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隻眼の女性戦争特派員がいるとは今まで知らなかったです [事件事故]

隻眼の女性戦争特派員が死亡 英米仏政府「残虐な行為だ」と批判 シリア武力弾圧    (2012/02/23   産経新聞)

【ワルシャワ=木村正人】反体制派への武力弾圧が続くシリア西部ホムスで22日、“隻眼の女性戦争特派員”として知られる英日曜紙サンデー・タイムズの米国人メリー・コルビン記者(55)とフリーのフランス人カメラマン、レミ・オシュリク氏(28)の2人が政府軍の砲撃で死亡したことで、英米仏政府は「残虐な行為だ」(米国務省)などとアサド政権への批判を強めている。

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 英メディアによると、2人は反体制派が拠点を置くホムスのババ・アムル地区で取材していた。「メディア・センター」として反体制派から提供された民家が砲撃され、庭に出たところロケット弾の攻撃を受け2人を含む19人が死亡した。

 コルビン記者と同行していたフリーの英国人カメラマン、仏紙フィガロの女性記者も負傷した。

 コルビン記者はコソボやロシア南部チェチェン共和国など紛争取材が長く、2001年のスリランカ内戦を取材中に砲弾の破片で左目を失った。以後、眼帯を着用し、中東の民主化運動「アラブの春」ではチュニジアやエジプト、リビアを取材した。

 21日には同記者の目前で2歳の幼子が左胸を負傷、息を引き取り、「政府軍による砲撃は容赦がない」などと、大量殺戮(さつりく)の恐怖が広がる様子を伝えていた。

 キャメロン英首相は「ジャーナリストの危険を思い起こさせる悲しい出来事」と同記者の死を悼んだ。英政府は駐英シリア大使を呼び、遺体の返還と負傷者の治療を要請した。ジュペ仏外相も「記者が死んだ理由をアサド政権は説明する必要がある」と述べた。

 ホムスでは先月、シリア当局者が案内する取材団に参加していたフランス人記者が死亡した。ホムスには政府軍を離反した兵士でつくる「自由シリア軍」の拠点があり、政府軍は今月3日から大規模な攻撃を続けている。

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この記事を読んで…隻眼の女性戦争特派員がいらっしゃったことを初めて知りました。 戦場取材で片眼を負傷され隻眼になっても戦場取材をされていたなんて…すごいというかジャーナリスト魂を見せてくれましたね。凡人の考えでしたら戦場取材は死と背中合わせじゃあないですか、危険なところ取材するのやめてください!と言いたくなりますわ。 メリー・コルビン記者は国境なき記者団(Reporters Without Borders  http://en.rsf.org/)に所属しているんでしょうか? 国境なき記者団のページを覗いてみましたらメリー・コルビン記者の画像が出ていました。

Trapped journalists killed in hell of Homs bombardment http://en.rsf.org/syria-trapped-journalists-killed-in-hell-22-02-2012,41920.html ← メリー・コルビン記者とその仲間の方の死亡を伝える記事のようです、英文なので翻訳ソフトで和訳して読んでくださいね。


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