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宮崎県で鳥インフルエンザの疑い→確認 [日本の農林水産業]

宮崎県で鳥インフル疑い 確認次第、殺処分  (2011/01/21  産経新聞)

農林水産省は21日、宮崎市の農場で死んだ鶏6羽について、鳥インフルエンザの感染が疑われると発表した。簡易検査で陽性反応が出た。宮崎県が詳しい遺伝子検査を行っている。

 現時点では高病原性とは確認できていないが、農水省は同日夜、防疫対策本部を開いて対応を協議。確認されれば、疫学の専門家ら8人を22日に現地に派遣する。

 農水省などによると、感染の疑いがある鶏が出たのは約1万羽を飼育する農場。21日午後5時ごろ、県に36羽が死んだとの連絡があり、簡易検査を実施した7羽のうち6羽が陽性となった。感染源やウイルスの毒性は不明だという。

 県は半径10キロ圏内にある養鶏場51カ所に鶏などの移動自粛を要請。周辺農場の鶏の健康状態の確認も急ぐ。高病原性と確認されれば、この農場の鶏を殺処分する。

 鳥インフルエンザは人には感染しないとされ、肉や卵を食べても影響はない。

 養鶏場での鳥インフルエンザは昨年12月、島根県安来市で確認された。感染が確認されれば、宮崎県では平成19年以来。野鳥では昨年10月以降、鳥取県などで5例が確認されている。

鳥インフル感染を確認 1万羽殺処分に着手 宮崎県  (2011/01/22  西日本新聞)

 宮崎市佐土原町の養鶏場でニワトリ36羽が死に、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た問題で、宮崎県は22日、詳細検査で6羽の高病原性鳥インフルエンザ感染を確認したと発表した。県は、この養鶏場のニワトリ1万240羽すべての殺処分に着手するとともに、半径10キロ圏をニワトリや卵などの移動制限区域に設定した。

 国内の養鶏場での高病原性鳥インフルエンザ発生は、昨年11月の島根県安来市以来で、今冬2件目。県によると、死んだニワトリはさらに10羽増え、計46羽となった。宮崎家畜保健衛生所(家保)の詳細検査では、7羽のうち6羽のウイルスがH5型と判明。強毒性かどうか検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送って調べる。

 殺処分には同県職員210人を動員した。22日中にも殺処分を終える方針。焼却は翌日までかかる見込み。移動制限区域を中心に、国道などに約20カ所の消毒ポイントを設け、一般車両も消毒した。家保は区域内にある養鶏場46戸(計約150万羽)を対象に立ち入り検査し、ニワトリの健康状態などを確認する。

 宮崎県は昨年以降、養鶏場約1000戸(飼育100羽以上)すべてを巡回し、防鳥ネットの設置や徹底消毒などを指導していた。岩崎充祐家畜防疫対策監は「対策を強化していたのに(家畜伝染病の)口蹄疫(こうていえき)と立て続けのことで本当にショック。県民に申し訳ない」と話した。

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鳥インフルエンザの感染経路がつかめないから防除しにくいですょね。宮崎県は防鳥ネットの設置や徹底消毒を指導したというが備えを活かせなかったのが残念ですね。食い止めるに徹してほしいです。

東国原元知事からバトンを渡された河野俊嗣知事、行動力を見せてくださいね!


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