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「トマトが赤くなると医者が青くなる」という諺がありますが [科学技術]

「トマトにメタボ改善効果」の報告書で広がる品薄 寒さも拍車    (2012/02/18    産経新聞)

「トマトがメタボリック症候群の改善に役立つ」との研究報告が発表されたことで、トマトジュースなど関連商品が品薄になっている。もともと冬場はトマトの売れ行きが鈍る時期で、季節外れのブーム到来にメーカー側の供給が追いつかなくなり、カゴメは一部製品の販売を休止した。今年は例年以上の寒さで取引量も減少しており、品薄に拍車をかけている。

 トマト人気が急上昇したのは、京都大学などの研究チームが2月に「トマトから脂肪燃焼を活性化させる新成分が見つかった」との研究報告を米科学誌に発表した直後からだ。

 大手スーパー、イトーヨーカドーでは、生トマトや缶入りホールトマト、トマトジュースといった関連商品の売れ行きが前年比2~3割増となっている。商機とばかりにトマト関連商品を集めた特設コーナーを設けるコンビニエンスストアも登場している。

 特に生トマトを凝縮して摂取できるトマトジュースに人気が集中。インターネット通販の楽天市場では2月に入って野菜ジュース全般の売上高が前年比60%増と大幅に伸びているが、トマトジュースが大半を占めているとみられている。

 トマトジュースをネット販売する出店業者は「ふだんは夏場によく売れるが、最近になって問い合わせが急増している」という。

急な販売量の増加にメーカー側も対応に苦労している。カゴメでは、トマトジュースが店によっては通常の3倍以上の売れ行きで、一部のコンビニやスーパーで販売している「カゴメトマトジュース280グラムペットボトル」は、15日から販売を休止した。

 同社では「製造が追いつかなくなった。供給体制を整え、2月末をめどに再開する」としている。伊藤園でもトマトジュースの販売量が通常の2~3割増。在庫がなくなりつつあり、増産態勢に入っている。

 東京都中央卸売市場によると、寒さでハウスものの生育が遅れ、トマトの取引量は前年比1割減少しているという。卸売価格は3割高で、消費者の手に届きにくい原因にもなっている。

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インフルエンザ予防にヨーグルト、メタボ改善にトマト食ですか…。

どちらも品薄だそうで、「メタボ改善にトマト食」は京都大学の河田照雄教授グループと日本デルモンテの共同研究でそうですね。 論文の発表時期が悪いわ、冬場でトマトの生育がわるいし品薄、これが夏場だったら品薄にはならなかったかもね…。

今年は冬場の温度低すぎ、外気温が低ければビニールハウス育ちのトマトでも出荷されるまで時間がかかりそうですね、スーパーの野菜売り場で見かけるトマトはつぶがそろっていないです、袋詰めのトマトにはミニトマトサイズのまで入っていますわ。トマト農家の方規格外トマトも袋詰めしていらっしゃるわ、規格外トマトだろうと味に変わりはないんですけどね。

ネット徘徊中に見つけた京都大学・河田照生教授のページです、興味のある方がご覧になってみてくださいね。

トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2011/120210_1.htm

春先になりますとトマトの苗がホームセンターや花屋の店先で見かけるようになりますね!プランター植えの家庭菜園でトマトを作ってみるのも良いかも。最近は飲料品メーカーから独自に開発されたトマトや野菜の苗が売られています。 

たとえば、日本デルモンテのトマト苗にはこのようなものがあるんです。http://www.delmonte.co.jp/garden/grow/v_product/index.html 画像を見るとこんなトマト食べてみたい!という気分になるんですが注意書き読んで育ててみてもなかなか上手くいかない要領つかむまで失敗の連続ですね…要領が解ったときに実るんです。


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