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中村梅之助さん死去

「遠山の金さん」役 中村梅之助さん死去      (2016/01/20    NHK NEWS WEB)

NHKの大河ドラマ「花神」で主役を務め、テレビの「遠山の金さん」役でも親しまれた俳優の中村梅之助さんが、18日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。85歳でした。
中村梅之助さんは東京都出身で、昭和14年、9歳のときに四代目中村梅之助を名乗って舞台に立ちました。その後、父の三代目中村翫右衛門が立ち上げた劇団「前進座」に加わり、演劇の舞台で活躍しました。テレビドラマにも数多く出演し、昭和45年から放送された民放テレビの時代劇「遠山の金さん捕物帳」で遠山金四郎を演じて一躍、人気者となったほか、昭和52年のNHKの大河ドラマ「花神」では主役で、幕末の長州藩の兵学者、大村益次郎を演じるなど、広くお茶の間に親しまれました。父の死後は前進座の代表を引き継いで劇団を運営し、伝統的な演目を継承するとともに、創作劇にも力を入れ、自身も去年5月まで舞台に立っていました。
中村梅之助さんは、18日、肺炎のため東京都内の病院で85歳で亡くなりました。

「闘い続けた父を誇りに思う」

中村梅之助さんが亡くなったことについて、息子で俳優の中村梅雀さんは「数々の舞台に立ち、たくさんのテレビのヒット作品に主演し、何よりも劇団のために全力で尽くしてきた人生でした。60代を超えてからは、毎年のように入退院を繰り返し、身体のどこかを手術しながらも復帰して舞台に立ち、頑張って参りましたが、すでに身体はボロボロでした。私との共演は、劇団の舞台以外では、NHK『真田太平記』の家康と秀忠を親子で親子役を演じたのみでした。私が劇団を辞めてからもたびたび共演のチャンスがあり、父も楽しみにしておりましたが、とうとう実現は出来ませんでした。劇団を守ろう、よい作品を作っていこう、お客様に喜んでもらおうと、最後まで闘い続けた父を、誇りに思います。」とコメントを出しました。

「テレビ時代の俳優の先駆けに」

中村梅之助さんが亡くなったことについて、歌舞伎に詳しい元NHKアナウンサーの山川静夫さんは「当時、新しい媒体だったテレビを活躍の場としていち早く選び、テレビ時代の俳優の先駆けとなった人だ。歌舞伎にとどまらず時代劇に現代劇、それに舞台と、どんな演技でもこなしてしまう驚くべき柔軟性を持っていた。彼の演技の基本にあったのは、父でセリフが巧みだった名優、三代目中村翫右衛門さんに厳しく仕込まれた歌舞伎俳優としての素養だったと思う。そうした演技をテレビを通じて広く普及させた功績は非常に大きい」と話しています。
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中村梅之助さんの「遠山の金さん」「伝七捕物帖]は子どもならがに好きなドラマでした。 「遠山の金さん」は何人もの俳優が演じてきましたが私は中村梅之助さんのが一番好きでしたね!決まり文句というか啖呵がかっこよかったです。 息子さんの梅雀さんはだんだんとお父様に似てきましたが時代劇は似合わない感があります、現代物向きのようです。
ご冥福をお祈りします。

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