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身近な植物の特性が省エネ発電のヒントになるのか? [科学技術]

「くるくるカエデの種子」ヒントに新型風車 福島大 弱い風でもよく回る    (2012/04/14     産経新聞)

くるくると回転しながら落下するカエデの種子をヒントにしたプロペラで、弱い風でも効率よく回る新型風車を、福島大の島田邦雄教授(流体工学)が開発した。島田さんは「原発の問題で苦しむ福島から、新しいエネルギー技術を世界に発信したい」と意気込んでいる。

 紅葉狩りが趣味の島田さんは、カエデの種子が落下する際に勢いよく回ることに着目した。プロペラの羽根をカエデの種子に似せて三味線のばちの形にカットした上で、先端を曲げると、従来の風車に比べ回転数が5倍以上になり、発電量も最大で十数倍に上がった。

 プロペラの直径が約16センチの小型風車であれば2000円ほどの費用でつくることができ、エアコンから出る風でも約2時間で携帯電話1台の充電が可能という。

世界に羽ばたく高効率のカエデの種型風車  http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/lcslab/kenkyujirei/index.html

 低炭素社会を目指して、右図に示すように、再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電、マイクロ水力発電など)を一家庭や一学校、一事業体において生み出し利用するエコハウスが注目される中、家庭に一台の普及を目指したコストが低い新しい小型風力発電が開発された。(右図参照)カエデの種の落下からヒントを得た新しい風車(カエデの種型風車)で、従来のプロペラ型風車に比べ、電力が11.5倍、回転数が3.5倍、トルクが6.5倍となり、低風速で高効率・高回転・高トルクを実現に成功した。

          shimadabest.jpg

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身近にある植物のもつ特性が省エネ発電のヒントになるとは…風力発電の新しい発見は羽の角度を少しばかりネジルと微風でも風車が回るんですね。 自然界には省エネのヒントが転がっている!ということなんですね。


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