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全国の火山、噴火警戒基準にばらつきがあったとは [自然現象・自然災害]

全国32火山、噴火警戒基準にばらつき 数値ない山も      (2015/11/30    朝日新聞デジタル)

 全国32火山で運用されている噴火警戒レベルの判定基準表を朝日新聞が入手したところ、データの蓄積がありながら具体的な数値がない火山や、レベルを下げるときの項目がない火山があるなど精度や内容にばらつきがあった。気象庁は基準をわかりやすく具体的にしたうえで公表する方針だが、作業は遅れている。

 噴火警戒レベルは2007年に気象庁が導入した。基準は火山の特徴に応じ個別に定められ、これまで非公表だった。昨年の御嶽山噴火では、噴火17日前に火山性地震の回数がレベル2の基準の1日50回を超えたが、「総合的判断」で1に据え置かれたままだった。基準が知られていれば注意できた可能性が指摘され、火山噴火予知連絡会は今年3月、公表を提言した。

 火山の噴火は未解明の部分も多いなど、予知やレベルの判断には限界もある。一方で、レベルの上下は防災や住民生活と直結し、可能な限り客観性が求められる。だが、各火山の基準をみると、項目や書式は火山によって異なり、御嶽山のような具体的な数値がない火山もある。

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九州は活火山・休火山がありますのでこの記事にはちょっと驚きましたね…全国の火山32もあるそうで、噴火警戒基準にばらつきがあるとは。御嶽山のように前ぶれもなく?(地元の人はいつもと様子が違うと感じ取っていたような…)噴火する火山もあるとみせつけられたもんですから。気象庁は地元の人の観察力(火山に関する小さな変化でも)も取り入れてみるべきではないかと、一読者の感。


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