春先の「黄砂」に有毒物質がくっついて飛来する [大気汚染]
北京の大気汚染、また深刻化 住民はガスマスクも (2013/01/30 CNN.CO.JP)
(CNN) 中国の首都北京で29日にかけて再び大気汚染が深刻化し、空の便の欠航や主要道路の封鎖が相次いだ。市内は有害なスモッグに覆われ、場所によっては200メートル先も見えない状況になっている。同国国営メディアが報じた。
有害物質含んだ濃霧のため、北京市内の公園でマスクをしながら太極拳をする人たち=29日(共同)
北京にある米大使館は現地時間の29日午後8時の時点で、有害なレベルの大気汚染が過去24時間にわたって続いたとして、屋外での活動を控えるよう勧告。特に心肺疾患を持つ人や高齢者、子どもは外出を避け、あまり動き回らないよう呼びかけた。
北京で大気汚染が有害レベルに達したのは今年に入ってこれで4度目。地元メディアは「ひどい大気汚染だ。市民の健康に良くない。当局にはこの環境を何とかして欲しい」「自分のオフィスビルの屋上部分が見えない」といった人々の声を紹介している。
国営新華社通信によれば、大気汚染のあまりのひどさに、普段のマスクをガスマスクや防護マスクに着け替えた歩行者もいるという。
北京市内の小児科病院によると、呼吸器系疾患のため同病院で手当てを受けた子どもは1月だけで過去最高の9000人に達した。大半はスモッグが原因だという。
気象当局によると、30日夜には積雪と降雨が予想され、大気汚染は解消される見通し。
中国の有害濃霧、日本の面積の3倍に 病院取材を制限 (2013/01/30 産経新聞)
中国環境保護省は29日、中国で深刻化している有害物質を含んだ濃霧が日本の国土の3倍以上に当たる約130万平方キロを包み込んでいると発表した。北京の病院は大気汚染を原因とする患者に関する取材を拒否、上部機関から指示があったと明らかにした。
同省によると、北京、天津と河北、山東両省で、6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」を記録。吉林省など東北地方や河南、湖北、陝西、四川各省など内陸部では2番目に悪い「重度の汚染」となった。
大気汚染の主要原因となっている車の排ガスなどに含まれる直径2・5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2・5」の数値について環境保護省は「28日よりも明らかに悪化している」とした。(共同)
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春先に大陸から飛来する「黄砂」にはやっかいな有毒物質がくっついているようですね! 大陸と日本国の間には黄海・東シナ海がありますので黄砂の一部は海に溶け込みますが残りは日本列島に飛来しますわ、春先の黄砂がひどいとき(西風が強いとき)はマスクの着用すべきですね!呼吸系疾患予防のためです。 風邪・インフルエンザ予防以外にもマスクを使うハメになるとはね!
以前、TVドキュメンタリーだったか新聞の読み物だったか…鹿児島県の屋久島の宮之浦岳に降り積もる雪を調べたら黄砂に混じって有毒物質が含まれていたという話がありましたわ、大陸から遙か離れた屋久島の宮之浦岳で大陸から飛来したと思われる有毒物質が見つかるとはオドロイタもんです。屋久島の宮之浦岳の雪はかき氷感覚では食べられませんわ、きれいじゃあ無いw