SSブログ

菅首相、今国会を”強制終了”しましたょ!選挙対策ですね! [政治・政治家]

【主張】予算委なき閉会 これが「民主」政権なのか(2010/06/17  産経新聞)

 ■恥ずべき「政治とカネ」隠し

 「逃げの一手」で臭いものにふたをする最高指導者に、日本丸の針路を委ねることが適切な選択なのだろうか。

 菅直人首相が予算委員会を開くことなく、通常国会を閉会させたことへの率直な疑問である。

 内政外交の懸案にどう取り組むかとの首相の所信表明演説を受けて、代表質問が衆参両院で1日ずつ行われたが、具体的な処方箋(せん)に乏しく、きわめて不十分な内容だった。

 一問一答形式の予算委審議が必要不可欠なのに、民主党政権は政治とカネの問題で追及されたくないことなどを理由に、野党との本格論戦を回避した。高い支持率を背景に、なりふり構わず参院選に駆け込もうという思惑を最優先したといわれても仕方あるまい。

 ◆経済の全体像を示せ

 議会制民主主義の最低限のルールさえ踏みにじる姿勢は、きわめて残念だ。こうしたことが民主党政権の本質を物語っているともいえる。

 有権者は7月11日の参院選で日本の将来を切り開く政治主体を見極めることが求められている。

 政策論争がいかに不十分かは、自民党など野党から成長戦略や財政再建の中身や具体化に向けた道筋などに質問が集中したことにも表れている。首相が掲げる「強い経済、強い財政、強い社会保障」の内容は具体性に欠けており、当然といえる。

 これに対し、首相は3年間の歳出計画を示す中期財政フレームや中長期的な成長戦略、財政運営戦略をそれぞれ今月中にまとめると繰り返した。消費税増税についても「そう遠くない時期に一つの方向性を示す」とかわした。

 これでは経済政策の全体像がまったく見えない。

 首相は超党派の「財政健全化検討会議」の設置を提案したが、国会論戦の中で自ら考えを語ることがなければ、議論を深めようがない。消費税は参院選の争点になるとみられている。この時点で国会に判断材料が何ら示されないのでは、国民をバカにしているとの批判は免れないだろう。

 首相がデフレ脱却にもつながるとする「第三の道」について論戦が深まらなかったことも問題だ。首相は公共事業に頼る第一の道、企業を強くして生産性を上げる第二の道ではなく、経済・財政・社会保障を一体的に立て直す第三の道をめざすという。

 具体的には、増税分を社会保障や環境分野に投入し、成長と税収増を同時に実現させるという政策だ。確かに医療や介護は今後の成長分野として期待できる。

 だが、放っておいても社会保障費が年1兆円ずつ増えていくような非効率な現行制度を改革しなければ、単に財政負担が膨らむだけだろう。そうした問題点についての政策論争が避けられ、キャッチフレーズにとどまっている点は非常に危うい。

 ◆耳疑う政治責任不問

 焦点の政治とカネの問題については、荒井聡国家戦略担当相の事務所費問題などが新たに浮上した。代表質問で野党側は荒井戦略相が説明責任を果たすことに加え、首相に罷免を求めた。だが、首相は民主党の調査で問題ないと判断し、仙谷由人官房長官から本人への厳重注意でこの問題を終わらせようとしている。

 選挙を控えた参院民主党側から、事務所費疑惑が拡大し、予算委で追及される事態は回避すべきだとの強い要求があったことも、幕引きの理由だ。

 耳を疑ったのは、小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」の政治資金問題で、「検察が2回不起訴処分にした以上、これ以上政党が調査する必要はない」と首相が答弁したことである。

 党としては、政治的・道義的責任は不問にするという意味だろうか。検察審査会の2度目の起訴相当議決で強制起訴となる可能性も残っている。

 鳩山由紀夫前首相の巨額の脱税行為を伴った資金問題も、「自ら辞任という重大な決断をした」ことでけじめがついたというのが菅首相の見解だ。クリーン政党がいかに口先だけかを示している。

 首相は「国会内閣制」との持論を述べ、三権分立を「憲法にはどこにも書いていない」と否定している。国民に選ばれた政治家が内閣が主導するという意味合いのようだ。民主党は参院本会議を開かず、首相問責決議案などの採決を見送った。内閣・与党が一体で、論戦封じや疑惑隠しを推し進めているにすぎない。

TVニュースで国会の質問答弁を見ていましたら…“菅首相、聞く耳持たない”を押し通しましたね!どう考えても支持率の良いときに選挙して、勝とうと考えているようで敵前逃亡ですね…。

自由民主党・無所属の会 赤沢りょうせい氏の「菅内閣不信任決議案趣旨弁明」から引用します。

http://www.jimin.jp/jimin/kokkai/174/003.html

〈国を背負う気概なし〉
 
一昨日、サッカーのワールドカップ大会において、カメルーンを見事破った日本チームは、キックオフ前の国歌斉唱で全員で肩を組んで歌ったそうです。それを提案したのは、闘利王選手だったそうです。
 国旗国歌法案に反対し、国歌を歌わない菅総理に日本チームの選手の気持ちは分からないでしょう。特に、「国歌はもっと元気が出るものの方がよいのではないか」という趣旨の発言を繰り返している菅総理は、最も元気を出さなければならないキックオフ直前に、国歌の持つ重みを噛み締めようとした日本選手たちの気持ち、そのことで国を背負う気概、やる気を奮い立たせた日本チームの心意気は到底理解できないでしょう。この記事を読んで、私は、日本選手の勝利を2重にも3重にも祝いたい気持ちになりました。それと同時に、君が代ではあまり元気が出ないという菅総理の発言を思い出して暗澹たる気持ちになりました。
 菅内閣の閣僚は全員で肩を組んで君が代を歌えますか。日教組出身の国会議員や日教組を含む連合出身の国会議員を多数含む今の与党は政府と一体とさていますが、与党の議員の皆様は全員で肩を組んで君が代を歌えますか。国家を背負う気概を漲らせて日本を勝利に導けますか。わが自民党は、全員が肩を組んで力強く国家を歌えると断言できます。誇りを持って申し上げたいと思います。自由民主党は、選挙のもとで割れることはあっても、国旗国歌のもとで割れることは決してありません。菅総理の率いる新内閣と民主党は、選挙目当てでまとまることはあっても、国旗国歌のもとでまとまることは決して期待できないのではありませんか。私は、どちらの党がわが国の将来を担うべきか明白であると考えます。

君が代が嫌い、日本国国旗が嫌い、赤沢りょうせい氏のいう「国を背負う気概無し」ごもっともな話です。

「うっかり一票、がっかり6年」にならないように、しっかり考えて投票したいもんです。

★追記★  安倍晋三さんのメルマガ(2010/06/17  18:52 配信)

皆さんこんばんは。安倍晋三です。

昨日、参議院本会議も開かれずに、そして1日も予算委員会が開催されずに国会が閉じられました。

総理が変わって予算委員会が開かれなかったのは初めての出来事です。
「逃げの菅」本領発揮ですね。
鳩山内閣の抱えていた問題が何一つ解決されていない現状、明らかになった閣僚たちのカネの問題、そして総理としての資質はどうなのか?
選挙を前にたった1日ずつの予算委員会にも耐える自信がなかったのでしょう。

先日私がメルマガで皆さんにお伝えした北朝鮮のスパイ シンガンスの釈放嘆願書に菅直人総理が署名していた件について「それは知らなかった」とびっくりするほど沢山の方からメールを頂きました。

マスコミはほとんど報道しませんから、意外なことにこの重大な事実を知らない方が多い事が分かりました。

菅総理側は矮小化しようと必死です。
「国民は関心が無い」と記者に書かせようと働きかけているようです(笑)
そうすればこの問題を選挙戦で取り上げなくなると期待しているのでしょう。
なんと陰湿な政権でしょうか。

私は、正々堂々と私達の政策を訴え、そして菅政権の問題点を、事実を示しながら国民の皆様に伝えてまいります。

▼安倍晋三事務所 携帯版HP
http://www.s-abe.jp/

---------------

 ※資料:辛光洙・シンガンス釈放嘆願署名 http://nyt.trycomp.com/hokan/0025.html

安倍晋三さんのいう「北朝鮮スパイで日本人を拉致した犯人、シンガンス」釈放嘆願署名のいきさつをまとめたものです。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。