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全方位外交だってw [政治・政治家]

首相、突然“全方位外交” 背景に「陰の首相」の存在  (2010/11/29  産経新聞)

 八方塞がりの政権運営を強いられている菅直人首相が突如、“全方位外交”に乗り出した。29日、野党との党首会談を行った首相は就任後初の党首討論にも意欲的な姿勢を示した。27日には9月の党代表選以来、距離を置いてきた鳩山由紀夫前首相とも会談した。各方面との接近を試みる背景には、「陰の首相」と言われながら、参院での問責決議の可決で、今や政権運営の最大の障害と化した仙谷由人官房長官の存在がある。

 29日夕の党首会談は奇妙な空気に包まれた。首相は緊迫する朝鮮半島情勢について政府の対処方針を説明したが、「情報の提供なら役所の紙を見るのと同じ」(新党改革・舛添要一代表)と言われるほど、素っ気ない内容だった。

 自民、みんな、新党改革の3党の党首は異口同音に首相を非難した。「今日、党首会談をやる意味はどこにあるのか」。みんなの党の渡辺喜美代表は「挙国一致内閣でも作りたいんですか?」と皮肉った。

 それでも窮地に立たされた首相にとって、来年の通常国会を見据え野党と膝を交えて話をすることに意味があった。党首会談は首相の意を受けた民主党の鉢呂吉雄国対委員長が28日、自民党の逢沢一郎国対委員長に電話で打診したのがきっかけだ。この際、2人はこんなやりとりを交わした。

 逢沢氏「われわれ野党は仙谷氏を問責している。今回は官房長官の出席がない場を考えてらっしゃるのでしょうね」

 鉢呂氏「官房長官出席のもとで行いたい」

 仙谷氏の同席の有無は、国会で仙谷氏の答弁を認めるか否かにつながる問題だ。仙谷氏への問責決議が可決した今、野党にとっては譲れない一線だ。

 午後1時から予定された党首会談は野党側の反発でいったんは流れた。結局、政府・民主党は野党側の要求を受け入れ、午後4時過ぎから仙谷氏抜きでの党首会談を受け入れた。

 首相は29日朝の政府・民主党首脳会議で、12月1日の党首討論にも応じる意向を示した。党首討論の開催に関しても、仙谷氏の陪席の有無が問題になる。

 首相が野党と接近すればするほど、野党からの仙谷氏への風当たりは避けられないものとなる。それでも、首相は野党に秋波を送り続ける。仙谷氏が苦境に立たされることは、もはや計算のうちなのか。

 首相は党内の非主流派にも目配せを始めた。鳩山氏と9月の党代表選後初めて会談した首相はその日の夜、海江田万里経済財政担当相とも会談。鳩山、海江田両氏は代表選で小沢一郎元代表を支持した。

 「仙谷氏を即刻、罷免してほしい」

 党首会談で渡辺氏は首相に単刀直入に求めたが、首相は何も答えなかった。

 そのころ、仙谷氏は首相官邸で定例の記者会見に臨んでいた。問責決議を受け自ら辞任する考えはあるか問われた仙谷氏は、ドスの利いた声でこう反論した。

 「参院には不信任をして内閣を倒す権限はない。(辞任の考えは)全くと言っていいほどありません」

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菅内閣の閣僚は今の地位に固執してますわw 二度と回ってくることの無い地位ですからね…。オーストラリアとのレアアースの交渉が上手くいったもんですから、外交に自信ができたんでしょうか?

外交は相手国との腹の探り合いですから一つ間違えば!日本国が損をするんですから慎重にお願いしますょ。

まぁ、全方位外交に方向転換したところで国民は支持率アップは考えないでしょうねw民主党が政権政党でいる事態が国民にとってストレスなんですから。


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