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プレミア試写会での原田さんを見て驚いたもんです [俳優・女優]

主治医「99%無理」 原田芳雄さん“命懸け”舞台挨拶だった   (2011/07/20   産経新聞)

 アウトローから味わい深い中年男まで圧倒的な存在感で演じ分けた俳優、原田芳雄(はらだ・よしお)さんが19日午前9時35分、上行結腸がんから併発する肺炎のため東京都内の病院で死去した。71歳だった。今月11日に主演映画「大鹿村騒動記」のプレミア試写会で行った舞台あいさつに、車いすで現れたのが公の場で見せた最後の姿に。同作は16日に公開され、最後の主演作公開を見届けるように息を引き取った。(サンケイスポーツ)

 遺体はこの日午後2時45分過ぎ、都内病院から東京・渋谷区の自宅に無言の帰宅を果たした。

 妻の章代さん、長男の俳優で歌手、原田喧太(41)、長女の女優、原田麻由(34)らが迎え、麻由が涙ぐみながら「おかえり!」と呼びかけると、周囲の十数人のスタッフから大きな拍手が起こった。

 喧太が文書で公表したところによると、原田さんは3年前に大腸がんの手術を受け、最後まで抗がん剤治療の苦しさと闘っていた。今年5月7日に都内の病院に入院。前日18日までは元気で意識もあったが、19日朝に容体が急変、家族に看取られながら息を引き取った。

 今月11日、都内で行われた主演映画「大鹿村騒動記」の舞台あいさつに車いすで登場。別人のようにやせ細った姿に、誰もが息をのんだ。声は出なかったが観客に向けて涙ぐみ、感謝の気持ちを表すように合掌した。

 実は主治医から「99%無理」と出席を止められていた。だが長野県の村歌舞伎を自らテーマに選んで主演した作品。周囲の反対を押し切っての“最後の仕事”だった。

16日の公開初日舞台あいさつはドクターストップでやむなく断念したが、喧太は「最後の最後までの役者魂の凄さには頭が下がります」と病と闘った父をたたえた。

 若いころから酒豪で愛煙家。昨年11月からの「大鹿村-」撮影前後から腸閉塞と誤嚥(ごえん)性肺炎を併発した。すでにがんの痛みが全身を襲い、食事ものどを通りにくくなっていた。

 生前、「役作りなんて考えたことがない。役は現場で、共演者や状況に反応することでしか生まれない」と独自の演技論を持ち、多くの役者仲間から“兄貴”と慕われた。喧太は文書の最後で「役者・原田芳雄の魂は永遠に生き続けます」。それはそのままファンの思いでもある。

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「大鹿村騒動記」が出演映画最後の作品になってしまったんですね…。 私は原田芳雄さんのアウトローぽいところが好きでしたね、TVドラマでも一際異彩を放っていました…演じる役柄が見ている者を印象づけるというか。 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E8%8A%B3%E9%9B%84 

Wikipediaで原田芳雄さんの出演作品を見てみますと多さにびっくりです、こんなに出演されていたのかと…昭和の名優がまたひとり天国に召されたんですね。

ご冥福をお祈りいたします。 

YouTubeに 原田芳雄が福島原発でアポ無し撮影『原子力戦争』 という作品が紹介されていましたのでご覧になってみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=pjzE2BHFTds


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