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月額料金が手頃だったら有料動画配信を選びますわ

有料動画配信:黒船か 「ネットフリックス」知ってるよね               (2015/06/06       毎日新聞)

 ◇米国発 今秋、日本でサービス開始 TV界は戦々恐々?

 米国発の有料動画配信会社「ネットフリックス」が今秋、日本でのサービスを開始する。約50カ国で会員6200万人を抱える世界最大手は、その利便性でテレビの視聴習慣を変えてきた。“黒船”は日本のテレビの見方も変えるのか。【清水憲司、須藤唯哉】

 「ネットフリックスは破壊力のある革新者だよ。街のレンタルビデオ店はなくなったし、テレビの見方をすっかり変えてしまった」。ワシントン近郊に住む医師のマシュー・ミンツさん(47)は「あと5年か10年で、従来のテレビは過去のモノになってしまう」と感じている。勤務する大学病院では学生の多くが、好きな時に映画や番組を見られるインターネット配信サービスに引き寄せられ、テレビを持っていないからだ。

 創業は1997年。宅配でDVDを貸し出すサービスを展開していたが、2007年にネット配信を開始。パソコンやタブレットなどに配信される映画やドラマなど豊富なコンテンツは「CMなし・いつでもどこでも見放題」で「月額7.99ドル(約990円)から」。料金の手軽さに加え、利用者の視聴履歴を分析して好みのコンテンツを提案する「レコメンド(おすすめ)機能」の利便性で急速に会員を増やした。13年には、自ら制作した政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」が、ネット配信のドラマで初めてテレビ界のアカデミー賞「エミー賞」を獲得するなど、番組制作でも力を付けつつある。

 結果、連続ドラマを全話や複数話まとめて見る「一気見」こと「ビンジ・ウオッチ」の習慣が広がったほどだ。「ビンジ」は飲み過ぎを意味する。

 こうしたネット配信の急成長に、米国のテレビ業界は広告収入を切り崩されている。米ウェドブッシュ証券のマイケル・パッチャー氏は「加入家庭は、視聴時間の25%をネットフリックスに費やし、結果としてテレビCMを見なくなった」と分析する。米メディアによると、景気回復にもかかわらず、今年の広告収入は既存のテレビ局が前年比10%減、ケーブルテレビ局も同5%減る見通し。

 そんな圧倒的なパワーを誇るネットフリックスのリード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は今年2月、日本でのサービス開始を公表した。対する日本の放送各局の受け止め方は一見冷静だ。むしろ、自局の番組の販売拡大に期待する声も聞かれる。実際に交渉したある民放幹部は「提示された価格は安いが、世界に自局の番組を売り出せるのは魅力」と明かす。

 背景には「日本と米国ではテレビ放送の市場が異なる」という認識がある。米国では世帯の8割超がケーブルテレビや衛星放送などの有料契約でテレビを視聴している。そのため、比較的安価なネットフリックスへの乗り換えが起きやすい。一方、日本では広告付きの無料視聴が一般的。民間の有料放送の契約世帯は約2割にとどまる。同じ米国発の月額制動画配信サービス「Hulu(フールー)」(月額1007円)も11年夏に日本でサービスを開始したが、苦戦を強いられ、日本テレビのグループ傘下に収まった。

 ネットフリックスは今回、サービス開始前から会員獲得に策を講じている。東芝、パナソニックの協力ですでに対応テレビを発売。シャープも6月に発売する。リモコンに配置した専用ボタン一つでサービスに接続できる。MM総研の横田英明研究部長は「対応テレビは視聴のきっかけになるが、普及はやはり料金とコンテンツの品ぞろえ次第」とみる。

 また競合のHuluも6月から初のオリジナルドラマを配信。NTTドコモ系の動画配信サービス「dTV」(月額540円)はテレビに映す専用機器を発売。レコメンド機能も強化した。

 「黒船来襲」を契機に、広告収入に依存する日本のテレビ業界のビジネスモデルは試されることになりそうだ。

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有料動画配信にはウチの母興味があるんですょね! 2年ぐらい前かなPCのネット回線を光ファイバーにしたとき、お試しの動画配信を見たんですょね…好きな時間に古い映画とかドキュメンタリー番組見られて喜んでいましたわ!その時の月額料金案内読んでいてもうちょっと安くなったら考えるわって。 最近は連続ドラマで見たい楽しみにしたいものが無いんで有料動画配信を期待しそうです、海外のドラマは見始めると面白いですからねぇ日本語吹き替えがよかったらなおさらです。 


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