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大分県佐賀関の第1大煙突一世紀の役目を終える [巨大建造物]

関のシンボル撤去へ 老朽化の第1大煙突       (2012/09/12     大分合同新聞)

1916年に完成し、「関の大煙突」として親しまれてきたパンパシフィック・カッパー佐賀関製錬所(大分市佐賀関)の第1大煙突(高さ167.6メートル)が老朽化のため解体・撤去されることになった。完成当初は世界一の高さを誇り、威容は佐賀関地域のシンボルとなっていた。だが現状のままでは安全性が保てないとして、約100年の歴史に幕を閉じることになった。10月から解体作業に入る予定。
        2012_134741246813.jpg 解体・撤去されることになったパンパシフィック・カッパー佐賀関製錬所の第1大煙突(左)=11日、大分市佐賀関

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  製錬所によると、第1大煙突は鉄筋コンクリート製で、当時の久原鉱業が製錬施設を設けた際に建設した。「世界一」は1年ほどで米国の煙突に抜かれたという。銅の製錬作業時に出るガスを無害化し、水蒸気などとして排出するために現在も利用している。1972年には高さ200メートルの第2大煙突が完成、並び立っている。
 第1大煙突は長年、風雨にさらされてきたこともあり、ここ1年で先端部を中心に損壊が進み、工場内で煙突周辺は立ち入り禁止になっている。佐賀関製錬所は「危険性や安全上の観点から解体の方向で最終調整をしている」と説明。煙突が果たした役割を踏まえ、記念碑の設置も検討している。
 撤去後は第2大煙突に機能を集約させるため、解体工事中も含め操業への影響はないという。

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大分県大分市佐賀関にあるパンパシフィック・カッパー佐賀関工場の第1大煙突が解体されるようです、この新社名にはなじみが薄いですねw 日鉱佐賀関の煙突といえばピンときますわ。 佐賀関の大煙突は天気がよければ大在埠頭や坂ノ市の丘陵地からでもくっきり見えますね…佐賀関といえば二つの大煙突というイメージがあるんですょね。 よくもまぁ約100年も鉄筋コンクリート製の煙突が使えたと思いますわw 大正時代、この大煙突の建設に携わった土建屋ってすごいナって思った♪

上記の画像は小さすぎて第1大煙突の先端の欠損部分が判りづらいです(><)

工場の写真撮影好きな人はぜひ解体する前の第1大煙突の雄姿を撮って欲しいですね!


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