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「防犯カメラ」=監視社会といわれても仕方ないかも [事件事故]

追い詰めたのは江の島の最新鋭防犯カメラ 捜査員「なかったらと思うとぞっとする…」      (2013/02/11      産経新聞)

「サイバー空間」を浮遊し、遠隔操作ウイルスという新たな手口で、警察を翻弄し続けた片山祐輔(ゆうすけ)容疑者(30)。だが、最後は「現実空間」の防犯カメラに追い詰められた。警視庁などの合同捜査本部は、記録媒体が見つかった神奈川県藤沢市の江の島の防犯カメラを徹底解析し、ついに片山容疑者の“しっぽ”をつかんだ。

 「この防犯カメラの性能はすごい。これがなかったらと思うとぞっとする」

 1月中旬ごろ、合同捜査本部の捜査員は、江の島に設置された防犯カメラの映像が送られるモニター室で、地元の関係者に向かって興奮気味に、こうまくし立てた。江の島には昨年12月下旬、商店街での万引防止などを目的として、最新鋭の防犯カメラ35台が設置されたばかりだった。

「現実空間」に姿 

カメラは全て国内の大手メーカー製。特に人通りの多い場所に設置された3台は360度を見渡せる半球状で、「カメラに写らずに島内を歩くのは不可能」。ネコの写真が撮影された高台の広場にも、そのうちの1台が設置されていた。

 同じメーカーの一般的な防犯カメラの画素数は3メガピクセルで、ハイビジョンテレビ並みに鮮明な映像で録画が可能。暗視装置付きで夜間でもはっきりと人物を確認できる。映像は24時間撮影を続けても、1カ月間保存されるという。

モニター室には捜査員数人が通い詰め、記録媒体が見つかった1月5日からさかのぼって解析作業に集中。複数の人物がネコと戯れる中で、首輪が付けられる直前の3日午後3時ごろ、片山容疑者がネコと接触したのを突き止めた。

 片山容疑者は平成17年、インターネット掲示板に大手レコード会社社員らの殺害予告を書き込み、脅迫罪などで懲役1年6月の実刑判決を受けていた。当時は他人の無線LANを不正利用する手口を使い、「絶対に捕まらないと思った」などと強弁していた。

 真犯人は記録媒体で「無実にもかかわらず、人生の大幅な軌道修正をさせられた」と不満を漏らし、遠隔操作ウイルスのほか、通信記録の追跡を困難にする「匿名化ソフト」を駆使して、サイバー空間の足跡を消し去ることに傾注した。

 だが、今年1月に突然、記録媒体の存在を明らかにした。一度は山に埋めたとして警察を振り回したが、最終的に江の島で実際に発見させ、「現実空間」に姿をさらすミスを犯した。

 防犯カメラは近年、事件捜査に欠かせないツールとなっている。

 平成23年1月、東京都目黒区で80代の夫婦が殺傷された事件では、高速バス乗り場付近の画像から、福島県に住む容疑者の足取りを解明。昨年5月に東京メトロ副都心線渋谷駅ホームで起きた殺人未遂事件では、容疑者が東武東上線朝霞台駅の改札を出たのをカメラの映像で突き止めた。

 昨年のオウム真理教事件の捜査でも防犯カメラの映像を積極公開し、高橋克也被告(54)を追い詰めたが、今回は真犯人側が証拠隠滅を図る恐れがあったため、公開を控えた。

 捜査幹部は「よほど自信があったのか、防犯カメラの存在を甘く見ていたのか。いずれにしろ現実空間に出てきてくれたことで、従来の捜査手法を生かすことができた」と強調した。

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防犯カメラってものは自分が悪いことしていなくても気になってしまうもんですねwww 興味をもってしまうと自分はどのような姿で録画されているのかと想像してしまいますね。 また幹線道路に設置されているNシステム(自動車ナンバー読み取り装置)というものがあるそうで。Nシステムらしき装置を通過するときはカメラに向かってつい手を振ってしまうw 顔まで撮されるのかなぁ~と思いつつ。 

なりすましウイルスの容疑者を逮捕できたのは防犯カメラがそこにあったから。という記事を読み、防犯カメラの有効性が実証された事件だと思わずにはいられませんね! 容疑者が捜査官にヒント(猫の首輪に付けた記録媒体)を与えた時点で捜査関係者は墓穴掘ったなぁ…江ノ島の街んなか捜索中 

        m9っ( ̄ー ̄)ニヤリッ 防犯カメラがあったわ♪

となったのでしょうか? 刑事ドラマでよく取り上げられる防犯カメラによる人物特定できたんだろうなと想像。 この事件をヒントに鑑識ドラマのストーリー1話できそうですねw

TV朝日の「科捜研の女」とか「臨場」とか好きなジャンルなもんですからついつい興味が沸いてしまいますニヤ(・∀・)ニヤ


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