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福島原発1号機の所長を評価するべきです [原発事故]

「本店に盾突く困ったやつ」「気骨ある」 福島第1原発の吉田所長   (2011/05/26   産経新聞)

 東京電力福島第1原発の事故収束へ2700人の作業員を束ねる吉田昌郎所長(56)は昭和30年、大阪府出身。菅直人首相(64)と同じ東京工業大学で工学部を卒業後、同大大学院で原子核工学を54年に修了し東電へ入社した。通商産業省(現経済産業省)も内定していたが、大学の先輩の勧めで東電を選んだという。

 原子力の技術畑を歩み、福島第1、第2両原発の発電部保守課、ユニット管理課などを経て平成19年から本店の原子力設備管理部長、22年6月から現職。第1原発での勤務は4回目となった。

 身長180センチで学生時代はボート部に所属し、社内の評価は「豪快」「親分肌」。原子力委員会の専門委員で4月に第1原発を視察した独立総合研究所の青山繁晴社長(58)は東電社員から「自信過剰」「本店に盾突く困ったやつ」との評価を聞いたが、「あの官僚主義から抜けきれない東電にあって、気骨のある人物。現場を知らない本店に口答えをするのは責任感の表れだ」と話す。

 事故後、現場にとどまって指揮を取り復旧作業を支えてきた。青山氏が「余震で津波が押し寄せた場合どうなるのか」と問うたところ、「致命的だ」と包み隠さず答える誠実さを持ち、堤防設置などの対策をすぐに打ち出すスピード感もあったという。

 本店や原子力安全・保安院とをつなぐテレビ会議では、本店側に「やってられねーよ」と発言し物議を醸したことも。ただ、青山氏はこれを「堤防でなく土嚢で対応せよ」とする本店側への強い抗議の表れだったとみている。

 元同僚は「発電所のことは自分が一番知っているという自負があるのだろう。それがときには頑固に見える」。

 東電幹部は「大変なご迷惑をかけていることに違いはないが、事故が今の状況で済んでいるのは吉田の存在も大きい」とかばった。

海水注入「所長を支持」東電「あきれた組織」   (2011/05/26   産経新聞)

東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐる問題で、東京電力が実際は注入を続けていたと一転して発表したことを受け、佐々淳行元内閣安全保障室長は「東電の対応は危機管理の体をなしておらず、これほどあきれた組織だとは…」と語った。

佐々淳行元内閣安全保障室長の話

 

 「福島第1原発の所長の判断を支持したい。私も警察時代、現場を見ていない上層部から下りてくるむちゃな命令を何度も握りつぶした経験がある。そのまま従うとさらに大変な事態になるためで、今回も処分すべきは所長ではなく、官邸の顔色をうかがって中途半端な指示を出した東京電力の上層部ではないか。それにしても東電の対応は危機管理の体をなしておらず、これほどあきれた組織だとは思わなかった」

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関連記事を地元紙で読みました。

福島原発1号機の吉田所長の人柄談を読み「本店に楯突く困った奴」って…こういう性格の人好きですね、私は。

「本店に楯突く困った奴」と言われるぐらいだから、本店と施設投資のこととかで揉める事もあったのではないかと想像してしまいますね。 金を出し渋る本店に文句言いそうな感じw

原発の技術者だったら部外者から(たとえ政府関係者)であっても原子炉のことに口を出してもらいたくないでしょうね…特に知ったかぶりの菅直人氏とかねwww

すっから管が吉田所長を処分しろ!言ったそうですが…すっから管が首相の座が降りた方が日本国民は心が晴れますわ

 

 


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