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AT車の普及で追突事故が増えたんですかねぇ?

踏み間違い若者多発 車のペダル、昨年の人身事故19件       (2016/02/21    大分合同新聞)

 車のブレーキとアクセルのペダル踏み間違いによる交通事故が後を絶たない。県内で昨年、踏み間違いが原因で発生した人身事故は77件。年代別に見ると、65歳以上の高齢者に次いで、18~24歳の若年者による事故が多かった。県警交通企画課は「高齢者の運転操作ミスがクローズアップされがちだが、運転経験の浅い若年層の事故も多いので注意してほしい」としている。

 県警交通企画課によると、ペダルの踏み間違いによる人身事故の件数は、過去5年間ではやや減少傾向。昨年発生した77件中、高齢者による事故は35件、若年者は19件だった。高齢者と若年者で全体の約7割を占めた。
 ペダルを踏み間違える原因として同課は「運転動作が機械的になり、ペダルの位置確認など基本的なことができていない」と、慣れによる漫然とした運転を指摘。ブレーキだと勘違いしてアクセルを踏むと、車が急加速して運転手はパニック状態になる。車を止めようと、反射的に足を踏ん張ってしまい、さらにアクセルを踏み込んでしまうという。
 昨年11月、別府市の病院駐車場で、80代男性の軽乗用車が石垣に衝突。助手席の女性が死亡した。ブレーキとアクセルを踏み間違え、正面から石垣にぶつかったという。「高齢者は駐車場などで、車の発進直後に建物や壁に衝突するケースが多い」と同課。対して若年者は、運転自体が危険を伴う動作だという意識が低く、前の車との車間距離を詰めてしまうことから、追突が多いという。
 今年1月末時点で、ペダルの踏み間違いによる事故は既に6件発生。「衝突防止システムが搭載された車に乗る以外、事故を防ぐための具体的な策はない」と同課。「高齢者も若年者も、自分の運転技術を過信せず慎重な運転を。車の発進前にはペダル位置を確認し、常に意識を持って運転して」と話した。

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高齢者がAT車を運転していてアクセルペダルとブレーキペダル踏み間違えたという事故を見聞きする度に判断力の低下によるものかと考えてしまいますけど若者がアクセルとブレーキペダルを踏み間違えるなんて…運動神経良さそうなのにねぇ(><)私はMT車しか乗りませんから感覚は解りませんわ。行きつけのディラーの人からAT車は楽ちんだから乗り換えませんか?と言われますけど …乗りたいとは思わないんですょね(笑)渋滞時やら坂道発進が苦と考えたくなりますがMT車はアタマと足感覚の連動だと。

AT限定免許ができたもんだから楽チンを考えてしまうようになったのでは?


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軍オタ悪ノリしすぎでは

自衛隊員が本当に困っている「ネトウヨ型軍オタ」   (2016/02/20   日刊SPA!)

自衛隊の敵は北朝鮮でも中国でもなかった――モラルをわきまえない迷惑な軍事オタクの実態をリポートする!

◆【ネトウヨ型】政治的発言をして隊員におもねってくる軍オタ

 だいたいの軍オタは、自衛隊を応援するあまりつい行きすぎてしまったものと隊員は寛容的に見ている。本当に困るのはネトウヨまがいの政治的発言をして隊員におもねってくる者だ。

「中韓への思想スタンスを聞かれ、お茶を濁していると『精神的にたるんでおる』と怒鳴られ、部隊名の入ったキャップを剥ぎ取られ『これは預かっておく!』と持ち去った軍オタさんがいました」(横須賀基地・2曹)

 さらに横須賀基地での見学会では、「公明党は与党から出て行ってほしいか?」と隊員に政治的発言を求める者もいたという。

「公務員の立場で政治的発言はできません。だから苦笑いして沈黙していると、『お前はスパイか!』と怒られる。対応のしようがありません……」(同)

 なかには軍オタが独自に考えた尖閣・竹島奪還のオペレーションを一般見学の際、約1時間にわたって聞かされた幹部自衛官もいる。

「まるで漫画のような話でしたが、納税者である国民のご意見です。聞かないわけにはまいりません。ただ私の勤務の都合もご理解いただければありがたいのですが……」(陸自第3師団・3佐) 

 隊員たちへの迷惑を考えず暴走を続ける軍オタたち。このままでは各地の自衛隊関連のイベントも縮小・廃止されかねない!?

― [軍オタ]に自衛隊が困っている! ―

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ネトウヨ軍オタが自衛隊員に迷惑かけているなんて…愛国心に熱が入りすぎて現役自衛隊員にあれこれと聞きたいんだろうけど、口に出せるワケないだろうね(><)

私も以前海上自衛隊の艦船の見学会に行ったことあるんですけど、おばちゃん軍団が若い自衛隊員つかまえて質問攻めをしているの見たときは微笑ましかったですね。イケメンの自衛隊員はおばちゃんに人気がありますねwww


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民主党って自分らの方向性が解らなくなったのでは [政治・政治家]

首相「民主党、だんだん共産党と似てきた」     (2016/02/20    読売新聞)

安倍首相は20日に出演したニッポン放送の番組で、民主党の立ち位置について「だんだん共産党と似てきた」と批評した。

かつて自民党に所属した民主党の岡田代表については「ずいぶん変わったのかな、という気がする」と語り、選挙の候補者調整などで共産党と連携する姿勢を皮肉った。

司会者から「もし民主党の政治家なら、どのような政策を掲げて支持率アップを図るか」と問われた首相が「政治家を辞める選択肢もありますね」と冗談を飛ばす一幕も。「民主党には安全保障政策をしっかり考えている人たちもいる」と、同党の保守系議員にエールを送る余裕も見せた。

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安倍首相の言い分がなんとなく解る感じがしますねぇ。国会中継やらWebニュースをいろいろと読んでみますと民主党は共産党にすり寄っているのではないか!と感じてしまいますわ。野党連合組んで自民党を倒すみたいなこと言っていますから。民主党は何をしたいのか?国民に対して明確な方向性を示すこと出来ないのではないでしょうかねぇ(笑)解党して出直してみたらどうでしょうか。


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北ミサイル打ち上げ実験~スペースデブリ(宇宙ゴミ)じゃあねぇのか

【北ミサイル発射】打ち上げ成功か? 2つの物体が地球の周回軌道上に…米国防総省がCNNに明かす     (2016/02/08    産経新聞)

 【ワシントン=青木伸行】米CNN(電子版)によると、米国防当局者は8日までに、北朝鮮が発射した長距離弾道ミサイルの何らかの2つの物体が、地球の周回軌道に乗っていることを明らかにした。

 2つの物体が、北朝鮮が主張する「衛星」なのか、ミサイルの残骸などであるかは不明。米コロラド州の北米航空宇宙防衛司令部(NORADO)は、2つの物体の軌道傾斜角は97・5度だとしており、それぞれに「41332」と「41333」の衛星カタログ番号を付けた。

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北朝鮮が衛星打ち上げ成功という話になっているようですが米国CNNの発表によると地球の周回軌道上に謎の物体2つが乗っていることを確認したようです、宇宙ゴミがまた一つ増えたということでしょうかねぇ…。

衛星カタログ番号を付けたそうでうですが隕石に当たって落下するのではないかと想像したりして(笑)


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鉄平選手が大分県出身者とは知らなかったです [スポーツ]

鉄平が現役引退 「やれることやった」      (2016/01/28    大分合同新聞)

 プロ野球の中日、楽天、オリックスで活躍した津久見高出身の鉄平(33)=本名土谷鉄平・外野手=がユニホームを脱ぐ。2009年のパ・リーグ首位打者に輝いた好打者は「やるだけのことはやった」と15年間のプロ生活を振り返りながら、「今後も野球と関わり続けたい」と話した。

一問一答
 現役生活にピリオドを打った鉄平に聞いた。
 ―今の心境は。
 やれることはやった。今はもうすがすがしい気持ちだ。
 ―どんな15年間だったか。
 8割5分は苦しいことだった。だがその中である程度の結果が出せたことを誇りに思う。
 ―思い出深かったこと、印象に残っているシーズンは。
 自分がプロ野球界に入れたこと、それが一番。3球団を経験したが、どこも思い入れがあり、どのシーズンも印象深い。だが個人成績よりも、球団が好成績だったシーズンがうれしかった。
 ―高校時代からこだわりのあった打撃では首位打者にも輝いた。
 自分が追求してきたことが結果としてついてきた。到達するまでは楽ではなかったが、いい経験だった。
 ―今後については。
 野球に携わっていきたいという思いに変わりはない。その中でお世話になった人に恩返ししていきたい。
 ―大分のファンへメッセージを。
 場所は遠く離れていたが、大分の方が応援してくれていることはいろんな形で伝わっていた。感謝しています。これからも他のチームで頑張っている県出身の選手を引き続き応援してほしい。

 つちや・てっぺい 1982年大分市生まれ。2000年に津久見高からドラフト5位で中日に入団した。06年に楽天に移籍し、好打者としてブレーク。09年は3割2分7厘で首位打者に輝き、楽天の2位躍進に貢献した。14年からオリックスでプレーし、昨季は13試合出場にとどまった。現役続行を希望していたが断念した。 

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鉄平という名前は何度かTVスポーツニュースで聞いていたのですがまさか大分県出身者とはホント知らなかったです、プロフィール見て…大分んし(大分県人)だと解ったときはすでに遅しか。この記事読みながら鉄平選手は所属チーム運が良かったのではないかと、だから活躍できたのでは? 大分県から毎年ドラフトで何人かづつプロになりますがTVスポーツニュースやら新聞のスポーツ欄で目立ってくれる人ってそういないですからねぇ。    お疲れ様でした。 


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大相撲、10年ぶり日本人力士優勝! [スポーツ]

琴奨菊 妻を「賜杯の隣に」約束成就 料理、マッサージで内助の功      (2016/01/24    ディリースポーツ)

「大相撲初場所・千秋楽」(24日、両国国技館)

 大関琴奨菊(31)が大関豪栄道を突き落とし、14勝1敗で初優勝を決めた。06年初場所の栃東以来となる日本出身力士の優勝で、大きな重圧もかかっていたが、昨年7月に結婚した妻の祐未さん(29)の支えが助けになった。国技館で直接、晴れ舞台を見届けた夫人に聞くと、細やかな配慮と、結婚時に大関が誓った約束があったことが分かった。

 和服姿で国技館を訪れた祐未さんの胸には、さまざまな思いがこみ上げていた。「ありがとう、と言いたいです。あらためて輝いている大関を見て、ほれ直しました」。30日に結婚披露宴を控えている夫人にとって、優勝賜杯は何よりも大きな贈り物になった。

 昨年7月10日に結婚した後、家族を持った琴奨菊は「必ず優勝するから。優勝賜杯の隣に座らせてあげるから」と、誓いを立てていた。直前の夏場所で負け越し、かど番で迎える名古屋場所前、崖っぷちから結婚生活は始まった。

 辛うじて結婚直後の名古屋場所は8勝7敗で切り抜け、地位を守った。祐未さんが「最も長い15日間でした。押しつぶされそうな大関の気持ちも分かりました」と振り返る苦しい戦いを乗り越え、上を目指す戦いが始まった。

            BBoCL2V.jpg [コピーライト] デイリースポーツ/神戸新聞社 琴奨菊が10年ぶりとなる日本出身力士優勝をはたす。右は祐未夫人(撮影・堀内翔氏)

 常に食事面のサポートを欠かさないが、今場所はウオーターオーブンを購入し、油を使わない料理で体調を管理した。さらに、普段は栄養を重視した玄米食をしていたところを、今場所中は白米にして消化を優先させた。

 体のケアも祐未さん自ら行った。琴奨菊のマッサージをするのが日課になっているが、最近はかかとにクリームを塗るのも欠かさない。以前、かかとがひび割れて痛んだため、かばって他の場所まで痛めてしまった経験を踏まえたものだった。「今はつるつるです」というかかとも、祐未さんのサポートのたまものだ。

 琴奨菊とは、時間が取れたら夫婦でアロママッサージに行こうと約束しているという。「初デートもアロママッサージだったんです」。初々しい笑顔を輝かせながら祐未夫人は語った。

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モンゴル出身の力士が強すぎて…日本人力士なにやっているんだか!毎場所思ったことです。

琴奨菊、優勝おめでとうございます! スポーツ選手は嫁さん次第というそうですが証明されますね。どの既婚スポーツ選手でも良い成績をおさめる人には嫁さんのバックアップがあるからだと。


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ピンピンころが良いか?延命治療で生かされるのが良いか?

「好きなように死なせてくれない」日本の終末期の実態      (2016/01/20    ダイヤモンドオンライン)

「日常の延長線上で自然に死を迎えたい」

「死ぬときぐらい、好きにさせてよ」――。

 1月5日の全国紙朝刊を開くと大きな文字が目に飛び込んできた。青いドレス姿の女優、樹木希林さんが「ハムレット」のオフィーリアと同じように、小川の中で目を開けて横たわっている。穏やかな表情で手には花束。

 言葉は、さらに続く。

「人は必ず死ぬというのに。長生きを叶える技術ばかりが進化してなんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。死を疎むことなく、死を焦ることもなく。ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたいと思うのです。人は死ねば宇宙の塵埃。せめて美しく輝く塵になりたい。それが、私の最後の欲なのです」

 出版社「宝島社」が、朝日、読売、毎日の各紙と日刊ゲンダイの紙面に載せた企業広告である。19世紀の英国の画家で、ラファエル前派の創設者であるジョン・エヴァレット・ミレイの有名な作品「オフィーリア」をモチーフにした。森の中で溺死したオフィーリアの神々しい名画の姿をそのまま拝借。

 正月早々の見開きのカラー広告。「全身ガン」を宣言している樹木希林さんということもあって話題を集め、ネット上で投稿が相次いだ。

 樹木さんは、この企画について「生きているのも日常。死んでいくのも日常。死は特別なものとして捉えられているが、死というのは悪いことではない。そういうことを伝えていくのもひとつの役目なのかなと思いました」と思いを語っている。

「長生きを叶える技術」である延命治療を疎ましく感じ、「日常」の延長線上で自然に死を迎えたい、という熱いメッセージである。

 宝島社の企業広告はこれまでも注目されてきた。1998年に詩人の田村隆一を登場させて「おじいちゃんにもセックスを」と言わせたのを皮切りに、2002年に「国会議事堂は、解体」、2012年に「ヒトは、本を読まねばサルである」と衝撃的なコピーを放っている。時代の空気を2、3歩先取りする鮮やかな提言と言えるだろう、

 そして今年は「好きに死なせて」である。テーマは死。

 100歳以上の老人が約6万人にも上る時代となった。看取りの場や方法についての議論が次第に高まり、尊厳死や安楽死の話が身近になりつつある。3年前に社会保障の長期展望を示した国の「社会保障制度改革国民会議」の報告書では、「死の質」即ちQOD(Quality of Death)を議論しましょう、と述べた。QODを国の文書として初めて採りあげ、「よくぞ踏み込んだ」と拍手を送られた。

世界各国の終末期の実態

 そのQODを問いただし、延命治療に疑問を持つ医師の切実な思いを聞いた。各国の事例を次々上げて、「終末期は点滴や経管栄養は行っていません」と話したのは、北海道中央労災病院院長の宮本顕二さんと桜台明日佳病院(札幌市)の宮本礼子さんの医師夫妻。

 1ヵ月ほど前の12月17日に日本創生会議と日本生産性本部が東京都内で開いた公開シンポジウム、「高齢者の終末期医療を考える」の場である。

 夫妻は終末期の実態を探ろうと、8年前のスウェーデンを振り出しに、オランダやオーストリア、米国、豪州などの諸国を回ってきた。

「スウェーデンでは、肺炎は高齢者の友達なので抗生剤を使わない。おしっこが出なくても利尿剤に手を出さない。看護師が血圧や尿量を調べることもない」と話す。行わない医療として、このほか昇圧剤、点滴、経管栄養、血液透析、人工呼吸器装着を挙げた。いずれも日本のほとんどの病院では当たり前に行われている。

 翌年訪問した豪州のナーシングホーム(特別養護老人ホーム)では「口から食べるだけ、飲むだけです。食べなくなれば約2週間で亡くなるので、寝たきり老人はいない」と報告する。

 確かに、豪州政府発行の「緩和医療ガイドライン」(2006年版)を読むと、「無理に食事をさせてはいけない」「栄養状態改善のための積極的介入は倫理的に問題」「経管栄養や点滴は有害と考える」とある。延命治療からの離脱を国が率先して指導している。

 オランダの施設で「なぜ、点滴や経管栄養をしないのか」と宮本夫妻が尋ねると「倫理です」と当然のような言葉が返ってきた。オーストリアでも「食べないのも患者の権利です」と断言された。

 さらに衝撃的な事実も報告する。米国西海岸の2つの施設では「スプーンを口元に近づけない」、つまり食事介助をしない方針を聞いたと言う。

 欧米で点滴や経管栄養をしない理由として(1)尊厳の尊重、即ち倫理であり(2)本人の意思(3)医療費の抑制の3点を宮本顕二さんは挙げる。日本では、医療保険で緩和医療がガンとエイズに限定されている制約が大きい、と指摘した。

 宮本医師の話を聞いた「認知症の人と家族の会」京都府支部の荒牧敦子さんは、「点滴を拒絶した実母を看取り、自然死させて良かったと胸にすとんと落ちた」と壇上で話した。だが、「後から孫に餓死したと言われ、落ち込んだ」と続けると、隣席の宮本礼子医師が「いいえ餓死ではありません。体が受けつけなかったのです。食べたくても食べられないのが餓死です」と、良い判断へのエールを送る一幕もあった。

「死は医療の敗北」だから「好きなように死なせてくれない」日本

 終末期の食事や栄養補給については、2010年に石飛幸三医師が「自然の摂理を忘れた行為」と否定し、自然死を「平穏死」と著書で唱えた。このネーミングに尼崎市の在宅医、長尾和宏医師が賛同し「平穏死10の条件」を著す。京都市の中村仁一医師は、無理やり食べさせる食事介助は「拷問」と2012年発行の著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」で記している。

 こうした医師たちの指摘が「海外では常識」であることを、宮本夫妻は多くの事例で示したことになる。

 樹木希林さんの望む「好きなように死なせて」くれないのが日本の病院の実情だろう。「死は医療の敗北」と教えられてきた医師は、命をできるだけ長らえさせる延命治療を医療者の義務とみなしてきた。樹木希林さんと違って、「死は悪いこと」と教育された。

 たとえ患者本人から「医療はここまでにしてください」と懇願されても、家族から「医療放棄」と訴えられかねないため、とことん治療する姿勢になりがちだ。だが、本人の意思を尊重し、その尊厳を守ろうとする医師が増えつつあるのも事実である。

 とりわけ在宅医療に熱心な診療所の医師は、患者の自宅(長期入居の施設も第二の自宅)に通ううちに、本人本位の考えに近付いていく。命の「量」よりも「質」を尊ぶ。

 日々の暮らしの生活の質(QOL)を高める診療の先に、死の質(QOD)を見据えるようになるからだ。

 こうした「病院から在宅へ」の流れを実証するデータが12月17日に厚労省から発表された。3年に一度実施される患者調査の2014年の結果だ。

 歯科診療と併せた在宅患者がこれまでの最多の15万6000人に達したという。在宅医療には、往診と訪問診療、それに看護師ら医師以外の訪問の3種類あるが、このうち、訪問診療を受けた患者が前回の6万7200人から11万4800人に7割も増えた。逆に、往診は3万5700人から3万4000人へと減少している。

 これによって医療保険の制度である在宅療養支援診療所による訪問診療が急速に浸透しているという事実が裏付けられた。患者や家族の要請で医師が飛んでいく往診ではなく、あらかじめ月2回以上の診察日を決めて計画的に赴く訪問診療が増えている。

 世間では、往診と訪問診療との区別がなく話されることが多いが、仕組みは異なる。看取りにつながるのは訪問診療が圧倒的に多い。この3年の間に、終末期をきちんと受け止める訪問診療の態勢が広がってきたということだ。

 患者調査は、在宅医療の施設別内訳も出ている。病院が1万4400人、歯科診療所が4万600人、一般診療所が10万1500人だ。歯科診療所が全体の4分の1にも達している。嚥下障害を防ぐ口腔ケアなど歯科の重要性が指摘されているなかで、現実に出番が増えていることもよく分かる。

 訪問診療の7割増は、人間の自然な死に方である老衰死の急増という事実と呼応するものだろう。老衰死の推移については、この連載の第42回で指摘した。2014年には7万5000人に達し、57年前にやっと戻った。浸透しつつある訪問診療医の医療観、死生観が大きく影響していることは間違いないだろう。

在宅医療を手掛ける診療所増加への流れも

 死のあり方に対して、時代の流れは明らかに過渡期に入った。それでも、自然死、平穏死つまり老衰死はまだまだ多数派ではない。看取りに真正面からきちんと向き合う医療態勢が不十分ともいわれる。

 在宅療養支援診療所には、患者への24時間の対応が義務づけられている。だが、医師一人だけの多くの診療所では、週末や休日、休暇中も含めての24時間対応が高いハードルになっている。在宅医療の報酬は高めに設定されているが、それでも「全国どこでも在宅医」という状況ではない。

 そこで、ハードルを下げようと、夜間と休日に稼働する専門医師を地域の診療所に送り出す斬新な医療機関が現れ、注目されている。佐々木淳医師が率いる医療法人社団「悠翔会」(東京)である。

 東京23区と川崎市や千葉、埼玉両県で9ヵ所の診療所を持つ。夜間と休日に、他の診療所と連携してその診療所の医師に代わって出向く。患者の診療情報を電子カルテで共有しており、連携先の医師や患者からの緊急の要請を受ければ、当直拠点の診療所から訪問に出る。

 患者は、一旦決めたかかりつけ医を変えることなく、外来から在宅医療に移ったり、緊急時の訪問診療も同じ診療所から受けることができる。

 訪問診療医にとっては、夜間や休日の診療負担が軽くなり、看取りまで長期的に患者に関わることができる。これによって、在宅医療を手掛ける診療所が増えていく可能性が高まりそうだ。

 悠翔会では現在の連携先の14の診療所を年内には30ヵ所に増やしていく。

「アウェイの病院」よりも「ホームの自宅・地域」を実現する制度変更へ

「病院から在宅へ」の流れを加速させる制度変更も進んでいる。

 厚労省は、地域の診療所などからの紹介状を持たないで大病院を受診した患者に、別料金として5000円以上を請求する方針を決めた。再診時にも1000~2500円の追加負担を検討している。

 高度医療を提供する84ヵ所の「特定機能病院」やベッド数が500以上の164ヵ所の「地域医療支援病院」の大病院を対象とする。

 昨年5月に成立した医療保険制度改革の関連法に導入が盛り込まれていた。近く開かれる中央社会保険医療協議会(中医協)に厚労省案を示して、この4月から実施する。

 現在でも、ベッド数200以上の病院では同様の追加料金を請求できる。5000円以下を徴収している都心部の病院もあるが、地方では全く徴収していない病院も多い。これをきちんとした制度に仕立てる。

 大病院が専門治療に専念できるように医療機関の役割分担を推進するのが狙いだが、同時に、地域の診療所への診療を増やすことにつながる。軽い症状であれば、できるだけ身近な診療所への受診を促す。

 診療所との関係が深まれば、重度になって外来受診が出来なくなっても、訪問診療に移行することがたやすい。大病院での「医師任せ」でなく、自宅や近隣の集合住宅などで過ごせば、本人の意思、判断を尊重した医療や介護を受けやすい。

「アウェイの病院」よりも「ホームの自宅・地域」のほうが落ち着くのはサッカーだけではない。病院は暮らしの場ではない。本人が望む死に方を実現できる可能性も高まる。

「ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたい」(樹木希林)という願いも達せられそうだ。

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こういう記事を読む度に考えさせられますね! ピンピンしていてある日コロっと死ぬのが私の理想形だと考えている方です。自分の親が認知症になって介護士の世話を受けなければ日々過ごせなくなっているのを見ると自分はああなりたくないと考えてしまいますね。人に下の世話してもらうぐらいならコロと行った方がマシだわ(><)

最近、親の介護やら近所の高齢者の話を聞きながらつくづく考えさせられます。


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中村梅之助さん死去

「遠山の金さん」役 中村梅之助さん死去      (2016/01/20    NHK NEWS WEB)

NHKの大河ドラマ「花神」で主役を務め、テレビの「遠山の金さん」役でも親しまれた俳優の中村梅之助さんが、18日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。85歳でした。
中村梅之助さんは東京都出身で、昭和14年、9歳のときに四代目中村梅之助を名乗って舞台に立ちました。その後、父の三代目中村翫右衛門が立ち上げた劇団「前進座」に加わり、演劇の舞台で活躍しました。テレビドラマにも数多く出演し、昭和45年から放送された民放テレビの時代劇「遠山の金さん捕物帳」で遠山金四郎を演じて一躍、人気者となったほか、昭和52年のNHKの大河ドラマ「花神」では主役で、幕末の長州藩の兵学者、大村益次郎を演じるなど、広くお茶の間に親しまれました。父の死後は前進座の代表を引き継いで劇団を運営し、伝統的な演目を継承するとともに、創作劇にも力を入れ、自身も去年5月まで舞台に立っていました。
中村梅之助さんは、18日、肺炎のため東京都内の病院で85歳で亡くなりました。

「闘い続けた父を誇りに思う」

中村梅之助さんが亡くなったことについて、息子で俳優の中村梅雀さんは「数々の舞台に立ち、たくさんのテレビのヒット作品に主演し、何よりも劇団のために全力で尽くしてきた人生でした。60代を超えてからは、毎年のように入退院を繰り返し、身体のどこかを手術しながらも復帰して舞台に立ち、頑張って参りましたが、すでに身体はボロボロでした。私との共演は、劇団の舞台以外では、NHK『真田太平記』の家康と秀忠を親子で親子役を演じたのみでした。私が劇団を辞めてからもたびたび共演のチャンスがあり、父も楽しみにしておりましたが、とうとう実現は出来ませんでした。劇団を守ろう、よい作品を作っていこう、お客様に喜んでもらおうと、最後まで闘い続けた父を、誇りに思います。」とコメントを出しました。

「テレビ時代の俳優の先駆けに」

中村梅之助さんが亡くなったことについて、歌舞伎に詳しい元NHKアナウンサーの山川静夫さんは「当時、新しい媒体だったテレビを活躍の場としていち早く選び、テレビ時代の俳優の先駆けとなった人だ。歌舞伎にとどまらず時代劇に現代劇、それに舞台と、どんな演技でもこなしてしまう驚くべき柔軟性を持っていた。彼の演技の基本にあったのは、父でセリフが巧みだった名優、三代目中村翫右衛門さんに厳しく仕込まれた歌舞伎俳優としての素養だったと思う。そうした演技をテレビを通じて広く普及させた功績は非常に大きい」と話しています。
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中村梅之助さんの「遠山の金さん」「伝七捕物帖]は子どもならがに好きなドラマでした。 「遠山の金さん」は何人もの俳優が演じてきましたが私は中村梅之助さんのが一番好きでしたね!決まり文句というか啖呵がかっこよかったです。 息子さんの梅雀さんはだんだんとお父様に似てきましたが時代劇は似合わない感があります、現代物向きのようです。
ご冥福をお祈りします。

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安倍首相の経済政策が失速すると騒ぎ出す輩がいますね [政治・政治家]

「化けの皮剥がれた」=松野維新代表       (2016/01/19    時事通信)

 維新の党の松野頼久代表は19日の執行役員会で、日経平均株価の下落について「アベノミクスの化けの皮が剥がれた」と指摘した。その上で「景気回復に向けた持続可能な案を出さなければ、日本の将来がなくなる不安を抱えている」と懸念を示した。 

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世界経済は日本中心にまわっているワケではありませんので、浮き沈みあるのが理解できないようですね!

安倍首相の経済政策に失速感が見え始めると騒ぎ出す輩がいますねぇ…そんなときは助言ぐらいする気持ち持ち合わせて居ないんでしょうね!人の不幸を喜びに変えてしまう気質なんでしょう。世界経済ってどこかが良くなればどこかが悪くなるそれの繰り返しなのではないでしょうか? 中国経済失速と中東方面がゴチャゴチャしているご時世。

欧米・中国まで経済政策が上手くいってないのに日本だけ景気が良くなるワケないよね(笑)


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台湾総統選、親中政党にNO!なんだね

台湾政策「変わらず」=総統選圧勝の蔡氏けん制―中国           (2016/01/17    時事通信)

 【北京時事】中国国務院台湾事務弁公室は16日夜、野党・民進党の蔡英文主席が圧勝した台湾総統選の結果を受けて談話を発表し、「われわれの台湾に対する重大な政策・方針は一貫して明確であり、台湾の選挙結果を受けても変わらない」と表明した。その上で「両岸(中台)は一つの中国に属する」と認める政党・団体との交流や接触を強化する方針を改めて示した。

 同弁公室はまた、中台双方がお互いの立場で「一つの中国」原則を認め合う「92年合意」を引き続き堅持するとともに、「いかなる形式であれ『台湾独立』の分裂活動に断固反対する」と強調。「国家主権や領土一体化を守るという重大な原則問題で、われわれの意志は大きな岩のように堅固で、態度は終始一貫している」と述べ、「92年合意」を認めない蔡主席をけん制した。

 さらに「両岸同胞が一緒になり、両岸の政治的基礎を維持し、両岸関係の平和発展と台湾海峡の平和・安定を守り、中華民族の偉大な復興の明るい未来を共につくりたい」と呼び掛けた。 

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近隣国の政党についてはサッパリですが、女性党首が台湾総統選で勝利するとはね…親中政党にはNO!を突きつけたというワケのようですね。大陸から移住してきた者ではなく台湾に昔っから住んでいる人達は同等にみられるのが嫌なんだろう。


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