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三宅久之氏、TVコメンテーター引退のようで [政治・政治家]

“政界のご意見番”三宅久之氏を直撃!「TVタックル」卒業    (2012/04/02     産経新聞ZAKZAK)

 政治評論家の三宅久之氏(82)が2日午後7時放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」の特番を最後に、番組を卒業。5月には、すべての出演番組から退き、引退するという。熱い気性と鋭い毒舌で、10年超にわたり国会議員らと名物バトルを繰り広げた三宅氏。夕刊フジの直撃インタビューに応じ、往年のバトルを振り返るとともに、現在の政局、これから期待できる政治家について語った。

 三宅氏の対戦相手として思い出されるのは、政界の暴れん坊・浜田幸一元衆院議員(83)や田嶋陽子元参院議員(65)らだ。互いに真っ赤な顔をして大声を上げて激論を交わした。

 「ハマコーさんは1年生議員のころから知っていて、おちょくったり食ってかかったりした。言うことは毒ばかりなのに、選挙では革靴で田んぼに入ったり、有権者に土下座したり後援会運営もキメ細かい。田嶋さんが出てくるとテンションが上がって、だいたいケンカになったねぇ」

 三宅氏は50年以上、政治をウオッチしている。今の政治をどう見るか。

 三宅氏は「政治家が小粒になった。池田勇人首相は所得倍増を言って、その通りにした。有言実行だ。いまはみんな選挙のことばかり考えている。派閥全盛がなつかしい面もある」と嘆いた。

 一方、消費税増税法案を閣議決定までこぎつけた野田佳彦首相(54)については「いまのテレビ政治では、イケメンのほうが有利。そういう意味で野田首相はハンディキャップを負っているが、ある種の使命感がある」と評価。反目する民主党の小沢一郎元代表(69)については「賞味期限が切れている。先頭に立ってやるようなことは、もうないんじゃないかな」と懐疑的だった。

 政局は、この増税法案をめぐり衆院解散・総選挙含みだ。三宅氏は「2月25日の野田-谷垣(禎一自民党総裁)会談がカギ。谷垣氏は野田首相が『増税法案成立後に解散する』と信用して協力したほうがいい」と話した。

 次期衆院選では、大阪市の橋下徹市長(42)が台風の目になるといわれている。三宅氏は橋下氏と親交がある。「彼に2008年の大阪府知事選に『出るの』と聞いたら『先生、そんなわけありませんよ』と言っていた。あんなにすがすがしくウソをつく人は初めてだ」と笑い、「愛嬌があり、大衆の不満をくみ取る本能が優れている。民主党政治は会議はするけれど決められない。橋下氏は即断即決だ。喝采を浴びる可能性は高い」と話した。

 鋭い分析を、もうタックルで聞けないと思うと寂しい限りだ。

 ■3月31日に「TVタックル」の卒業会見を開いた三宅氏は、「討論していると息が上がっちゃう。空港では移動に車いすを使用してるんです。自分でビデオを見ていても、賞味期限が切れたな、と。わがままを聞いてもらって、すべての評論活動から引退をしようと思っています」と説明した。

 読売テレビ系「たかじんのそこまで言って委員会」(首都圏は放送なし)も5月初旬の放送で引退。今後については「囲碁をやってみたい」と語っている。

 ■みやけ・ひさゆき 1953年 早大第一文学部卒業後、毎日新聞社に入社。政治部記者として、首相官邸・自民党・社会党など幅広く担当。76年の退社後も歯に衣着せぬ政治評論で活躍。吉田茂内閣から菅内閣まで、28代、56年にわたり政界の裏表を分析し続けてきた。読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長(85)は記者時代からの盟友。
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三宅久之氏、TVコメンテーター引退のようですね。 なんだか寂しい気もしますが御老体にも限界が来たようですね(><)

「ビートたけしのTVタックル」や「たかじんのそこまで言って委員会」等で政治論評聞いていて頷くことばかりでしたのでなんだか寂しいですね。 最近は野田首相を援護するような発言をしていましたが見ている方は…援護するほどの人物なのか?と首をかしげてしまいましたが。 

自称・政治評論家という人達に、視聴者が頷く政治論評する人がいるだろうか? 面白いツッコミができる評論家はいないですね!

三宅久之さんの政治批評と故細川隆一郎さんの政治批評を比べてみたかったですねw

三宅氏の口癖 ポンスケが聞けなくるるんですょね、政治家を指して言うときには笑ってしまいます。


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