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渡り鳥が病原体をもたらしたのか? [日本の農林水産業]

島根、鳥取で全養鶏場調査始める 鳥インフル疑い35羽死ぬ  (2010/11/30  産経新聞)

 島根県安来市養鶏場高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる鶏が見つかったのを受け、島根、鳥取両県は30日、県内のすべての養鶏場を対象に感染の有無を調査。鳥取県は感染拡大防止のため、養鶏場周辺の県内2カ所の主要道路で車両の消毒を始めた。

 調査では飼っている鶏の死亡や異常の有無を聞き取る。対象となる養鶏場島根県で約30カ所、安来市と隣接する鳥取県で約90カ所。計約400万羽が飼育されている。

 安来市養鶏場での感染が確定すれば半径10キロ以内の鶏などの移動が制限される。対象となる養鶏場5カ所のうち2カ所は島根県、3カ所が鳥取県に位置しており、鳥取県はこのうち一部の鶏を抽出し、ウイルスの遺伝子を調べるPCR検査を実施。

 また農林水産省は感染状況の把握などのため、専門家らでつくるチームを島根県に派遣。県は早ければ30日にも、35羽が死ぬ疑い例の出た養鶏場で飼育される約2万羽の殺処分を始める方針。

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日本で越冬する渡り鳥が病原体を運んできたんでしょうか?

宮崎県で口蹄疫が発生し、多くの方々の努力で封じ込みをしました。今度は日本海側の鳥取県・島根県で鳥インフルエンザの疑い…なんだか伝染病で家畜・家禽が処分される報道を見たり聞いたりするだけで凹みますねぇ。

数年前の鳥インフルエンザの発生で、多くの養鶏業者が鶏舎への野鳥の侵入阻止策や部外者の立ち入りを制限したという話を耳にしました。病原体は対策の隙をついて侵入してくるんですね。

国立感染症研究所  感染症情報センター:鳥インフルエンザ

http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html

農林水産省/鳥インフルエンザに関する情報

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/

ちょっと不安と思われるんでしたら覗いてみたらいかがでしょうか…


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