SSブログ

ソーラー機、ハワイに無事に着いたようです

ソーラー・インパルス2、ハワイ到着 118時間かけ太平洋横断        (2015/07/04      AFPBBニュース)

【7月4日 AFP】(一部更新)太陽エネルギーのみでの世界一周飛行に挑戦中の次世代ソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2(Solar Impulse 2、Si2)」が3日早朝(日本時間4日未明)、歴史的な太平洋横断を完了し、米ハワイ(Hawaii)州オアフ(Oahu)島のカラエロア空港(Kalaeloa Airport)に無事着陸した。

元スイス空軍のベテラン飛行士、アンドレ・ボルシュベルク(Andre Borschberg)氏が操縦する同機は、日本からハワイまで118時間、約5日間かけて、世界一周飛行でも最も危険な区間をクリア。グリニッジ標準時(GMT)3日午後4時(日本時間4日午前1時)にハワイに到着した。

ボルシュベルク氏は着陸後、マイクロブログのツイッター(Twitter)に「たった今、ソーラー・インパルスと一緒にハワイに着いた!私とベルトランド・ピカール(Bertrand Piccard)氏にとって、これは夢の実現だ」と誇らしげに投稿した。

今回の世界一周飛行プロジェクトでは全航程を13区間に分け、ボルシュベルク氏とピカール氏が交替で操縦している。8区間目となる日本・名古屋(Nagoya)~ハワイ間(約6500キロ)は、ボルシュベルグ氏が1人で操縦を担当。ソーラー飛行機による飛行距離と飛行時間、および単独飛行時間の世界最長記録を樹立した。

4日と22時間に及ぶ飛行中、ボルシュベルク氏は20分間の短い睡眠を繰り返して休息を取った。高度9000メートル超の上空を飛ぶコックピット内は与圧されておらず、ボルシュベルク氏は気温の大きな変動に耐えつつ酸素を吸入しながら飛行を続けたという。

ソーラー・インパルス2の次の中継地は、ハワイから約4700キロ離れた米アリゾナ(Arizona)州フェニックス(Phoenix)で、ピカール氏が操縦を担当する。今後、米本土を横断し、来年3月にスタート地点のアブダビ(Abu Dhabi)帰還を目指す。

--------------------------------

名古屋空港から飛び立ったソーラー機は無事にハワイに到着したんですね! よかった~

名古屋を飛び立ってからソーラー機の障害になるような天候の変化が無かったという事ですね、飛び立ったら途中立ち寄れる島というか飛行場もないのですからパイロットにとってはヒヤヒヤものではないだろうかと、凡人の感です。 ハワイを飛び立ったらソーラー機のその後経過はニュース記事ではってくるのだろうか? 気になりますが。 パイロットの一人旅って寂しくないだろうか…安定しているときは自動操縦なのか? Twitter読んでいたりして(笑)


nice!(0) 

ロシアの宇宙ステーション補給船打ち上げ成功

プログレスM-28M補給船、打ち上げ成功-ISSの命綱をつなぐ希望を乗せて       (2015/07/04      Yahoo!ニュース/sorae.jp)

ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は7月3日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する「プログレスM-28M」補給船を載せた、「ソユーズU」ロケットの打ち上げに成功した。プログレス補給船の打ち上げは、今年4月に失敗して以来初のこととなった。

 また、ISSへの物資補給をめぐっては、昨年10月と今年6月にも、米国の補給船がロケットの打ち上げ失敗によって失われており、今回のプログレス補給船の打ち上げは、普段以上に重要なものとなった。

 ロケットはカザフスタン時間2015年7月3日10時55分50秒(日本時間2015年7月3日13時55分50秒)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地の1/5発射台、通称「ガガーリン発射台」から離昇した。ロケットは第1段、第2段などを分離しつつ順調に飛行し、打ち上げから約9分後にプログレスM-28Mを分離、計画通りの軌道へ投入した。その後、米軍の宇宙監視ネットワークも、計画通りの軌道を回っていることを確認している。

 ロケットからの分離後、プログレスM-28Mはアンテナや太陽電池パドルの展開にも成功し、現在順調に、単独での飛行を続けている。今後、数回の軌道修正を行った後、日本時間7月5日16時13分ごろに、ISSとドッキングする予定となっている。

 プログレスM-28Mには、水や食料、酸素、実験機器や材料、機器の予備部品など、2381kgの補給物資が搭載されている。これらは到着後、ISSに滞在している宇宙飛行士らによって取り出され、またそれと入れ替わりに、ISSで発生した不要物(ごみ)などが積み込まる。プログレス補給船は最終的に、地球の大気圏に再突入して燃え尽きて運用を終えるため、ごみも一緒に処分されることになる。

 プログレス補給船は1978年に1号機が打ち上げられて以来、これまでに約150機近くが打ち上げられているが、今回のミッションはその歴史の中で、おそらく最も重要なものとなっている。

 ISSは自給自足ができないため、水や食料、酸素といった物資を、地球から定期的に補給しなければならない。そのための補給船として、ロシアはプログレスを、米国はドラゴンとシグナスを、そして日本は「こうのとり」(HTV)を持っている(米国のスペース・シャトルと、欧州の補給船「ATV」はすでに引退)。

 しかし、昨年10月28日(日本時間29日)には、シグナス補給船運用3号機を搭載したアンタレス・ロケットが打ち上げに失敗、補給物資はすべて失われることになった。また今年4月28日にはプログレスM-27Mを載せたソユーズ2.1aロケットが打ち上げで問題が起き、プログレスは制御不能に陥った。その後、ミッションは断念され、自然落下して5月8日に大気圏に再突入し、燃え尽きた。

 さらに、先月28日には、ドラゴン補給船運用7号機を搭載したファルコン9ロケットが打ち上げに失敗し、やはり補給物資はすべて失われた。この8か月で行われた計7回の補給ミッションのうち、実に3回が失敗に終わるという事態となった。

 ISS内にはこうした補給ミッションの失敗に備えて、あらかじめ予備の食料などが用意されてはいるが、NASAによると現時点での備蓄は「今年10月まで通常通り運用できるだけの量」しかなく、今回のプログレスM-28Mのミッションは、前号機プログレスM-27Mの失敗からの復活を示し、また補給できなかった物資を補うことと同時に、ISS全体の運用にとっても非常に重要な意味を持っている。

 プログレスM-27Mの失敗の原因は、それを打ち上げたソユーズ2.1aロケットの第3段機体と、プログレスM-M補給船とが組み合わされた場合のみにおける、特殊な動特性にあったと結論付けられている。したがって、今回打ち上げに使われた旧型のソユーズUロケットとの組み合わせにおいて、同様の原因で問題が起こる可能性は小さかった。また、ソユーズUはこれまで、プログレスM-M補給船を載せた打ち上げでは、25機中24機が成功している。

 今回の打ち上げでソユーズUロケットを使用するということは、プログレスM-27Mの事故よりもはるかに以前に決定されていたことだった。ロシアは現在、旧型のソユーズ・ロケットから、新型のソユーズ2ロケット・シリーズへの切り替えを進めている最中で、すでに人工衛星の打ち上げについては切り替えが完了しているが、プログレス補給船の打ち上げでは、しばらくはソユーズUとソユーズ2.1aの両方を並行して使用することで、様子を見ながら切り替えていく方針を採っている。またいずれは、有人のソユーズ宇宙船もまた、ゆくゆくはソユーズ2.1aで打ち上げられる計画だ。

 また、今回の打ち上げが成功したことで、7月23日に予定されている「ソユーズTMA-17M」宇宙船の打ち上げに向けた関門をひとつ突破したことにもなる。ソユーズTMA-17Mには、オレッグ・コノネンコ宇宙飛行士(ロスコスモス)、チェル・リングリン宇宙飛行士(NASA)、そして宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也宇宙飛行士の3人が搭乗する。

 なお、8月16日には日本の補給機「こうのとり」の5号機を搭載したH-IIBロケットの打ち上げが、また9月21日には、プログレスM-29Mを搭載したソユーズUの打ち上げも予定されており、今回のプログレスM-28Mと同様に、ISSの運用と、そこで暮らす宇宙飛行士たちの命綱をつなぎ続けるため、普段以上の責任と期待がその双肩にかかることになる。
--------------------------------

宇宙ステーションの乗務員も地球からの補給船が来ないと不安にならないだろうかとニュース記事を読んでいる凡人は気になってしょうがないです(笑) ロシアの補給船が打ち上げ成功で良かったなと。


nice!(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。