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宮崎の宝:民間種牛を助けよう! [農林水産業]

【口蹄疫】民間種牛を残す? 残さない?“延命”めぐり国と県に開き(2010/07/07  産経新聞)

 宮崎県口蹄(こうてい)疫問題で、感染拡大を防ぐための殺処分を前提としたワクチン接種に同意しない畜産業者をめぐり、国と県の見解の相違が表面化してきた。この畜産業者は県内の民間では唯一、種牛を飼育。東国原英夫知事は7日、“延命”の方向で検討することを表明した。一方、農林水産省は殺処分が必要との立場を崩さず、成り行きが注目される。

 この畜産業者は高鍋町の薦田(こもだ)長久さん(72)。 

東国原知事は7日、薦田さんが飼育する種牛6頭について「助ける方向で考えたい」と述べて、特例の保護を検討していることを表明。今週中に結論を出す。東国原知事は保護が決まったわけではないとした上で「県と(種牛の)所有者の考えを国にもう一度伝えて協議したい」と述べた。県は薦田さんに6月29日、口蹄疫対策特別措置法に基づく殺処分を勧告。期限は7月6日だった。薦田さんは7日、県庁で会見し、「牛を守れなかった農家の気持ちは痛いほど分かる。ただ、種牛だけは宮崎の畜産の再生に必要」と保護を訴えた。県が強制処分を決めた場合、勧告の取り消しを求め提訴する方針も表明した。薦田さんは、勧告が出た6月29日時点で感染は沈静化しており、殺処分が必要な状況ではなかったと主張。

また、県の種牛は特例で救済されており、平等性に欠けると訴えている。

一方、山田正彦農水相は6日、「例外は許されない」と殺処分を主張。「県は国家的な封じ込めに対する危機意識が足りないのでは」と述べている。

農水省は、特措法上、今回のケースでは国が直接殺処分を行うことはできないとして、「県が殺処分に応じてもらうようにするしかない」と話している。

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山田農水相は副大臣の時、宮崎県・口蹄疫発生に際して何か行動しましたか?前大臣が口蹄疫ほったらかし外遊していたのに、副大臣として現場に駆けつけ行動を起こしましたか…

今じゃあ格上げ農水相、「例外は許されない」と殺処分を主張ですか?民主党は「国民の生活が第一!」と言うんですから、国民の声に耳を貸すべきです。宮崎の黒牛育成農家の言い分も聞くべきじゃあないですか!畜産農家にとって家畜は家族ですから、県所有の種牛は厳重に監理されているからおkで、民間の種牛は感染の兆候無しでも殺処分なんて、あんまりだわ。

例外は時と場合によっては考え直して良いモノじゃあないですか!

農水相にはこらゆるという心はないんですかねぇ…

宮崎の畜産農家にとって県所有だろうが民間所有だろうが宮崎の宝=宮崎種牛に間違いなかろうと思いますわ。

★追記★

東国原県知事のTwitterを覗いて見ましたら…(2010/07/08 11:42)

三共牧場の薦田氏の意向はお伺いした。殺処分を回避出来るなら、県が所有・管理して頂いて構わない、と言うことである。このご意向を含め、あらゆる解決策を国と協議をして行かなければならない。児湯地区移動制限解除の16日まで、余り時間が無い。

 


「口蹄疫」終息確認先送りか! [農林水産業]

今朝、東国原県知事のTwitter覗いて見ましたら…(2010/07/05  10:16)

信じられない!絶句である。新たな擬似患畜が確認された。場所は、宮崎市内、牛16頭の農場。6月30日以前に罹患。緊急に関係部局を召集。今、緊急協議終了。只今、午前4時40分。

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終息確認を出そうか!のところまできていたんだろうね…

【口蹄疫】宮崎市2週間ぶり1頭 「終息確認」先送りへ (2010/07/05  産経新聞)

 宮崎県は4日、宮崎市の農場でよだれなど口蹄(こうてい)疫の症状を示す牛が新たに1頭見つかったと発表した。県内での感染疑いの確認は6月18日以来。

 県は既に写真判定で感染疑いと判断しており、この農場で飼育中の牛16頭を速やかに殺処分する。ただ、7月16日に予定していた県全域の「終息確認」は、最短で7月27日まで先送りされることになった。

 県や宮崎市によると、新たな感染疑い例が見つかった農場は、6月18日に感染が確認された市内の農場から近い。家畜の移動制限解除に向けて、近隣の農場にウイルスがいないことを確認するため、県が6月30日から同市内で始めていた安全性調査で抗体検査の対象になっていた。

 当初の抗体検査で陰性が確認できない牛がいたため、県が再び4日に農場を訪問した際、目視検査で異常を発見したという。

 同市では、今回の安全性調査で異常がなければ、感染疑いの発生農場を中心とした移動制限区域が11日午前0時には解除される予定だった。

 県は、川南町など被害多発地域での安全が確認されることを前提として、16日午前0時を県全域の終息確認のタイミングとする方針だった。だが農林水産省の防疫指針では、原則として最後の殺処分が完了した翌日から21日間は移動制限を解除できないため、県全域の終息確認も27日まで出せないことになった。

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そういえは、山田農水相が記者会見で妙なこと言いましたわ 「まだ、1、2件は出そうな気がする」って、山田農水相は、デスノートに要らんこと書き込んだのと違うか!と勘繰りたくなるわ。

大臣たるもの負の発言慎めょ!碌な事が起こらんわ。


「口蹄疫」最終発生から9日間発生なし 2 [農林水産業]

東国原県知事のTwitterを覗くのが日課なんですが…(2010/06/29  23:41)

今、高鍋町に向かっている。農家さんとの意見交換である。農水大臣が、記者会見で「まだ、1、2件は出そうな気がする」と仰ったらしい。一体、どういうこと?


「口蹄疫」最終発生から9日間発生なし [農林水産業]

【口蹄疫】最終発生から9日間発生なし 西都市では安全性調査開始(2010/06/28  産経新聞)

 宮崎県口蹄(こうてい)疫問題で、18日の宮崎市を最後に新たな発生のない日が続いている。ウイルスの潜伏期間は7~10日間とされるため、農林水産省は「良い状況になりつつあるが、気は抜けない」としている。また、県などは西都(さいと)市で28日、家畜の安全性調査を開始。安全が確認されれば、家畜の移動、搬出制限区域が7月6日午前0時に解除される。

 制限区域は国の防疫指針に基づき、最終発生例の殺処分が終了してから21日後に県が解除する。

 西都市では6月13日を最後に新たな感染疑い例がなく、発生地から半径10キロ圏内で牛や豚の抗体検査や目視での健康状態の確認を行う。県は同様に国富町宮崎市でも30日から安全性調査を開始。問題がなければ家畜の移動、搬出制限区域はそれぞれ7月8日と同11日の午前0時に解除される。

 農水省は、28日朝段階で残りの殺処分対象はワクチン接種を受けた家畜約1万4千頭で、30日までに終了できるとの見通しを明らかにした。県は感染疑い例の殺処分終了から21日後の7月16日に、県内全域での制限区域解除を目指す。

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東国原県知事のTwitterより転載(2010/06/29 0:11)

昨日の殺処分は4189頭。残り未処分は14379頭。これらは全てワクチン接種分である。農家さん達には、蔓延防止のための多大なる犠牲とご協力に、心から感謝申し上げたい。お陰様で19日から新たな発生は無い。この調子で、引き続き、防疫対策を万全にお願い致します。


「口蹄疫」拡散防止の心構え… [農林水産業]

【主張】口蹄疫飛び火 総力挙げて拡大防止せよ(2010/06/13 産経新聞)

 沈静化の兆しも出ていた家畜伝染病口蹄(こうてい)疫が、宮崎県内で次々と飛び火した。全国有数の畜産地である都城市などに拡大しており、新たな事態である。

 菅直人首相も12日、宮崎入りし、「国家的危機だ。必要なことはすべてやる」と東国原英夫知事らに約束した。パフォーマンスに終わらせず、これ以上の感染拡大を防がねばならない。

 新たに感染例が確認されたのは都城市宮崎市日向市西都市で、計5市5町に広がった。ウイルスの感染力はかなり強く、感染経路もはっきりしない。

 農林水産省宮崎県は遺伝子検査の結果を待たず、早めに殺処分を開始した。県西部のえびの市では、素早い殺処分と徹底した消毒で終息に成功しており、この初動対応が身近な手本となる。

 ただ、えびの市の終息によって行政や農家が油断した面もあったようだ。感染症は沈静化したかに見えても、すぐ再発してアウトブレーク(集団感染)することがある。気を緩めてはならない。

 感染経路として、人や車の移動を警戒しなければならない。例えば車両の通行を消毒ポイントのある幹線道路に限定し、それ以外を通行止めにする。都城市に隣接する鹿児島県がこうした道路封鎖に踏み切ったのは有効だ。

 農家も家畜を注意深く観察し、少しでも健康状態に異変がある場合は早めに通報する。貴重な種牛を確保するためにも必要だ。

 口蹄疫対策特別措置法が施行され、被害農家に対する国の補償が強化された。殺処分した牛豚の埋却用地も、国の責任で確保するよう定められている。発生農場以外の健康な家畜の予防的な殺処分も、強制的にできるようになった。これを有効活用したい。

 殺処分の対象となる家畜は19万頭を超えたが、まだ約3万頭は処分できていない。早急に計画を立てて処分と埋却を急ぎたい。

 残念だが、口蹄疫はいま、列島のどこに飛び火しても不思議でない状況にある。2001年に大発生した英国では全土で家畜の移動を禁止し、延べ21万人の軍隊を出動させて家畜650万頭を殺処分し、1年をかけてようやく終息にこぎつけた。

 九州地方が梅雨入りした。長雨になった場合、影響がどう出るかも未知数だ。国の総力を挙げて拡大を防止し、できるだけ早期に決着させたい。

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東国原県知事の最新Twitterより(2010/06/14 11:50)

昨日の殺処分は、風雨による悪天候のため、中止となった。


えびの市で規制解除になってホッとしていたのに! [農林水産業]

昨晩、ボーとTV見ていたら宮崎県都城市で「口蹄疫」が確認されましたというテロップ、川南町から50km離れているところなのに…、宮崎県内の主要道路は各ポイントで消毒液散布しているだろうにどうしたことか!鹿児島県と接する市ですから、口蹄疫拡大絶対阻止だと。

菅内閣になって、山田正彦農水相の動きは速かった、副大臣の篠原孝氏は対策本部長なられたそうで、宮崎県入り、農水省の信頼回復に努めてください。

都城の牛3頭 口蹄疫と確認、208頭を殺処分(2010/06/10 読売新聞)

宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、農林水産省と県は10日、都城市高崎町の農家で9日に症状が出た牛3頭の検体について、口蹄疫のウイルス検査で陽性反応が出たと発表した。これで同市初の感染が確認されたことになる。県は、3頭を含むこの農家が飼育する計208頭の牛を10日未明までに殺処分した。同日中に発生農家を中心にした家畜の移動制限区域(半径10キロ)や搬出制限区域(同10~20キロ)を設定する方針。

 政府の現地対策本部長に就任した篠原孝・農林水産副大臣はこの日初めて宮崎入りした。「今回の発生農家から一定の範囲を設け、その範囲内では農家の家畜をすべて処分することも考える」と、口蹄疫対策特別措置法に基づき、発生農家近辺の全頭殺処分を検討する方針を明らかにした。

 東国原英夫知事は同日朝、「今までと同じ轍(てつ)を踏まないよう英断を持って臨みたい」と述べた上で、移動制限区域内で殺処分を前提としたワクチン接種を実施する可能性について「そういうことも視野に入れて検討する」とした。

 一方、都城市の対象農家では獣医師らが3頭に症状が出た直後の9日夜から、検査結果を待たずに殺処分の準備を始め、夜通し作業を続けた。10日未明にすべての殺処分が終わった。すでに同市が農家近くに土地を確保しており、埋却も進められている。

 同市はこの日、緊急対策会議を招集。長峯誠市長は、ワクチン接種は畜産業への影響が大きいとして、政府に対し回避するよう要請したことを明らかにした。

 都城市畜産課によると、同市では昨年2月現在、延べ2463戸が、牛7万6585頭、豚39万8804頭を飼育。県内で飼われている牛の総数の約25%、豚の約40%を占めており、発生が多発している川南町など県東部1市5町の総数の約1・2~1・8倍に達する。

宮崎県都城市の畜産農家の多さに驚きましたわ、ワクチン接種をするかしないか、痛いところですね。

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東国原県知事のTwitter   を転載してみました。(2010/06/10 16:53)

昨日の殺処分は2806頭。これまでの殺処分対象は272485頭。殺処分終了は158632頭。未殺処分が113853頭。昨日の都城での確認分は、現在埋却作業中。


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農水相は誰? [農林水産業]

今日の地元紙朝刊を見たら、菅新内閣の閣僚の決まった人だけ公表されていました。赤松農水相の再任は無し、農水相の名前は空欄だった…筒井信隆衆院農水委員長が浮上らしい。

「国民の生活が第一!」と自分の趣味・娯楽を抑えて、農林水産業の発展のために働いてくれる人を選んでください。

宮崎・口蹄疫 主力種牛5頭は陰性(2010/06/06 西日本新聞)

 家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、宮崎県は5日、特例で西都市へ避難させ経過観察中だった県所有の主力種牛5頭について、感染疑いを調べる遺伝子検査を行った結果、14日連続で陰性だったと発表した。最終確認の抗体検査を念のために行い、結果は6日に判明するが、畜産王国・宮崎にひとまず安堵(あんど)が広がった。

 県は感染拡大に伴い、所有する種牛55頭のうち主力6頭を、5月13日に特例で避難させた。ところが6頭のうち「忠富士(ただふじ)」の感染疑いが同21日に判明し殺処分。同じ牛舎にいた残る5頭は、国と県の異例の措置で翌22日から経過観察していた。

 口蹄疫ウイルスの潜伏期間は1週間程度とされる。国と県は経過観察を2週間に延長し、遺伝子検査を毎日実施。さらにウイルス量が少ないと感染疑いが判明しない場合もあり、血液採取による抗体検査も行っている。

 主力以外の種牛49頭は、一緒に飼育されていた肥育牛の感染疑いが判明したため、殺処分されている。

 5頭のうちの1頭「美穂国(みほのくに)」を生産した宮崎市の繁殖農家穂波典行さん(73)は「無事を願って毎日、仏壇に手を合わせてきた。もう大丈夫ではないか」と喜んだ。宮崎大農学部の堀井洋一郎教授(獣医学)は「2週間の遺伝子検査が陰性となったことで、5頭が感染していないことは確認されたといえる」と話した。

宮崎県の主力種牛5頭が陰性で良かったです!

★追記★

2010年6月6日 大分合同新聞・近県ニュース1.jpg         2010年6月6日 大分合同新聞 近県ニュース2.jpg

関連記事~大分合同新聞  2010/06/06 朝刊の隣県記事です。画像を拡大して読んでみてください。

口蹄疫対策で、エース級種牛を分散して飼育するため新設された牛舎が出来たようですね、人里離れたところで飼育すると良いと思います。人の出入りが少ないと雄牛が寂しがるかもしれませんが…種の保全には必要かと。

秘密基地ならぬ…秘密“種牛”牛舎!


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宮崎県えびの市で、豚の出荷始める [農林水産業]

宮崎県えびの市では口蹄疫の封じ込みが出来たようです。

口蹄疫:宮崎県えびの市で豚の出荷始める 制限解除され(2010/06/04 毎日新聞)

 宮崎県えびの市の口蹄疫(こうていえき)が4日、終息し、37日ぶりに家畜の移動・搬出制限区域が解除され、一部養豚農家が出荷を始めた。川南町を中心とする県央部は依然終息の気配は見えず、畜産関係者たちは「引き続き防疫対策を徹底したい」と厳しい表情を見せた。

 豚600頭を飼育する市畜産振興会長の稲泉元司さん(61)は肉豚15頭を同県都城市の食肉処理場に出荷した。4月27日に14頭を出荷して以来。「ホッとした気分なんて全然ない。宮崎県のこの非常事態を一刻も早く終息させない限り、気が休まることはない」と話した。

 出荷適期を過ぎた豚は100キロ前後に太った。80キロ超の豚の枝肉は脂が乗りすぎるなどの理由で「等外」の格付けになり、価格も大幅ダウンする。だが、肉豚、肉牛は出荷できるだけでもいい。子牛や子豚は家畜市場の閉鎖が続き、再開のめどさえ立たない。「仮に再開したとしても購買者が少なければ価格がどうなるか」と生産農家を気遣った。

 村岡隆明市長は記者団に「口蹄疫に対して人間の無力さを痛感した。普段から危機感を持たないといけない。防疫態勢を続ける」と述べた。

えびの市の畜産農家は悩みのタネが一つ消えたのでは…多くの方々がスクラムを組み「口蹄疫」を封じ込めたんですから。

東国原県知事のTwitterより(2010/06/04 PM08:51)

  1. 菅首相の記者会見、僕が見た限りにおいて、口蹄疫のこの字も出なかった。
  2. 菅首相におかれては、ご就任おめでとうございます。内憂外患、国家の課題は山積している。それらの課題解決に積極果敢に取り組んで頂きたい。特に、本県の口蹄疫に関しては、鳩山前総理の「政府が万全な措置を取る」と言う地元との固い約束を維持・継続され、万全な対策を講じて頂きたい。
  3. 昨日までの殺処分完了は135028頭。未殺処分は137163頭。新規の発生は無い。つまり、殺処分対象272191頭は変わらず。とにかく、殺処分・埋設を急がねばならない。

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首相辞任、農水大臣変わればどうなる?(政府の宮崎県「口蹄疫」対応に歯痒い 10) [農林水産業]

 ブログのレイアウトが崩れてしまいました、すみません。記事が重すぎてサイドバーが表示できないようです(><)記事の一部削除します。

【首相辞任】「国民が聞く耳持たなくなった」 軽さ 最後まで“宇宙人” (2010/06/03 産経新聞)

 「国民の皆さんが聞く耳を持たなくなってしまった」。退陣表明した2日午前の民主党両院議員総会で鳩山由紀夫首相は悔しそうに語り、同日夕も同じ言葉を繰り返した。しかし、退陣の原因と自ら認めた「普天間問題」と「政治とカネ」は自身の発言のぶれや軽さが引き起こした。“宇宙人”という評も「10年、20年先のことを言っているから分かってもらえない」と独自に解釈。「言葉の軽さ」は最後まで変わらなかった。

 ■反発招く

 「自分が身を引くことが国益だ。10日から1週間くらい前から自問自答していた」。2日夕の取材インタビューにそう答えた鳩山氏。理由は「政治とカネや普天間問題で、国民が聞く耳を持たなくなった。新政権は立ちゆかない」と、あたかも国民の無理解が退陣理由のように語った。

 両院議員総会でも、子ども手当や高校無償化など実績を強調する一方、「しっかりとした仕事が必ずしも国民の心に映っていない」と述べ、「私の不徳の致すところ」と残念がった。

 退陣表明時にも表れた鳩山氏の発言のぶれや軽さは任期中、指摘され続けた。最も顕著だったのが、退陣理由の一つに挙げた普天間問題をめぐる混乱だ。

 「トラスト・ミー」発言が、その混乱を象徴している。昨年11月、現行案通りに沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への建設を求めたオバマ米大統領に「私を信じてほしい(トラスト・ミー)」と言った。ところが、翌日には「オバマ大統領とすれば日米合意を前提と思っていたいだろうが、それが前提なら作業グループを作る必要がない」と一転。その後も軽はずみな言動を繰り返し、沖縄県民や米国の不信感と反発を招いた。

■すり替え

 政治とカネの問題でも発言は軽かった。野党時代には「秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきだ」と自民党議員を批判したが、自身の元秘書が偽装献金事件で起訴されると、「私腹を肥やしたり、不正な利益を得たということは一切ない」とすり替えた。

 2日夕の取材インタビューでは、5月31日の段階で「身を引きたい」と小沢一郎幹事長らに伝えていたことを明らかにした。しかし、翌6月1日は口蹄(こうてい)疫問題で揺れる宮崎県を初めて訪問し、東国原(ひがしこくばる)英夫知事と会談。「最善を尽くしたい」「ともに頑張りたい」と発言していた。このとき、すでに退陣を心に決めていたことになる。

 宮崎からとんぼ返りした1日夕、小沢氏らとの2回目の会談後に報道陣から「続投ですか」と聞かれ、親指を出してグッドサインを作った鳩山氏。周囲は続投のサインと受け取ったが、翌日まさかの退陣劇に展開した。

 2日夕、報道陣からサインの真意を聞かれると、「(辞任を)心に決めていても、自分の心を外には一切出さないように努めた」。最後まで理解しにくい理由を述べるばかりだった。

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「覆水盆に返らず」という諺があります、鳩山氏はこの諺を知らないのではないでしょうか?決め事について後先考えていない、思いついたらそのまんま声に出しているようでした。辞任してしまったら、

後は知らんでえ!どうなっても…のようです。

責任転嫁、職務放棄と言われてもしかたないだろうね。6月1日に宮崎県を訪れ、東国原知事と会談し、「最善を尽くしたい」「ともに頑張りたい」と言い、翌日辞任宣言とはね…

宮崎県の畜産農家・県職員の方々…( ゚д゚)ポカーン

昨年の選挙で民主党は「国民の生活が第一!」を掲げたのですから、後任が誰になろうと!

「口蹄疫対策には、政府として、万全を期す」という約束を守って貰いたいです。


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無念というか…(政府の宮崎県「口蹄疫」対応が歯痒い 9) [農林水産業]

宮崎・口蹄疫 種牛49頭処分作業着手 埋却地探しには手間取る(2010/05/30 西日本新聞)

 宮崎県の「口蹄疫(こうていえき)」問題で、県は29日、県家畜改良事業団(高鍋町)で管理する種牛49頭の殺処分作業に着手した。県は同日中にも終える予定だったが、埋却地探しに手間取り、殺処分は30日以降にずれ込んだ。

 49頭は、14日に同じ敷地内で感染の疑いがある肥育牛が見つかったため、家畜伝染病予防法に基づき殺処分対象になっていた。

 東国原英夫知事は「種牛は畜産業の財産」として政府に特例での延命を要請。しかし、28日にうち1頭に発熱など感染が疑われる症状が現れ、県も全頭処分を最終決断した。

 一方、移動制限区域(半径10キロ圏内)でワクチン接種後に殺処分する牛、豚の補償額を決める評価基準について、東国原知事は「今日、明日中にはやらないといけない」と述べ、早急に固める意向を示した。

惜しい… 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

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口蹄疫 首相「万全を期す」 初の宮崎入り、知事と会談(2010/06/01 西日本新聞)

 鳩山由紀夫首相は1日、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の感染拡大が続く宮崎県を訪問した。県庁で東国原英夫知事や畜産農家と意見交換し、「農家の再建に政府として万全を期す」と強調、感染拡大防止や被害農家支援に全力で取り組む姿勢を示した。感染疑いが初めて確認された4月20日以降、首相の宮崎入りは初めて。

 意見交換には東国原知事のほか、最大の感染集中地域である川南(かわみなみ)町の畜産農家2人も出席。鳩山首相は「わが子のように育てた牛や豚を殺処分しなければならない農家の気持ちはよく分かります」と語る一方、「厳しい措置だが、口蹄疫を撲滅させなければならない」と、ワクチン接種後の殺処分への理解を求めた。

 東国原知事は「国、地方自治体、地域住民と一丸になり、終息に向けて全力を尽くしたい」と応じた。

 意見交換後、鳩山首相は記者団に対し「精いっぱい努力したが、結果として感染を拡大させたことには責任がある」と国の責任を認めた。その上で、ワクチン接種費用や、接種後に殺処分する家畜の補償負担には「法的に(殺処分を)義務付けることになるのだから、国がしっかり面倒を見るべきだ」と前向きな考えを表明した。

 東国原知事は午後の記者会見で、鳩山首相にワクチン接種費用の全額国費負担のほか、農家の経営再建対策の拡充や感染経路の早期解明などを要望したことを明らかにした上で、「総理の『万全を期す』との言葉は重たい。国が全面的に責任を持って補償していただくと理解した」と述べた。

その言葉信じて良いのか?

口蹄疫が蔓延した代償は大きいんだょ!

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東国原県知事のTwitterより       http://twitter.com/higashitiji

  1. 県と致しましては、地元農家さんは勿論、国・関係自治体・農業関係団体・農業関係各位・地域住民・県民の皆様等と連携し、一日も早い終息に向け防疫対策を強化し、再建・再生等に全力で取り組んで行く所存であります。今後とも、尚一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
  2. 総理におかれては、大変多忙な中、ご来県賜ったことに、重ね重ね衷心より、感謝申し上げる次第である。
  3. 鳩山首相との協議終了。総理におかれては、我々自治体や農業関係団体の意見・要望のみならず、地元農家さんの悲痛・切実な訴えにも、真摯に耳を傾けて頂き感謝申し上げたい。今後は、家伝法と特措法に基づいて、防疫対策・生活支援・経営再建・地域再生等に格別のご配慮をお願い申し上げたい。
  4. 今日は、雨である。殺処分・埋設の作業がいつもより大変である。どうしてもスピードが落ちる。
  5. おはようございます。今日も一日、頑張りましょう。


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