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米国医学界ではiPS細胞使って治療始めているわ! [病気全般]

iPS心筋移植、ハーバード大で…初の臨床応用     (2012/10/11    読売新聞)

 あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を米ハーバード大学の日本人研究者らが6人の患者に実施したことが、10日わかった。

   20121010-863596-1-N.jpg 今回の治療に使用された心筋細胞(森口客員講師提供)

 iPS細胞を利用した世界初の臨床応用例で、最初の患者は退院し、約8か月たった現在も元気だという。ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京都大の山中伸弥教授がマウスでiPS細胞を作製してから6年、夢の治療として世界がしのぎを削る臨床応用への動きが予想以上に早く進んでいる実態が浮き彫りになった。

 iPS細胞を利用した心筋の細胞移植を行ったのは、ハーバード大の森口尚史(ひさし)客員講師ら。森口講師は、肝臓がん治療や再生医療の研究をしており、東京大学客員研究員も務める。現地時間10、11日に米国で開かれる国際会議で発表するほか、科学誌ネイチャー・プロトコルズ電子版で近く手法を論文発表する。

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先日、ノーベル生理学医学賞受賞した山中伸弥教授のiPS細胞生成させる技術とは違う方法で作られたiPS細胞のようですね。 こちらは2種類の化学物質を使っているようです。

 ハーバード大学研究チームのiPS細胞を用いた人間への心筋細胞移植は、患者の肝臓から肝臓の前駆細胞を採取、2種類の化学物質を用いてiPS細胞を作成。心筋細胞に変化させた後に冷却装置を用いて大量増殖させる、重症心不全患者に注入。

米国ではすでの6人の重症心不全患者にiPS細胞を使った治療が行われているとはねぇ~進んでいるなぁ…と感じてしまいましたわ。 iPS細胞を使った治療で心不全を患った人が快方に向かえば心臓移植を待たなくてすむかもね。重い肝臓病や腎臓病患者にも応用できるんでしょうね…日本ではiPS細胞を使った医療の認可はまだまだ先のようで~慎重派なんだろう。

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私は糖尿病患っているんですが、以前通っていた病院の担当医が日本は治療薬の認可に時間がかかりすぎで欧米諸国より数年遅れているって、投薬量とか値段とか改定するのに時間かかりすぎだと言っていましたわ。


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