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ロシアが気安く戦闘機の秘密教えてくれるワケないだろうに [軍事]

「J-11」戦闘機・・・開発実態は「ロシアにおんぶに抱っこ」=中国メディア        (2015/05/15       サーチナ)

 中国の大手ポータルサイト「新浪網」は13日、自国が運用する「J-11B」が、「2機で当たれば米戦闘機『F-22』を落とせる」などとする中国国内の声を「ファンタジー」と批判する論説を掲載した。さらにJ-11Bの開発は、ロシア人技術者を雇ったりロシア企業からの情報を買うことで進められたと指摘した。

 中国にSu-27の「第一陣」が届いたのは1993年だった。ただし、輸出用に主に電子機器などの性能を落とした「Su-27SK」などだった。

 中国はSu-27SKの性能に満足できず、ロシアと契約を結び、「J-11A」として改良型を開発。次には、ロシアとの契約を放棄して、J-11Bとしての「自主開発」に着手した。

 「国産化」、「自主開発」とされるJ-11Bだが、記事は、実際には中国の「手に負えなかった」と指摘した。

 まず問題になったのは、エンジンを中国開発の「WS-10」(渦扇-10)に換装することだった。。

 WS-10に換装したJ-10が初飛行したのは、2003年12月だった。06年までにはWS-10の量産が決定されたが、07年1月にはJ-10のパイロットがWS-10について、所定の推力に達するまで時間がかかり、性能も不十分と述べた。

 09年にはWS-10の開発関係者が「品質管理に問題」、「満足できる状態でない」などと発言した。 新浪網は、WS-10にまつわる問題は、ソ連時代から活躍したロシア人技術者を招き、常駐してもらうことで解決したと報じた。

 J-11Bの機体開発も難航した。そこで「スホーイ・カンパニー」(ソ連時代はスホーイ設計局)に問い合わせたが、「教えてもらえなかった」という。

 問題点を見破ったのは、「中国のロシア問題専門家」だった。つまり、中国側では解決できないことが出るたびに、スホーイに料金を支払うことにした。「金がある者は金を出し、能力を持つ者は能力を提供する」ことで、「双方が愉快に協力できるようになった」という。

 記事は、「J-11の国産化は、膨大な過程を含むプロジェクトだった」、「軍事工業のほとんどすべてに影響を及ぼした」、「中国の技術水準は、60年代のソ連から、80年代のソ連のレベルに達した」と評した。

 現在のJ-11Bについては、中国最新鋭で最強ではあるが、空軍は同機を信用しておらず、「構造を変えたことで、重大な問題が発生している」との見方をしていると紹介した。

 記事は一方で、一般の中国人はJ-11Bの能力を高く評価していると指摘。はなはだしいものとして、「J-11Bが2機あれば、米軍新鋭機のF-22を落とせるなど」との主張があるが、「ファンタジー」として批判。

 1990年代には、中国空海軍が1988年に運用を開始した「J-8II」でも米軍が開発中だったF-22を撃墜できるとの文章が発表されたことがあるとして、「同様の現象」が繰り返されていると呆れた。

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完全コピーなんてできるハズがないし、製造元(ロシア)も肝心な所教える事もないわな(笑) 中国は優秀な技術者が揃っているだったら自主開発するべきですね!


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