分県出身の方がいらっしゃらないようですから関心薄いですね。 

民主党だろうが小沢新党だろうが3年間に目立った活動をしない一発屋議員なんて日本国には不要ですからね!


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