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危険を承知でイラク・シリアに志願兵が集まってる [事件事故]

イラク・シリア:クルド部隊に欧米志願兵 IS戦に加勢        (2015/03/08      毎日新聞)

【カイロ秋山信一】イラクとシリアでイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=IslamicState)と戦うクルド人武装組織に加勢する外国人志願兵が増えている。昨年6月にISがイラクに大規模侵攻し、ISの残虐行為やクルド人武装組織との衝突に海外で注目度が高まったのが要因だとみられる。ただ、クルド人武装組織には捕虜虐待などの疑惑があり、出身国は志願兵が戦争犯罪に関与することを懸念している。

 「殺害、レイプ、奴隷化などISの残虐行為から市民を解放するために戦っている。ここでISを止めなければ、脅威はどこまでも拡散する」。クルド系メディア「ルダウ」は5日、米国人志願兵のインタビューを放映した。ルダウによると、イラクのクルド人自治区の治安部隊ペシュメルガには、米国、カナダ、スイス、ドイツから戦闘員が参加している。

 シリアでも、クルド人民兵組織・人民防衛隊(YPG)が昨年10月、交流サイト・フェイスブックに英語ページ「西クルディスタンの獅子たち」を開設。米国やオランダ、オーストリアなどから来た志願兵の動静を紹介し、外国人を勧誘している。日本人2人がISに殺害された事件では「報復すると世界に誓う」との声明も発表した。

「数十人規模」 今年2〜3月には、豪州人と英国人の志願兵がISとの戦闘で相次いで死亡した。クルド人武装組織に参加する欧米人志願兵の実数は不明だが、YPGなどによると、少なくとも数十人規模に上るとみられる。

 志願兵が増えたのは、ISが昨年6月にイラクに大規模侵攻したのが契機だった。クルド人部隊はイラク、シリア両国で、米国主導の有志国連合と協力して、ISとの地上戦を戦っている。有志国連合が地上部隊派遣に消極的なことも、志願兵がクルド人部隊に加わる一因とみられる。

 米国人志願兵、ジョーダン・マットソン氏は自身のフェイスブックで日々の戦場生活を報告。「ヒツジとして千日生きるより、ライオンとして一日生きる方がよい」など格言を書き込んだ同氏のフェイスブックには、欧米などから数百のアクセスがある。

 出身国からは、志願兵が現地で戦争犯罪に関与することに懸念の声も出ている。クルド人部隊を含むイラク、シリアの武装勢力に対しては、国連や国際人権団体から捕虜の虐待や処刑などの疑惑が再三提起されている。英BBCによると、キャメロン首相は昨年9月に「ISへの参加と、クルド人への加勢では、根本的に(意味合いが)異なるが、危険地域への渡航は限られるべきだ」と自制を促した。

 ルダウによると、ペシュメルガの広報官は2月、「安全を保証できないため、外国人志願兵の受け入れはできない」と方針転換を示唆した。しかし外国人は今も戦線に残っており、シリアのYPGも志願兵の受け入れを続けている。

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クルド人女性の戦闘員が過激派組織と戦ってるのに、欧米の退役軍人はいてもたってもいられないんでしょうか。「ヒツジとして千日生きるより、ライオンとして一日生きる方がよい」軍人らしい格言ですね!

クルド人自治区の治安部隊も加勢に来てくれるの喜んでいるのではないでしょうか。


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