ポピー(芥子)って園芸種だけ植えることできる [社会問題]
違法な「ケシ」根絶へ 県東部保健所 (2012/05/23 大分合同新聞)
県東部保健所は、麻薬の原料となるため、栽培が禁止されている「ケシ」の根絶に力を入れている。同保健所衛生課食品衛生・薬事班は「気温が上がり、ケシが開花する5、6月は発見しやすい時季。『違法なケシかも』と思ったら、すぐに連絡を」と情報提供を呼び掛けている。
栽培が禁止されている「アツミゲシ」。4枚の花びらがあり、薄紫や赤の花が咲く。葉が茎を抱き込むように付いているのが特徴
ケシの中には、ヒナゲシやオニゲシなど植えてもよい品種もある。栽培が禁止されているのは▽つぼみや茎に生えている毛が少量▽葉が茎を抱き込むように付いている―などの特徴があるケシ(ソムニフェルム種)やアツミゲシなど。栽培はあへん法で禁止されており、意図的な栽培は取り締まりの対象になる。
2年前から自生が確認されている杵築市内の空き地では、同班職員がアツミゲシ約150株を刈った。前年に比べて株数は減ったものの、すぐ近くの空き地でも自生が見つかったため、引き続き警戒を続けることを確認した。
同班では蓄積されたデータから、おおよその自生地域を把握しているが、風や動物を介して種子が運ばれるため、別の場所で自生していることもある。過去に自生が確認された場所を中心に、毎年この時季に巡回し、刈り取っている。
一方、家の庭などで見つかるケシの多くは「近くに咲いていて、きれいだったので持ち帰って植えた」「友人に株分けしてもらった」など、違法と知らずに栽培されているケースがほとんど。ケシは繁殖力が強いため、何げなく植えたまま放置していると、庭一面が“違法な花畑”になってしまうこともあるという。
同保健所管内では昨年、2158株を刈り、焼却処分した。同班は「花が直接、人体に影響を与える可能性は低いが、麻薬に精製されれば犯罪につながる」と注意を呼び掛けている。問い合わせは同班(TEL0977-67-2513)まで。
大麻・けしの見分け方-厚生労働省「PDF」 www.mhlw.go.jp/houdou/2009/04/dl/h0424-1b.pdf
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家の近くの県道花壇にポピー群生があったので種を持って帰ったら翌年しっかり咲きましたわ…幹・葉っぱは大きくなるが花が小さいのにはオドロキ。 上記のけしの見分け方「PDF」を見ても園芸種のようなので一安心www
ポピーって花は見た目がかわいいので植えたくなるもんです。 毎年今頃が花の咲く頃ですから「違法ケシの撲滅運動」があるようですね! 違法ケシの美しさに園芸ファンとしては悔しい思いですね。