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知日派元米国務副長官のぼやき [領土問題]

「尖閣、菅政権は早く降りすぎ」元米国務副長官   (2010/10/21  読売新聞)

【ワシントン=小川聡】米知日派のリチャード・アーミテージ元米国務副長官は20日午後(日本時間21日未明)、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡る日本の対応について、 「法治国家として日本は、法プロセスを最後までやり抜いて、船長を罰するか、釈放したければ釈放するべきだった。菅政権は早く降りすぎで、中国への意思表示としては、よいものではなかった」 と批判した。

 ワシントン市内で講演後、記者団の質問に答えた。

 また、 「日本は今回の中国の行動を、何の対応もせずに見過ごすべきではない」 と指摘。具体的には防衛費の増額を挙げ、 「米国にすべて頼り切りというのは公平ではない」 と注文を付けた。

 一方、中国がレアアース(希土類)の輸出規制を拡大しているとされる問題については、「調査を待つ必要がある」と前置きをしたうえで、 「最悪の振る舞いだ」 と非難した。

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★追記★ 今日(10月22日)安倍晋三氏のメルマガが配信されました(PM12:58配信)久しぶりですねw

14日から19日まで、自民党を代表してワシントンを訪問しました。
ワシントンは昨年四月に米国を代表するリベラル系シンクタンク、ブルッキングスで講演して以来です。
また野党議員としては初めての訪米でした。

米国政府ではスタインバーグ国務副長官、フロノイ国防次官、グレグソ次官補。議会ではウエッブ東アジア太平洋小委員長、
ウルフ下院議員。シンクタンクではブルッキングス、
CSIS(戦略国際問題研究所)、ハドソン研究所の所長、上級研究員等。

その他クエール元副大統領、ラムズフェルド前国防長官、スコークロフト元大統領補佐官、アーミテージ元国務副長官といった人達と会談しました。

今回の訪米目的は、日米同盟の重要性と強化について認識を共にし、中国に対する認識を共有する為です。

もちろん尖閣諸島沖の我が国領海での中国漁船の蛮行についてしっかりと説明しました。

米政府高官の二人からは、尖閣は安保条約の対象になるとの発言を引き出す事が出来ました。
ハドソン研究所では約30分の講演を英語で行いましたが、政治専門放送局のCスパンが生中継し再放送もしてくれました。
Cスパンは多くのの政治行政関係者が見ています。

政府、議会関係者、オピニオンリーダーに直接、間接、中国の問題点について伝える事が出来たのではないかと思います。

また今年は安保改定50周年に当たります。しかし民主党政権の拙劣な外交によって、残念ながら祝賀的雰囲気は皆無でした。
だからこそ党派をこえた議員外交が必要と考えました。
その意味を込めてアーリントン墓地に献花して来ました。

また国立公文書館を訪れ50年前に祖父岸信介が署名した調印文書を見て来ましたが、その際下田条約の正文を見ることができました。保存もよく墨跡鮮やかに時の老中らの署名やペリーのサインが印されていました。

列強の圧力に相対していた先人の苦難に思いを馳せながら、条約文を読みました。

これからも、時には足を運び海外に日本の正しいメッセージを発信して行こうと思います。

安倍晋三氏HP http://www.s-abe.or.jp/

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米知日派の元米国副国務長官リチャード・アーミテージ氏の 「法治国家として日本は、法プロセスを最後までやり抜いて、船長を罰するか、釈放したければ釈放するべきだった。菅政権は早く降りすぎで、中国への意思表示としては、よいものではなかった」の発言は、米国人から見れば「なにやってるんだ此奴らは…日本は法治国家だろうが!」と言いたいでしょうねw 知日派アーミテージ氏だから ツッコミを入れてくれるのだと考えてしまいます。

リチャード・アーミテージ氏、TVで見る度に七福神の布袋様にかぶってしまうんですょねw


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