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尖閣諸島周辺で調査漁労する [領土問題]

強盗中国よ、オレたちの海を荒らすな!    (2012/05/30    産経新聞ZAKZAK)

 尖閣の海に、漁師たちの熱気が燃え上がっている。昨年10月以降、沖縄・先島群島にある石垣島、宮古島、与那国の各漁港から、4度にわたって調査漁労の船団が黒潮の荒波に乗り出した。中国漁船や漁業監視船による、尖閣周辺での相次ぐ領海侵犯や挑発に、「強盗中国よ、オレたちの海を荒らすな!」と堪忍袋の緒が切れて、立ち上がったのだ。

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魚釣島近海で調査漁労を行う日本船団=昨年11月、撮影・山本皓一



 筆者が同行した昨年11月、波の高さは約4メートル、風も強く、4、5トン級の漁船には命がけに近い航海だった。それぞれの港から深夜零時に出航した17隻の漁船が、尖閣近海に集結したのは同日夕方になっていた。魚釣島の近くで、はえ縄などの釣糸を流すと、マグロやサワラ、アカジン(沖縄の高級魚)などが、すぐ食らいついた。まさしく尖閣近海が豊かな魚場だと実感した。

 調査漁労は今年1月にも行われた。民主党の向山好一、自民党の新藤義孝両衆院議員が「戦後2回目の議員現地視察」として参加し、漁師たちの大歓迎を受けた。新藤議員らは、漁師の切実な願いである、漁の安全を守るための法律を整備すること。尖閣に避難港を建設し、無線中継タワーを設置するために行動するという覚悟を語った。

 これまで海上保安庁は、政府の弱腰対応のために、尖閣に近づく「日本人」を臨検せざるを得なかった。隣国をおもんばかって尖閣周辺を「無人の海」とするためで、漁師らは「日本の海に日本人が行ってなぜ悪い!」と反発した。一方、領海侵犯を繰り返す中国漁船などには「日本の海から出ていけ」としか言えなかった。

 現場の海上保安官にもフラストレーションがたまっていたに違いない。尖閣沖中国漁船衝突事件以降、国民の間に領土・領海意識が高まった影響もあるのか、最近では、漁労中の日本漁船団に対し、無線の中継や気象情報の提供などの支援をするようになったという。

 漁師らに続き、新たな動きも出てきている。

 6月半ば、「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)は、漁船10数隻に一般人約80人を「漁師見習い」として分乗させ、調査漁労に参加する。同団体の水島総幹事長は「日本の海を守るため、回数を増やしたい」と語る。

 石垣市の仲間均市議らも18人乗りのクルーザーを購入し、尖閣ツアーを計画中と聞く。与那国島の海底遺跡を発見したダイビングショツプ代表の新嵩喜八郎氏も、尖閣諸島クルーズ建造準備委員会を設立したようだ。

 このように、尖閣近海で日本漁船が日常的に漁を行い、釣り客やダイバーたちが行き来するなど、継続的な経済的活動が可能になれば、厚顔無恥な中国の野心も及ばぬことになるだろう。
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日本政府の中国に対しての及び腰に堪忍袋の緒が切れた というところなんでしょうか!パラオ政府の密漁中国漁船に対して行った強行策を日本政府は見習うべきだと思いますね!

中国の不正に正義を貫くパラオと主権国家の「一分」http://sankei.jp.msn.com/world/news/120528/asi12052800540000-n1.htm

私は遊漁船に乗ったことはないですが尖閣諸島がどのような所か見てみたいですね…。

昨日、中国の一等書記官がスパイ活動していたのではという報道を知り、日本政府のスパイ活動防止ができない体制にはつくづく危機管理の出来ていない国だと解りますね!早々にスパイ防止法の法整備に取りかかって欲しいもんです。


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